「六番目の小夜子」ーあなたも赤い花を活けに来たの?

Category: あ行の作家 > ・恩田陸   Tags: 恩田陸  



恩田陸さんの「六番目の小夜子」


本書「六番目の小夜子」は、恩田陸さんのデビュー作です。

デビュー作品でこのクオリティーの高さ。
凄いです恩田さん


小夜子の持つ独特な世界観がとても面白い。
そして、かっちりとした答えのないあいまいなエンディング…
そこがまたいいですよね。

恩田ワールド、デビューから全開です!


六番目の小夜子 BOOK

あらすじ(「新潮文庫」より)

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、
美しく謎めいた転校生。

高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。

三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、
見えざる手によって選ばれるのだ。

そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。

学園生活、友情、恋愛。

やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、
漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。



NHKでドラマ化されました


六番目の小夜子 ドラマ

潮田玲はバスケに夢中な中学二年生。

彼女の通う西浜中学校には、
「サヨコ」に関する奇妙な言い伝えがあった。

三年に一度、一人の生徒がサヨコとして「選ばれ」、
「約束」を果たす。

成功すると「大いなる扉」が開かれ、
その年の西浜中の生徒には幸福になり、
三年後、次のサヨコが出現するというのだ。

約束は三つ。

「一、サヨコは赤い花を活ける」
サヨコに選ばれた生徒には、
ある日ポストに小さな鍵が送られてくる。
その生徒は始業式の朝、
鍵で北校舎の決まった棚にしまってある花瓶を出し、
「赤い花」を決まった場所に活けなければならない。

「二、サヨコはサヨコを演じる」
鍵と同封されてくる「台本」で、文化祭初日、
全校生徒の眼前でサヨコの芝居を上演しなければならない。

「三、サヨコはサヨコを指名する」
サヨコになった生徒は卒業する時、
誰かにあてて密かに鍵を送らなければならない。

今年のサヨコに選ばれたのは誰?


第1回「謎の転校生」
第2回「亡霊」
第3回「見えない敵」
第4回「謎のメッセージ」
第5回「不思議なうたごえ」
第6回「七夕の秘密」
第7回「罠」
第8回「恐怖の文化祭(前)」
第9回「恐怖の文化祭(後)」
第10回「サヨコはここにいる」
第11回「サヨコの正体」
最終回「そして扉が開く」。


(cast)
潮田玲⇒鈴木杏さん

津村沙世子⇒栗山千明さん

関根秋⇒山田孝之さん

花宮雅子⇒松本まりかさん

唐沢由紀夫⇒勝地涼さん

※ドラマでの主人公・潮田玲は、原作には登場しません。



ドラマ版は、登場人物や内容設定が
原作と違う部分もありましたが、とても面白かったです。

原作の持つ不思議感や、
登場人物の思春期の不安定な内面など
とても上手く描かれていて
恩田作品のもつ、読後の独特な余韻を、
ドラマでもしっかりと感じ取ることができました。





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_04_12


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