「薔薇を拒む」



近藤史恵さんの「薔薇を拒む」


(単行本帯紙より)
“美しい少女との目眩く日々は。
   歪んだ愛の代償は?”


真実はつねに、だれかの傷と繋がっている。
もし、触れられて痛む傷を持たない者ならば
それを暴くこともできるかもしれない。(本文より)


本書「薔薇を拒む」、サスペンスというよりは
主人公・博人の回顧録的な物語?


美しい少女の住む洋館で
3年の契約で務めることになった二人の美少年。

こうくれば、耽美的な作風を想像してしまいますが
以外にあっさりと纏めていたように思います。


『エデン』『サヴァイヴ』を読んだ後だったので
頭を切り替えるには、程良い作品でしたよ。



薔薇を拒む

内容(「BOOK」データベースより)

施設で育った内気な少年・博人は、
進学への援助を得るため
同い年の樋野と陸の孤島にある屋敷で働き始めた。

整った容姿の樋野には壮絶な過去が。

博人は令嬢の小夜に恋心を抱くが、
陰惨な事件で穏やかだった生活は一変する。

それは悪意が渦巻く屋敷で始まる、
悲劇の序章に過ぎなかった―。




本作は、近藤さんには珍しく、登場人物の描き方が
淡泊だったように思います。

博人の視点のみで、物語が展開していくので
他の人物像が希薄になるのも仕方がないのですが。


それにしてもエンディングこうきたか!
予測のつかない終わり方にビックリ!

ただもっと劇的な終わり方を、勝手に期待していたので
少し物足りなかったかな…^_^;

…起きてしまった出来事は劇的でしたが
登場人物の内面があまり描かれていないので
衝撃が?伝わりにくかったのかもしれませんね。


重箱の隅をつつくようなコメントばかりで…^_^;
でも、一気読みするほど面白い本でしたよ!

いつもの近藤さんをイメージせずに読むといいのでは!?






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_11_25


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