「水曜日が消えた」
「夜の話」でぴあフィルムフェスティバルの審査員特別賞を受賞し、
短編映画やCMなどを手掛けてきた吉野耕平監督が
脚本とVFXも担当した長編デビュー作。

幼いころの交通事故をきっかけに、曜日ごとに性格も個性も異なる
7人の人格が入れ替わるようになってしまった青年。
その中でも、“火曜日”はいちばん地味な人格で、
ほかの曜日の代わりの雑用や尻ぬぐいをやらされてばかりの
孤独で退屈な日常を送っていた。
ある日、彼が朝に目覚めるとその日は水曜日だが、
“水曜日”の人格が突然消えていた。
いつもとは違う曜日に、“火曜日”は浮足立ち、
初めての水曜日を満喫していくが……。
制作年/2020
内容時間/104分
監督/吉野耕平
脚本/吉野耕平
撮影/沖村志宏
音楽/林祐介
(CAST)
“火曜日”/中村倫也
一ノ瀬/石橋菜津美
新木/中島歩
高橋/休日課長
瑞野/深川麻衣
安藤/きたろう
タイトルを見てサスペンスホラーだと思っていましたが
タイトル通り「水曜日が消えた」でした・・・いや
“水曜日が消えてしまった”・・・かな?
中村倫也さんが演じた“火曜日”嵌まり役でナイスキャスティング!
つかみどころのない不思議な空気感がとてもよかったです
少しだけサスペンス?と思えるシーンもありましたが
全体的には淡々としたストーリー展開で
でもその淡々とした雰囲気がよかった
ラストまで楽しませてもらえました