「ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た」ー魂のふるさと

Category: さ行の作家 > ・沢村凛   Tags: 沢村凛  


沢村凛さんの「ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た」


帯紙に
沢村凛は現代のミヒャエル・エンデだ!』とありましたが
正しくですね。

ルドルフ・シュタイナーの世界観を彷彿させ、
魂の根源に触れる壮大な物語でした。



ぼくは眠りの町から旅にでた BOOK

内容紹介(「BOOK」データベースより)

“ぼく”を忘れていた“ぼく”は、
大切な言葉をすこうしずつ取り戻しながら、
この箱庭の世界から飛び出すため<旅の仲間>を求める。

世界に気づく、自分を知る、友を作る。“それ”は癒しか、傷となるのか――。




_何かがおかしい。いや、何もかもがおかしい。

この生活は変だ。大事なものがいくつも欠けている。

こんなのは、いやだ。ぼくは、いやだ
(でも、「生活」って何だっけ)。

そこで、ぷつりと糸が切れたように、
考えを続ける気力がなくなった。

ハンモックのふわふわは、
“ここ”は、とにかく気持ちよいからだ。

その日、男と目が合った。

彼は言った、
「教えてくれ。この町の出口はどこにある」と。

そうだ、この町には外がある。

なぜ、ぼくは“ぼく”を思い出せなかったのだろう。

〈眠りの町〉を男と抜け、
“ここ”から一歩を踏み出したぼくを迎える
不思議な人、町、物の数々。




ファンタジーでここまで描いてしまうとは…。

ふるさとで安らかに眠り、そして目覚への導き…。

言葉に表せないほど、すごい物語でした。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_03_15


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