「人質カノン」



宮部みゆきさんの「人質カノン」



“犯人の不思議な落し物”

“深夜のコンビニで悲喜劇の幕があいて…!?”

街の片隅の小さな大事件、珠玉のミステリー7編。
                 ー帯紙よりー



『人質カノン』
 深夜のコンビニで起きた強盗事件。
 身勝手な、やるせない事件に巻き込まれた逸子。

『十年計画』
 深夜に乗ったタクシー
 ラジオから洋楽のスタンダード・ナンバーが流れるなか
 女性ドライバーが語る殺人計画
 

『過去のない手帳』
 和也が、電車の網棚で偶然拾った女性誌の中に
 青い手帳が挟まれていた
 すると、その手帳に書かれていた女性の名前と
 同じ名前の女性が行方不明になっていると
 新聞でみつけ…。
 
『八月の雪』
 充のクラスメイトがひどい苛めにあい自殺した。
 充も同じ生徒に殺されると、必死に逃げ出したとき 
 事故に遭ってしまう。
 自宅にこもって外に出られなくなった充
 お爺ちゃんの遺書が出てきたことで
 お爺ちゃんが20歳の時にかかわった
 二・二六事件に興味を持つ。
 
『過ぎたこと』
 「過去」に出会ったことはある。
 幽霊が死に切っていない人の
 魂のことであるならば、 
 「過去」は想い出という形に成仏していない
 時間の幽霊だろう。~本文より~

『生者の特権』
 田坂明子は、身を投げて死ぬのに格好の
 ビルやマンションの屋上をを探して
 町中をうろうろしていた。そんなとき
 小学校の門をよじ登ろうとしていた
 白いシャツを着た子供が目にとまった…。
 この子はこんな真夜中に何をしているの?

『漏れる心』
 「お母さん、お母さん起きて」 
 「リビングに雨が降っているよ」
 マンションのトラブル話?と思い
 読んでいたのですが
 思いのほか…寂しいお話でした。



人質カノン

内容(「BOOK」データベースより)

「動くな」。

終電帰りに寄ったコンビニで遭遇したピストル強盗は
尻ポケットから赤ちゃんの玩具
ガラガラを落として去った。

事件の背後に都会人の孤独な人間模様を
浮かび上がらせた表題作「人質カノン」

タクシーの女性ドライバーが
遠大な殺人計画を語る「十年計画」など、
街の片隅、日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇を収録。



短編でここま心に響く作品を描くことができる
宮部さんは、やはり凄いです!

心の琴線に触れる珠玉の物語ばかりでした。






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_12_24


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