「英雄の書」-そこは禁断の地




宮部みゆきさんの「英雄の書」


宮部みゆきさんの書く物語のジャンルは幅広い。
[現代ミステリー、時代小説、ファンタジー]

本作は小学生の女の子が主人公の、
壮大なファンタジー小説です。

小学5年生の森崎友理子(ユーリ)が、
中学2年生の兄・大樹の起こした事件の
(友人二人をナイフで刺しその後行方不明になる)
謎を捜すため兄の部屋にいると、
本棚から(赤い本のアジュに)声をかけられる。

アジュはユーリの兄・大樹は、「英雄」に憑かれてしまったと
告げる。
ユーリはアジュとともに、兄を救うため「無名の地」に
向かった。
 


読後の印象は、…。それを書くとネタばれに…^_^;
ICOよりは、本作のほうが私は好きです。



英雄の書 BOOK


内容(毎日新聞社より)

[上巻] 
お兄ちゃんが人を刺すなんて・・
<英雄>に取りつかれた最愛の兄を追って、
少女は物語の世界に降り立った。

そこで彼女は、すべての物語が生まれ帰する
一対の大輪を前に、恐るべき光景を目にしてしまう―。

[下巻] 
<英雄>を捕え兄を連れ戻すべく、
数多の物語を旅する少女の過酷な追跡が始まる―。

現代を合わせ鏡に、
いまを生きる私たちの姿を描き出すファンタジー。




ひとつ踏み誤れば、あなたも〈英雄〉に囚われ、
吞み込まれてしまうことでしょう。
〈英雄〉は強大です。
比類なく力を擁する完全な物語です。(本文より)




ファンタジーではあるけど、イジメ問題や傷害・殺人事件までしょっぱなから出てきて…結構ハードです。
エンディングについても…そうくるの!?ちょっとビックリ…。

でも、本がしゃべったり、その本がネズミになったり、
狼が人間だったり、ファンタジーのツボはしっかりと押さえて、
その上での哲学的な重みを持った後半のストーリー展開には惹きつけられた。






テーマ : こんな本を読んだ    ジャンル : 本・雑誌
 2014_01_22


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