「グスコーブドリの伝記」




宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」


昨日に引き続き、宮沢賢治作品を紹介したいと思います。

「グスコーブドリの伝記」は、
賢治の代表的な童話の一つであり、
生前発表された数少ない童話の一つでもある。
と(Wikipedia)に記されていましたが
本作も「銀河鉄道の夜」と同様に、
賢治の童話の中であまりにも有名ですね。

盛岡高等農林学校で地質調査研究を行い、後に
農業学校で先生をしていた賢治らしいエピソードが満載の本作

火山が爆発すると気温が上がる
CO2ガスの噴出で温暖化させるという冷害対策等
専門家ならではの見識に唸らされる。


ますむらひろし版「グスコーブドリの伝記」
グスコードブリの伝記 漫画

<内容>
イーハトーブ森の木樵りの息子として
両親と妹と穏やかに暮らしていたグスコーブドリは、
森を襲った冷害のため家族を亡くし
一人ぼっちになってしまいます。

それでもブドリは、生きるために精一杯働き、
やがて成長し火山局に勤めるようになります。

そこに再び大きな冷害が襲ってきました。

あの悲劇を繰り返さないためには、
火山を人工的に噴火させ、その熱で防ぐしかありません。

しかし、そのためには誰かが犠牲となって
火山局に残らなければなりません。

その時、ブドリは決心します。

両親が自分を生かしてくれ、工場長が自分を鍛えてくれ、
火山局の博士が自分に教えてくれたこと、
それは何のためだったのか。

そしてブドリはただ1人火山局に出かけて行きます。

それは大自然という神への挑戦であり、
神との和解の第一歩でもあったのです。



アニメーション映画


グスコードブリの伝記 アニメ

解説(「Yahoo!映画」より)

岩手出身の児童文学作家、宮沢賢治の童話
「グスコーブドリの伝記」を映画化したアニメーション。

擬人化した猫をキャラクター化し、
幼いころ、冷害で家族を失った主人公が成長し、
再び遭遇した冷害を必死に食い止めようとする姿に迫る。

以前も宮沢の名作「銀河鉄道の夜」を映画化した
杉井ギサブロー監督と、
キャラクター原案担当のますむら・ひろしのコンビが復活。

主要キャラクターのブドリと妹ネリの声を、
小栗旬と忽那汐里が務める。

キュートな猫たちが活躍する、
心温まる物語が感動を呼ぶ。




あらすじ(「Yahoo!映画」より)

イーハトーヴの森で家族と暮らしていたグスコーブドリは、
森を直撃した冷害のせいで両親と妹を一度に亡くしてしまう。

たった一人残された彼は懸命に働き、
長じて火山局で働き始めるが、
またしても大規模な冷害が発生する。

かつての惨事を二度と繰り返さないようにするため、
グスコーブドリは自分の身を呈して冷害の被害を防ごうとする。



原作と映画では多少違う部分もありましたが
映像・音楽がとても美しく、素敵な映画でした。
特に、小松亮太さんの音楽が
映画の世界観とすごくマッチしていて素晴らしかったです。
(バンドネオンの、もの悲しい音色がよかったですね♪)

そして主題歌、小田和正さんの
『生まれる子供たちのために』には、泣かされました(T_T)





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_06_19


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