「夢幻花」



東野圭吾さんの「夢幻花」


黄色いアサガオだけは
追いかけるな。

「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」
と著者自が語る会心作!
          ~「帯紙」より~



注:多少ネタバレ有です^_^;


夢幻花

内容(「PHP研究所」より)

独り暮らしをしていた老人・秋山周治が何者かに殺された。
遺体の第一発見者は孫娘の梨乃。梨乃は祖父の死後、
庭から消えた黄色い花のことが気にかかり、ブログにアップする。

ブログを見て近づいてきたのが、警察庁に勤務する蒲生要介。
その弟・蒼太と知り合った梨乃は、蒼太とともに、
事件の真相と黄色い花の謎解明に向けて動き出す。

西荻窪署の刑事・早瀬らも、事件の謎を追うが、
そこには別の思いもあった。




プロローグ1
1960年代に起こった殺人事件。
真一と和子夫妻は、刀を持った男に突然襲われ
真一は和子たちを守るように立ち塞がり
和子は蹲り娘を抱いた。

プロローグ2
毎年家族揃っていく朝顔市。
蒼太はそこで偶然孝美と出会い意気投合し
その後もメールでやり取りをする仲に
でも孝美は突然、メールも会ったりするのも終わりにすると
一方的に宣言して電話を切った。

本編
アマチュアロックバンドで活躍中の梨乃の従兄弟・尚人が自殺した。
そして祖父・秋山周治までもが何者かに殺されてしまう。
生前祖父が趣味で育てている花の写真を
ブログに載せる手伝いをしていた梨乃は
祖父が大事に咲かせた植物の鉢が亡くなっていることに気付く
もしかしたら祖父はその花の為に殺された?
自分なりに調べてみることに・・・
謎の黄色い花の写真をブログに載せた翌日
蒲生要介から花の写真を削除した方がいいと告げられ
その後出会った要介の弟・蒼太と協力して黄色い花の謎を追うことに。


本編ではさまざまな出来事が次々に起こるのですが
その出来事が2つのプロローグとどう繋がっていくのか?

先が知りたくて頁を捲る手を止められず一気読みでした!


ラストのエピローグで蒼太が言った言葉が重く心に響き
『世の中には負の遺産というのがある』
『それが放っておけば消えてなくなるものなら、
 そのままにしておけばいい。
 でもそうならないのなら誰かが引き受けるしかない。
 それが俺であっても構わないだろ』

そのことを伝えたくて東野さんは「夢幻花」を書かれた?

その言葉の意味は本書を読まないと伝わらないと思うので
気になる方は是非読んでみてください。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_02_09


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