「沈黙の橋」



東直巳さんの「沈黙の橋」


“二つに引き裂かれた軌跡が、男たちの運命を弄ぶ__”

“東西に分断された札幌。
 南日本の諜報工作員は、後戻りの出来ない橋を
 渡ろうとしていた…。”
                   ー「帯紙」よりー

本書に描かれていることは全てフィクションですが
旧東西ドイツを思い起こさせられる
(東西分離時代のドイツとベルリンを日本に置き換えた?)

社会主義圏の日本民主主義人民共和国(北日本)と
民主主義圏の日本共和国(南、日本)
そこで繰り広げられる諜報戦。

北から亡命しようとしている「マウンテン」
北に捉えられた「クレヨン」を助けるため
東札幌に向かった「ホィスパー」
それぞれの思惑の行きつく先にあるのは…


沈黙の橋

内容(「BOOK」データベースより)

日本共和国(南日本)の情報機関所属の諜報工作員・岡田隆は、
東日本で捕捉された潜伏工作員の救出のため、
東西に分断された札幌へ向かった。

一方、日本民主主義人民共和国(北日本)の
国境警備局次官の平良忠孝は、
仲間の救出のため、越境潜入した南日本の工作員に、
自身の亡命を賭けようとしていた。

運命の時は、国境の橋を越えて迫りつつあった…。



東さんの作品だけあって(異色作でも?)泣かせどころもあり
ただのスパイ小説ではなかったです。

語り部が次々に変わるので(登場人物総出?)
前半部分ではなかなかストーリーを把握出来なかったのですが
半ばを過ぎる頃には頁を捲る手を止められず
一気にエンディングへ
…エンディングには泣かされました。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_09_21


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