「きいろいゾウ」ー雨“ただいま~”、ツマ“おかえり~”



西加奈子さんの「きいろいゾウ」です。


夏の明るい季節の中、新婚のツマとムコさんは
仲良く家庭菜園で野菜摘み。
身体の弱いツマを気づかう優しいムコさん、
ツマは生き物たちとおしゃべりをしたりでとても可愛いく
前半、物語はメルヘン?のノリで進んでいったのですが…。

そんな二人には、お互い話していない秘密が

ムコ宛てに届いた宛先不明の手紙、
そこから次第に齟齬をきたしてしまい
ツマを追いこんでいくことに…。

物語の中で、ツマとムコ、セイカとアレチ、緑と夏目、
様々な夫婦の在り方があり
色々な問題が各夫婦の間に起るのですが
それを乗り越えていける“愛”を描いていたように思う。

少し辛く痛いけど
最後まで我慢して読み切りましょう…。

途中でやめたら辛いまんまです…。


きいろいゾウ BOOK

内容紹介(「小学館文庫」より)

夫の名は無辜歩(むこあゆむ)、
妻の名は妻利愛子(つまり・あいこ)。

お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う
都会からやってきた若夫婦が、田舎暮らしを始める。

背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、
周囲の生き物(犬、蜘蛛、花、木など)の声が聞こえてしまう
過剰なエネルギーに溢れた明るいツマを
やさしく見守っていた。

夏から始まった二人の話は、
ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、
「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。

それは背中の大きな鳥に纏わる出来事に
導かれてのものだった



映画化もさました。

きいろいゾウ MOVIE


互いに秘密を抱えたまま、
田舎で穏やかな新婚生活を始めた若い夫婦の関係が、
夫に差出人不明の手紙が届いてから揺らぎ始める。


監督は『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一さんです。


生き物の声が聞こえる:ツマを、宮崎あおいさん

売れない小説家:ムコさんを、向井理さん

ムコが昔好きだった人:緑を、 緒川たまきさん

緑の夫:夏目を、リリーフランキーさん

ツマの家の近所に住む:セイカを、松原智恵子さん

セイカの夫:アレチを、柄本明さん

不登校の少年:大地を、濱田龍臣さん

(ツマにだけ聞こえる生き物の声)は
大杉漣さん、柄本佑さん、安藤サクラさん、高良健吾さん


キャスティングが、すごくよかったです!

特に、ツマ役の宮崎あおいさん、凄かった!!

ツマの心の傷みや揺れを、見事に演じきっていたので、
見ているこちらの心も痛かったです。

(前半)夏の季節のツマが、天真爛漫だったので、
そのギャップが怖かったくらい…。




テーマ : 紹介したい本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_03_08


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