「ねむりねずみ」




近藤史恵さんの「ねむりねずみ」


「サクリファイス」の記事にて
Mさんより頂いたコメントに
『近藤史恵さんの「ねむりねずみ」は読んだのですが』と
コメントされていて…私は未読だったので「読みたい!」と思い
早速、読ませてもらいました(^^)
Mさんありがとうございますm(__)m


タイトル変わっていますよね?
「ねむりねずみ」って何だろう?
物語の中に納得のいく説明を見つけました。
『ネムリネズミとお医者さん』という絵本の詩、だそうです。

“ねむりねずみは幸せだった。
 目を閉じていたから、菊の花は見えなかった。
 頭に浮かぶのは、ただ、
 青いヒエンソウ、赤いゼラニウム”

本書を読み終えた後にこの詩を読み返すと
なんとも言えない気持ちに…

“そう、たぶんかれはねむっているのだ。
 舞台という華やかな夢のなかで、目覚めるため。
 その夢で生きるため、かれは日常をねむり続ける。”


『惚れた男はねむりねずみ。
 ちっともわたしの愛にこたえようとしない…
 どこまでも平行線を辿る愛の行方
 梨園を舞台に、愛と疑惑と殺人の三幕の悲劇』
                  ~帯紙より~



ねむりねずみ

内容紹介(「東京創元社」より)

失語症状を呈し始め役者生命の危機に瀕する若手歌舞伎役者と、
後ろめたさを忍びつつ夫を気遣う若妻。

第一幕に描かれる危うい夫婦像から一転、
第二幕は劇場内の怪死事件へ。

大部屋役者瀬川小菊とその友人今泉文吾は、
衆人環視下における事件を手繰っていくが……。

梨園を巻き込んだ三幕の悲劇に際会した名探偵は、
いかなる真相を導くか?



本作「ねむりねずみ」の登場人物には
あまり共感できなかったなぁ…
特に、女性陣に?
(一子には同情してもよさそうだけどね)
ミステリーだから共感しすぎても困りますが^_^;
物語としては面白かったので
特に歌舞伎好きの方にお薦めです(^_-)-☆

共感出来る登場人物、ひとりだけいました!
しがない中二階の瀬川小菊のキャラクターよかったです。

歌舞伎に対する真摯な思い
歌舞伎界の光と闇を知りながらも
その世界に魅せられてしまった小菊

沢山の小菊に支えられて
歌舞伎界は成り立っているんですよね
これから歌舞伎を見る目が変わってしまうかも?
そんな予感をさせてくれる物語でした。
“小菊応援しているよ!!”






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_07_12


Comments

 

こんにちは。
私もこの本読んでみたいなと思ってたんです。
それというのも「桜姫」を読んだら「ねむりねずみ」の続編だったらしくて登場人物の関係性がイマイチよくわからなかったんですよ。
でも物語はとってもおもしろかったです。
私も瀬川小菊好きです。小菊がいてくれたおかげで物語が暗くなりすぎず楽しめました。

それと、リンクしたいなと思ってるのですがいいでしょうか?
さや  URL   2014-07-12 13:00  

Re: タイトルなし 

さやさんこんにちは。
コメントありがとうございますm(__)m

私もさやさんのブログを毎回楽しみに読ませて頂いているので
こちらこそ相互リンクで宜しくお願いします。

「桜姫」、私はまだ読んでいないので
是非読みたいです。
瀬川小菊、「桜姫」でも明るく活躍しているようなので
今から読むのが楽しみです(^^)
SHION☆彡  URL   2014-07-13 19:31  

 管理者にだけ表示を許可する


02  « 2020_03 »  04

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.