高橋克彦「火怨 北の妖星アテルイ」





高橋克彦「火怨」

10年以上も前に読んだ本ですが、
今でも読んだあとの衝撃と痛切な悲しみを覚えています。

東北の民、蝦夷のリーダー阿弖流為(アテルイ)と、
朝廷軍の戦いを描いているのですが、
迫真に迫る人物・背景の描写が、映像として押し寄せ、
物語の中へと引き摺りこむので、
読み始めたら止まらなくなり、
長編小説ですが上下巻一気に読んでしまった。


古代東北の歴史を、この本を読んで初めて知りました。

すごく重たい物語ですが、学校の歴史の時間に習った
「坂上田村麻呂の東北征伐」だけの知識しかなかった私に、
歴史の面白さを教えてくれた大切な本です。




火怨 BOOK

あらすじ(「BOOK]データベースより)

辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、
平和に暮らしていた陸奥の民。

八世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、
蝦夷の若きリーダー・阿弓流為は遊撃戦を開始した。

北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。

古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、
吉川英治文学賞受賞の傑作。



「炎立つ」「火怨」「天を衝く」、
陸奥(みちのく)の男たちの熱き魂を描いた
歴史巨編「三部作」のひとつです。




NHKでドラマ化もされています。


阿弖流為を、大沢たかおさん。

母礼を、北村一輝さん。

佳那を、内田有紀さん。

阿万比古を、石黒賢さんが演じています。


BSで4話放送されましたが、1話のみ観ました。

あまりにも原作のインパクトが強すぎて…実際映像で見せられると、
私の描いていたイメージと違ってしまって…。

今から思えば4話ちゃんと見ておけば良かったと…反省。




(追記)
黒岩重吾さんの古代史小説も、
私に歴史の深さ・面白さをおしえてくれました。
又、別の機会に紹介しますね。






テーマ : 歴史・時代小説    ジャンル : 本・雑誌
 2013_12_23


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