「ねじの回転」

Category: あ行の作家 > ・恩田陸   Tags: 恩田陸  

恩田陸さんの「ねじの回転」


本書「ねじの回転」は、歴史小説ではありますが
恩田作品なので、さすがに一筋縄ではいきません。

読み終えた後、タイトル「ねじの回転」に納得しました。

二・二・六事件は、あまりにも有名な
あらゆるメディアで表現されている近代史で
それを恩田さんが描くとこうなるのか
ホントに、“凄い作品です!!”

エンディングに心揺さぶられ
もう一度最初から読みなおしたくなるほど。


ねじの回転 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

「不一致。再生を中断せよ。」

近未来の国連によって、
もう一度歴史をなぞることになった2.26事件の首謀者たち。

彼らは国連の意図に反して、
かつての昭和維新を成功させようとするが。

恩田陸渾身の歴史SF大作。




「本当に、俺たちは負けるんでしょうか?」
「なんだと」
栗原の大胆な発言に、安藤は戦慄した。
この先、この男が何を言い出すのかが恐ろしかった。
しかし、栗原の発言は、彼の心の声でもあった。
恐ろしくても、聞かずにはいられない。
「俺たちは昭和維新に失敗し、処刑される。
そのあとどうなったかは、奴らに聞かされた話でしか知らない。
俺たちは、世界の人間を助けるために、
もう一度この四日間をやり直すとしか聞かされていない
この四日間が、歴史の転換期として選ばれたのだと」
(本文より)


歴史をやり直すことは可能なのか?

時間旅行(タイムマシーン)を使い
近未来の国連が、歴史に介入する…

何度も何度もあの日を繰り返す
パラレルワールド

 



テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_06_16


Comments

No Subject 

この本、鳥肌が立つくらい面白かったです。
二・二六事件を扱った小説ってたくさんありますが、
これだけSFよりのものはなかなか見ないですよね!

オチは見事としか言いようがありません。

他の二・二六事件を扱った小説では、宮部みゆき「蒲生邸事件」もSF名作だと思います。
なお  URL   2014-06-16 22:52  

Re: No Subject 

なおさん、コメントありがとうございますm(__)m

私も、宮部みゆき「蒲生邸事件」読みました。
「ねじの回転」と同様に、とても面白かったです。

SFの中に、ヒューマンストーリーをしっかりと描いていて
両作品とも、読後の余韻からしばし抜け出せなかったほど

ホントSF名作ですよね。
SHION☆彡  URL   2014-06-16 23:28  

 

『蒲生邸事件』面白かったです。
恩田陸さんの本は、また読んだことがないのですが、内容をちら見するだけで、ドキドキしちゃいます。
是非とも、恩田陸さんの世界を覗いてみたいです☆。
ねこぱんち  URL   2014-06-19 21:30  

Re: タイトルなし 

ねこぱんちさん、コメントありがとうございますm(__)m

恩田陸作品、様々なジャンルを網羅していて面白いですよ!!

(まだ紹介していないのですが)他にも面白い本が沢山あります!
たとえば、「月の裏側」(ホラー)や、「夏の名残りの薔薇」(ミステリー)
「上と外」(アクション」、「エンドゲーム」ファンタジー?、etc…

どの本もお薦めですよ~(^_^)v
SHION☆彡  URL   2014-06-20 00:39  

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