「孤宿の人」ー哀切の物語





宮部みゆきさんの「孤宿の人」


加賀さまは鬼だ、悪霊だ。
この丸海藩にあらゆる災厄を運んでくる。

加賀殿の祟りを領民は恐れていた。

そんな加賀様が蟄居幽閉されているお屋敷に、
ほうは下女として入っていくことに…。

頑なに一人心を閉ざしていた加賀様だが、
無垢な心で仕えるほうに、次第に心を開いていく_。



「孤宿の人」を読んだのは今から約5年前、
細かい部分は忘れていたので、
下巻の後半部分を再読しました。

一部分を読んだだけなのに又泣きましたね!
(前に読んだ時は号泣でしたが)

宮部さんの時代小説を読むときはハンカチの用意を_
ほとんどの作品で泣けます。

帯紙にも「心揺さぶる感動巨編!」とありますが、正しく!!



弧宿の人 BOOK


内容(新潮社より)

北は瀬戸内海に面し、南は山々に囲まれた讃岐国・丸海藩。

江戸から金比羅代参に連れ出された九歳のほうは、
この地に捨て子同然置き去りにされた。

幸いにも、藩医を勤める井上家に引き取られるが、今度は
ほうの面倒を見てくれた井上家の琴江が毒殺されてしまう。

折しも、流罪となった幕府要人・加賀殿が
丸海藩へ入領しようとしていた。

やがて領内では、不審な毒死や謎めいた凶事が相次いだ。



あとがきに、本作品の発想の素は、
『“妖怪”の異名で知られる幕末の幕臣鳥居耀蔵が、
罪を受けて讃岐丸亀藩に永預となり、
明治元年に大赦を受けるまで、
そこで流人生活を送ったということにありました。』
と記してある。

鳥居耀蔵のことも調べて見たくなりました。





テーマ : 歴史・時代小説    ジャンル : 本・雑誌
 2014_01_18


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