アニメ「リメンバー・ミー(2017)」
第90回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞に輝いた、
ディズニー/ピクサーの感動作

メキシコの町サンタ・セシリア。
ギターの天才で、音楽家を目指す12歳の少年ミゲルだが、
彼の家族は過去の因縁から音楽と接することをタブーにしていた。
だが年に1度の“死者の日”、ミゲルはひょんなことから
自分の祖先が人気歌手デラクルスであるという可能性を知る。
そんなミゲルは亡くなった人々が暮らす
“死者の国”に迷い込んでしまうが、
日の出までに元の世界に戻らないと
彼は永遠に家族と再会できなくなることに…。
原題/Coco
制作年/2017
制作国/アメリカ
内容時間/106分
監督/リー・アンクリッチ
共同監督/エイドリアン・モリーナ
製作総指揮/ジョン・ラセター
製作/ダーラ・K・アンダーソン
原案/リー・アンクリッチ
原案/エイドリアン・モリーナほか
脚本/エイドリアン・モリーナ
脚本/マシュー・オルドリッチ
音楽/マイケル・ジアッキノ
(声の出演)
ミゲル/アンソニー・ゴンサレス
ヘクター/ガエル・ガルシア・ベルナル
エルネスト・デラクルス/ベンジャミン・ブラット
イメルダ(ミゲルの高祖母)/アラナ・ユーバック
エレナ(ミゲルの祖母)/レニー・ヴィクター
日本でいうお盆の話?
「死者の日」に先祖を迎えるための供え物や遺影が
死者の国ではとても重要なことで
それこそ忘れられると命に関わる?(死者ですが)
映画は音楽も素晴らしくユーモア溢れる物語で
最後まで楽しませてもらいましたが
お供え物や写真を飾ることが死後の世界に影響を与える?
なんだか死後の世界でも縛られてしまうの!?と疑問に…
偏屈な私ですみません…^^;
ディズニーアニメは本当に映像がキレイで
挿入されている音楽も素晴らしい
特にテーマ曲の「リメンバー・ミー」心震えました♪
映画「祈りの幕が下りる時」
東野圭吾さん原作の「新参者」シリーズ劇場版第2作
「新参者」シリーズの完結編です。

葛飾区のアパートで滋賀県在住の女性の絞殺体が発見される。
警視庁捜査一課の刑事たちが捜査に当たるが、
これといった情報は出てこない。
いつしか捜査線上に舞台演出家の博美が浮かび上がるが、
彼女には鉄壁ともいえるアリバイがあった。
そんな中、現場から日本橋を囲む
12の橋の名前が書き込まれたカレンダーが見つかり、
刑事の加賀は独自に事件を追う。
やがて事件は、幼いころ加賀を捨てて家を出た
彼の母親へとつながっていく。
制作年/2018
内容時間/120分
監督/福澤克雄
脚本/李正美
撮影/須田昌弘
音楽/菅野祐悟
主題歌/JUJU「東京」
(CAST)
加賀恭一郎/阿部寛
浅居博美/松嶋菜々子
松宮脩平/溝端淳平
金森登紀子/田中麗奈
浅居厚子/キムラ緑子
宮本康代/烏丸せつこ
田島百合子/伊藤蘭
浅居忠雄/小日向文世
押谷道子/中島ひろ子
苗村誠三/及川光博
東野圭吾さんの原作を(かなり前ですが)読んでいたので
内容は知っていたのですが…それでも
映画「祈りの幕が下りる時」惹き込まれました
今回は新参者シリーズの完結編ということで
加賀の母親と父親がどうして離婚したのか
加賀が父親を許せなかった訳など
疑問に思っていたことが明らかになり
従弟の松宮も『なんで日本橋署にこだわるの?』と
ことあるごとに加賀に問いかけていましたが
加賀がどうして日本橋署から移動せず居座り続けたのか
その訳も分かりました。
原作を読んだときにも感じたことですが、東野版『砂の器』?
松本清張さんの『砂の器』へのオマージュ?のような作品で
キャストも素晴らしく本当に心に残るいい映画でした。
映画「何者」
朝井リョウさんの第148回直木賞受賞作「何者」を
三浦大輔監督が脚本も担当して映画化。

大学の演劇サークルに全力投球していた拓人、
彼がずっと前から片想いをしている瑞月、
彼女の元カレで拓人とルームシェアをする光太郎たちが、
瑞月の友人で拓人の部屋の上に住む理香の部屋を
“就活対策本部”と名付けて定期的に集まる。
そこに理香と同棲中の隆良が加わるが、
それぞれが抱く想いが複雑に交錯し、
徐々に人間関係が変化していく。
そして、内定をもらった者や“裏切り者”が現われたとき、
本音があらわになる。
制作年/2016
内容時間/98分
監督/三浦大輔
脚本/三浦大輔
原作/朝井リョウ
撮影/相馬大輔
音楽/中田ヤスタカ
主題歌/中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」
(CAST)
二宮拓人/佐藤健
田名部瑞月/有村架純
小早川理香/二階堂ふみ
神谷光太郎/菅田将暉
宮本隆良/岡田将生
サワ先輩/山田孝之
朝井リョウさんの原作を先に読んでいたので
内容は知っていたのですが
ラストシーンを想像すると何だか落ち着かなくて
次第に追い込まれていく感じ?
淡々とした生活の中に見え隠れする緊張感
ちょっとしたことで張り詰めた糸が切れてしまいそう
そんな危うさの中“就活対策本部”のメンバーは
表面上は平気だよ!?って装っていて…
佐藤健さん演じる拓人と二階堂ふみさん演じる理香
就活で精神的に追い込まれていく不安定さを
見事に演じていたので見ているこちらまで
けっこう痛かった…
今の世の中はいい意味でも悪い意味でも
SNSに頼って生きている人が多い!?
いや振り回されているのかな?
ラストシーンでの拓人は少し明るくなり
その世界から一歩踏み出した感じがしましたが…
でもやはり見ていて辛い映画でしたね^^;
就活中に起こる様々な出来事を疑似体験出来る映画?
就活を頑張っている皆さま
参考のためご覧になってみては如何でしょうか!?
映画「SCOOP!」
本作のメガホンを取ったのは「バクマン。」の大根仁監督
大根監督が敬愛する原田眞人氏が監督・脚本を手掛け、
1985年に製作されたTV映画「盗写1/250秒」を
21世紀風にリメイクしたのが本作。
パパラッチとして生計を立てる中年カメラマンを
福山雅治さんが熱演!

ある出版社で働く若い女性、行川野火は
写真週刊誌「SCOOP!」の編集部に配属される。
野火が組まされた相棒は、
数々の伝説的スクープをものにしてきたカメラマン都城静。
しかし静は今では芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、
借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っていた。
そんな静にはチャラ源という長年付き合いがある情報屋の親友がいるが、
チャラ源はドラッグに溺れ…。
制作年/2016
内容時間/121分
監督/大根仁
原作映画/原田眞人
脚本/大根仁
撮影/小林元
音楽/川辺ヒロシ
主題歌/TOKYO No.1 SOUL SET feat.福山雅治 on guitar
(CAST)
都城静/福山雅治
行川野火/二階堂ふみ
横川定子/吉田羊
馬場/滝藤賢一
チャラ源/リリー・フランキー
小田部新造/斎藤工
多賀/塚本晋也
実は「SCOOP!」あまり期待せずに観た映画です
それも映画館での予告を観て「これはいいかな…」と
スルーしてしまった映画…でも
でも見事に期待を裏切ってくれました!
どうして私が「これはいいかな…」と思ったのか
その訳は「パパラッチ福山を見たくない!」ただそれだけ
カッコいい福山像を壊さないで!のバカなファン心理でした^^;
「SCOOP!」とても面白かったので
今更ですが…劇場で観るべき映画でしたね(後悔)
福山さん演じるパパラッチ静をも振り回してしまう
チャラ源役のリリー・フランキーさんの怪演が凄すぎ!
(今までに観たリリーさん出演映画の中で一番かも!?)
二階堂ふみさんも、野火が成長する姿(したたかに豹変する?)
夢中になると回りが見えなくなる危うさを巧く演じてました
他にも吉田羊さんや滝藤賢一さん等、キャストもホント良かったです
福山ファンの(私と同じ勘違いで!?)まだ本作をご覧になっていないみなさま
パパラッチ役の福山さんもカッコよかったですよ
面白い映画なのでよければご覧になってみてはいかがでしょうか!?
「 響け! ユーフォニアム シリーズ.2作品」
『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』
武田綾乃さんの小説を京都アニメーションの制作で映像化した
TVアニメ第1期全13話をもとにした劇場版総集編。

北宇治高校吹奏楽部でユーフォニアム担当となった1年生の久美子。
そこで彼女は、新入部員の中に中学でも同じ吹奏楽部員だった麗奈を見つけ、
後ろめたさを覚える。
久美子は、ただひとり本気で全国大会を目指していた麗奈が
中学最後のコンクールに落選して流した悔し涙を忘れられずにいたのだ。
そんな中、部にやって来た新任顧問の滝は、
部員たち自身が望む部の目的を問う。
結果、吹奏楽部は全国大会出場を目標として選択する。
制作年/2016
内容時間/103分
『 劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』
TV版第2期をもとにした劇場版総集編。

ついに全国大会出場を決めた北宇治高校吹奏楽部。
猛練習が続く中、久美子は同じユーフォニアム担当で、
部員からの信頼も厚い副部長の3年生あすかが
時折見せる冷たい表情が気にかかっていた。
そんなある日、あすかの母親が学校に現われ、
受験勉強のためあすかを退部させると顧問の滝に詰め寄る。
滝は本人の意志でなければ退部届は受け取らないと断わるが、
この一件を知った吹奏楽部員たちは全国大会を目前にして大きく動揺し…。
制作年/2017
内容時間/106分
監督/石原立也
原作/武田綾乃
脚本/花田十輝
キャラクターデザイン/池田晶子
シリーズ演出/山田尚子
音楽/松田彬人
アニメーション制作/京都アニメーション
(声の出演)
黄前久美子/黒沢ともよ
加藤葉月/朝井彩加
川島緑輝/豊田萌絵
高坂麗奈/安済知佳
田中あすか/寿美菜子
小笠原晴香/早見沙織
中世古香織/茅原実里
滝昇/櫻井孝宏
TVで放送された「 響け! ユーフォニアム」を観ていなかったので
WOWOWで放送された劇場版2作品を続けて観ました。
両作品ともTV番の総集編なので細かなエピソードが省かれ
登場人物に感情移入する前に物語がどんどん進んでしまい…
総集編なので仕方がないけれどちょっと勿体なかったかな!?
私も学生の頃吹奏楽部に所属していた時期もあったので
全国目指して!とかとても懐かしかったです。
劇場版「 響け! ユーフォニアム」は他にも2作品有り
『リズと青い鳥』は2018年4月劇場公開されていますが
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』は
2019年4月19日公開予定です
映画「怒り」
李相日監督が、「悪人」に次いで
吉田修一の原作を映画化した衝撃の群像ミステリードラマ。

夏の暑い盛りに、東京の八王子で若夫婦が惨殺される事件が発生。
現場には「怒」の血文字が書き記されていた。
逃亡した犯人の行方をつかめぬまま、警察が全国に指名手配してから1年。
千葉の漁港で田代、東京の新宿で直人、
そして沖縄の離島ではバックパッカーの田中と、
3つの相異なる場所で素性のよく知れない3人の男たちが出現。
それぞれ周囲の人々と次第に交流を深める中、
彼らの間に愛憎と葛藤のドラマが生じるようになる。
制作年/2016
内容時間/142分
監督/李相日
企画/川村元気
原作/吉田修一
脚本/李相日
撮影/笠松則通
音楽/坂本龍一
主題歌/坂本龍一 feat. 2CELLOS「M21-許し forgiveness」
(CAST)
槙洋平/渡辺謙
藤田優馬/妻夫木聡
槙愛子/宮崎あおい
田中信吾/森山未來
田代哲也/松山ケンイチ
大西直人/綾野剛
小宮山泉/広瀬すず
佐久本宝/知念辰哉
薫/高畑充希
明日香/池脇千鶴
南条邦久/ピエール瀧
北見壮介/三浦貴大
藤田貴子/原日出子
吉田修一さんの原作『怒り(前後編)』を読んだ後に映画を観ましたが
内容を知っていてもかなりショッキングな映画でした
容疑者と思われる3人
田中信吾役の森山未來さん
田代哲也役の松山ケンイチさん
大西直人役の綾野剛さん、3人とも見事な演技で
私は犯人が誰か分かっていましたが
それでも惑わされました^^;
3人の側に寄りそう人々は彼等を怪しむけれど
でも犯人だという確証はない
信じたいけれどでも信じられない…
でも少しでも疑ってしまったら
もう歯止めがきかなくなってしまう…
原作を読んだときにも感じましたが
怒りというよりは寂しくそして哀しい物語でした
(犯人に対する感情は怒りでしたけどね)
映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
七月隆文さんの大ヒット小説を、
吉田智子脚本&三木孝浩監督というコンビで映画化。
福士蒼汰さんと小松菜奈さんが初共演した
ファンタスティックラブストーリー。

京都の美大に通う高寿は、
いつも通りに大学へ向かう電車の中で愛美と出会い、
ひと目見た瞬間、恋に落ちる。
勇気を振り絞って声を掛け、
また会う約束を取り付けようとした高寿だったが、
それを聞いた彼女は突然涙してしまう。
愛美のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だが、
不器用な自分を受け入れてくれた彼女にますます惹かれていく。
そして初めてのデートで告白した高寿は、
OKをくれた彼女との交際をスタートさせるが…。
制作年/2016
内容時間/111分
監督/三木孝浩
脚本/吉田智子
原作/七月隆文
撮影/山田康介
音楽/松谷卓
主題歌/back number「ハッピーエンド
(CAST)
南山高寿/福士蒼汰
福寿愛美/小松菜奈
上山正一/東出昌大
林/山田裕貴
福寿愛美(中学生)/清原果耶
南山たかもり/大鷹明良
南山えいこ/宮崎美子
この映画は最後まで観て振り出しに戻る!?
1度観ただけでは一方通行になるので
1度目は高寿目線で
2度目は愛美になったつもりで…
2度目は切なさ倍増です(T_T)
ファンタジー映画なので
何が起きても動じないですよ!と思っていたけれど
私の想像を超える設定でした
…これ以上書くとネタバレになるので…^^;
キャストもよかったです
特に愛美役の小松菜奈さん
心の切なさ悲しささを表に出せない演技?
ホント切なくて泣けました(T_T)
映画「レインツリーの国」
有川浩さんの同名小説を
「阪急電車 片道15分の奇跡」「県庁おもてなし課」など
数々の有川作品を手掛けてきた三宅喜重監督が映画化。

食品会社で営業職として働く伸行は、
高校時代に好きだった本「フェアリーゲーム」の結末を思い出せず、
ネット検索して“レインツリーの国”というブログを見つける。
管理人は都内在住の女性・利香で、ひとみというハンドルネームを使っていた。
彼女の「フェアリーゲーム」の感想に共感した伸行は、
関西弁で語りかけるようにメールを書くが、誤って読み返す前に送信してしまう。
だが、それをきっかけに2人は交際を始め…。
制作年/2015
制作国/日本
内容時間/108分
監督/三宅喜重
脚本/渡辺千穂
原作/有川浩
撮影/柳田裕男
音楽/菅野祐悟
主題歌/Kis-My-Ft2「最後もやっぱり君」
(CAST)
向坂伸行/玉森裕太
人見利香/西内まりや
ミサコ/森矢カンナ
井出広太/阿部丈二
向坂宏一/山崎樹範
向坂豊/大杉漣
向坂文子/高畑淳子
小説「レインツリーの国」は
『図書館内乱』の中に登場したエピソードのひとつなのですが
有川さんが「レインツリーの国」のタイトルで小説化して世に出した作品です。
「レインツリーの国」小説も読みました。
『図書館内乱』の中に登場した高校生の中澤毬江が
幼なじみの小牧に勧められて読んだ本が「レインツリーの国」
毬江も中三の夏に突発性難聴にかかり中途難聴者になっていたので
小牧はそのこともあり毬江に「レインツリーの国」を読んでみては?と手渡すのだが
『図書館内乱』ではそのことが原因で一悶着起きてしまい…
『図書館内乱』を読みながら「レインツリーの国」が無性に読みたくなった私^^;
有川さんが小説化してくれた時は小躍りするほど!?嬉しかったです(^^)
その「レインツリーの国」を実写映画化!って、有川作品ホント凄すぎ!
伸行を演じた玉森裕太さんと
利香を演じた西内まりやさん
二人とも原作のイメージ通りでナイスキャスティング!
一見ホンワカとした雰囲気の二人だけれど
利香はある理由で我儘なのでは?と伸行に誤解され
でも利香にはそうならざる得ない事情が…
そんな二人がぶつかり合いながらも
壁を一つ一つ乗り越えていく姿は感動ものです
原作を先に読んでいたので号泣とまではいきませんでしたが
とても深いテーマを扱った物語なので
沢山の方に観て(読んで)もらいたいなと思いました
ただ映画と原作ではラストが違っていたのよね…
どちらかというと原作の終わり方がよかったかな
アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
『心が叫びたがっているんだ。』の脚本家
岡田麿里が初監督に挑んだ長編アニメ
“出会い”と“別れ”を描いた珠玉の物語

縦糸は流れ行く月日。
横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に
日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。
10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、
“別れの一族"と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、
仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、
どこかで“ひとりぼっち"を感じていた。
そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。
イオルフの長寿の血を求め、
レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、
マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。
マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう……。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。
そこで呼び寄せられるように出会ったのは、
親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち"の赤ん坊だった。
少年へと成長していくエリアル。
時が経っても少女のままのマキア。
同じ季節に、異なる時の流れ。
変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆―。
制作年/2018
制作国/日本
内容時間/115分
監督/岡田麿里
脚本/岡田麿里
キャラクター原案/吉田明彦
キャラクターデザイン・総作画監督/石井百合子
音楽/川井憲次
主題歌/rionos「ウィアートル」
アニメーション制作/P.A.WORKS
(声の出演)
マキア/石見舞菜香
エリアル/入野自由:(幼少期)櫻井優輝
レイリア/茅野愛衣
クリム/梶裕貴
ラシーヌ/沢城みゆき
ラング/細谷佳正
ミド/佐藤利奈
ディタ/日笠陽子
メドメル/久野美咲
イゾル/杉田智和
バロウ/平田広明
『人間を愛しても、必ずその人が先に老いて
世を去る姿を見届けねばならないため、
“別れの一族”と呼ばれる不老長寿のイオルフの民。
彼らの村が襲撃され、ひとりの少女は人間社会へ逃れるが…。』
背景映像と音楽がよかったです
ただキャラクターデザインが最初はピントこなくて…
ファンタジーなのでふわふわしたカワイイ絵でもOKなのですが
物語の根幹となる子どもの姿のまま生きる続けるイオルフの民と
限りある時を生きる人間との違いがこのキャラクターでは
ちょっと分かりづらかったです…
でも観ているうちにそんなことが気にならなくなるほど
映画の世界にどんどん惹き込まれていき
そして重いテーマをリアルなキャラクターで描いていたら
観ている側に辛さだけが強調されたのかな!?
ふわふわしたカワイイ絵だったから良かったのかも!?と
途中から考えを改めました…^^;
映画の冒頭で長老ラシーヌがマキアに語った言葉
『外の世界で出会い触れたなら
誰も愛してはいけない
愛すれば本当の一人になってしまう』
その言葉を聞いたマキアには理解出来なかったけれど
(私もマキアと同じでピンときていませんでしたが^^;
映画を最後まで観てその言葉の深さが心に沁みてきました)
ラストシーンでラシーヌの言葉を思い出したマキアは
号泣しながらも『愛して、よかった』と…
私もラストシーンで号泣してしまい…家で観て良かった
劇場で観ていたら(泣きすぎで)かなり恥ずかしいことに…^^;
でも見終えた後は思いのほか爽やかな気持ちになれました
哲学的な世界観を感じさせる深遠な物語を
2時間という短い尺で描ききった岡田麿里監督、ホント凄いです!
次回作も期待大ですね!!
次回作は劇場で観させて頂きます!(宣言!?)
映画「羊の木」
過疎対策として元受刑者6人を受け入れた地方都市で、
プロジェクトを任された市役所職員は彼らに翻弄され…。

港町・魚深市の市役所職員・月末は、
上司から極秘の国家的プロジェクトを任される。
それは受刑者を仮釈放させ、
過疎化が進む町で彼らを受け入れるというものだった。
月末は6人の元受刑者を出迎え、身の回りの世話をすることになる。
その一方、月末は市役所で故郷に戻った元同級生の文と再会、
かつての仲間たちを加えてバンド活動を再開する。
だがそんな中、港で死亡事故が発生、
元受刑者の誰かが犯人なのではないかと疑われ…。
制作年/2018
内容時間/127分
監督/吉田大八
脚本/香川まさひと
原作/山上たつひこ、いがらしみきお
撮影/芦澤明子
音楽プロデューサー/緑川徹ほか
音楽/山口龍夫
主題歌/ニック・ケイブ・アンド・ザ・バッド・シーズ
(CAST)
月末一/錦戸亮
石田文/木村文乃
杉山勝志/北村一輝
太田理江子/優香
栗本清美/市川実日子
福元宏郎/水澤紳吾
宮腰一郎/松田龍平
大野克美/田中泯
元受刑者達の得体の知れない不気味さ!?を
6人の役者陣が見事に演じていました!
個性的で存在感のある役者6人が演じる受刑者は
普通に生活をしているだけでも何だか不気味で…
中でも松田龍平さんはホント嵌まり役でした
宮腰一郎役は松田さんでなければ
あの空気感は出せなかったのでは!?
ナイスキャスティング!
6人に振り回される月末一役の錦戸亮さん
人の良さそうな市役所職員役似合っていました
月末は宮澤とは真逆のキャラクターで
錦戸=普通の人、松田=危ない人
2人のシーンでは見ているコチラが不安になるほど
それに気づかない人のいい月末に
そんなに無防備に信じていいの!?と…
宮澤の不気味さを淡々とした演技で表現していた松田さん
ホントお見事でした!
物語としてはサスペンスの部分だけではなく
人をどこまで信じることが出来るのか…
元受刑者と彼等を取り巻く人々の心の葛藤
過去の犯罪者としてではなく
真摯に仕事に取り組む彼等を受け入れる人もいて
それの先に僅かでも希望があるのかな!?
そう感じさせてくれた映画でした
面白かったです。
映画「僕らのごはんは明日で待ってる 」
瀬尾まいこさん原作小説を
中島裕翔さん、新木優子さん共演で市井昌秀監督が映画化。

高校の体育祭のとき、“米袋ジャンプ”の競技で
ペアを組んだことから付き合い始めた亮太と小春。
周りと口を利かず、本ばかり読んでいる超ネガティブ思考の亮太に対し、
ポジティブで自分の考えをしっかりと持つ小春は正反対の性格だが、
2人はゆっくりと愛を育む。
だが、大学生になったある日、小春は亮太に別れを切り出す。
理由が分からない亮太は戸惑いを隠せなかったが、
社会人になったある日、小春が隠してきたある真実を知る。
制作年/2017
内容時間/110分
監督/市井昌秀
脚本/市井昌秀
原作/瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)
撮影/関将史
音楽/兼松衆
主題歌/ケツメイシ「僕らのために…」
(CAST)
葉山亮太/中島裕翔
上村小春/新木優子
鈴原えみり/美山加恋
塚原優介/岡山天音
山崎真喜子/片桐はいり
上村芽衣子/松原智恵子
瀬尾まいこさんの原作は未読ですが
今までに読んだ瀬尾作品が全て面白かったので
きっと面白いだろうなと決めつけて!?観ました
期待を裏切らず面白かったです(^^)
キャスティングもナイスキャスティングで
亮太役の中島裕翔さんと
小春役の新木優子さん、二人とも嵌まり役でした
特に小春役の新木優子さんとても魅力的で
小春は明るいキャラでポジティブのイメージなんですが
小春の抱えた影の部分をも感じさせる演技には
拍手を送りたいです(パチパチ)
これからが楽しみな女優さんですね(^^)
本作が中島裕翔さん初の主演作品だそうですが
私は『ピンクとグレー』を先に観ていたので
どちらかというと亮太の方が中島さんのキャラと合っていたかな!?
とは言え『ピンクとグレー』の蓮吾もスゴク難しい役でしたが
中島さん見事に蓮吾になりきっていました!
演技派俳優!と言い切るほどではないけれど
中島さんもこれからが楽しみな俳優さんのひとりなので
出演作品をチェックしていこうと思っています。
映画のストーリーはベタなラブストーリーではなく
主人公2人の7年間の成長ストーリー
恋愛物の(壁ドンとか?)わざとらしい演出はなかったです
でもケンタッキーのおじさんを担いでいく演出には???でしたが
亮太がウケ狙いではなく!?本気モードでの行動だったので
それはそれで面白い演出でした。
瀬尾まいこさんの原作も是非読みたいですね(^^)
映画「お父さんと伊藤さん」
キレイごとだけで済まされない
娘と父親の関係を中心に、
家族という存在を、鋭くも温かな視点で描く。

34歳の彩は、20歳年上で、小学校で“給食のおじさん”として働く
伊藤さんとアパートで同棲している。
ある日、兄夫婦の家を追い出された父親=お父さんが
ボストンバッグと謎の小さな箱を持って突然アパートにやって来る。
彩、伊藤さん、お父さんの共同生活が始まるが、
日がたつうち、伊藤さんとお父さんの間に奇妙な友情が芽生えていく。
だが3人が一つの家族になりかけたとき、
お父さんが置き手紙を残して家を出て…。
制作年/2016
内容時間/121分
監督/タナダユキ
脚本/黒沢久子
原作/中澤日菜子 『お父さんと伊藤さん』(講談社刊)
撮影/大塚亮
音楽/世武裕子
エンディングテーマ/「マイホーム」ユニコーン
(CAST)
山中彩/上野樹里
伊藤康昭/リリー・フランキー
お父さん/藤竜也
山中潔/長谷川朝晴
山中理々子/安藤聖
小枝子/渡辺えり
最初はコメディーなのかな?と思っていましたが
いえいえなかなか深い物語でした
彩(34歳)と伊藤さん(54歳)のフリーターカップルが住むアパートに
彩の父親(74歳)が転がり込んでくる
頑固者の父親との生活はなにかと大変なのですが
リリーさん演じる伊藤が当たり前のように
父親との生活をすんなりと受け入れ
彩とお父さんの間にあるギスギスした空気を
伊藤さんの存在がふんわりとした空気に変えてくれる
彩の父親役の藤竜也さん
私のイメージではクールでカッコいいおじさま!なのですが
本作では年老いて息子の家から追い出された
気難しい親父役を見事に演じていました
その気難しい父親を優しく受け入れる伊藤さん
リリーさん演じる伊藤さんが本当にいい人で
何か問題が起きたとしても決して慌てず
ホンワカと包み込むように受け止め
それでも言うべき時にはちゃんと言う!
決して状況に流されない
伊藤さんってホントすごいくらい達観していました
彩とは20歳も年の差があるけれど
彩が伊藤さんと暮らすようになったのも分かります
彩役の上野樹里さんと伊藤さんって
映画の冒頭では親子のようにしか見えませんでしたが
ラストではちゃんとステキなカップルに見えました(^^)
映画「オケ老人」
杏さん主演の映画「オケ老人」
クラシックの名曲が楽しめるハートウオーミングコメディです。

梅が丘高校に赴任した女性教師・千鶴は
バイオリンをもう一度演奏したいという気持ちに駆られ、
地元でエリート集団とされるアマチュアオーケストラのメンバー募集に応募する。
だが練習に出向いた千鶴は、自分が応募したのがまったく別の、
“梅が丘交響楽団”という老人ばかりの楽団だったことを知る。
秀太郎たち楽団のメンバーは若い千鶴の入団を喜ぶが、
千鶴は勘違いを言い出せないまま、しぶしぶ“梅響”に加わることに…。
制作年/2016
内容時間/120分
監督/細川徹
脚本/細川徹
撮影/芦澤明子
音楽/渡邊崇
(CAST)
小山千鶴/杏
野々村和香/黒島結菜
坂下くん/坂口健太郎
花田富雄(トミー)/小松政夫
戸山(棟梁)/石倉三郎
大沢義郎(梅フィル・コンマス)/光石研
野々村秀太郎/笹野高史
内容はよくある音楽物語でしたが
(下手なオーケストラに凄い指導者が来て巧くなる!?)
登場人物のキャラが立っていて面白かったです
特に千鶴役の杏さんが嵌まり役で
杏さんをキャスティングしていなかったら
映画の面白さが半減していたのでは!?と思うほど
ナイスキャスティングでした(^_^)v
それにしても梅が岡交響楽団の演奏がひどすぎて…
あの「威風堂々」の演奏を聴いたら千鶴でなくても逃げ出したくなる!?
笑いあり、涙あり、感動ありの心温まる映画でした♪
映画「バーフバリ 王の凱旋」
本国インドで記録的ヒットを飛ばしたスペクタクル大作2部作の完結編。
陰謀で殺された偉大な父と、自らが王の血筋とは知らずに育った息子、
2人のバーフバリの運命を描いた叙事詩的アクション大作2部作の完結編。

国民に愛され、次期国王に選ばれながらも、
ライバルであるバラーラデーヴァの陰謀によって王位を追われた先代バーフバリ。
老剣士カッタッパから父の人生とその死にまつわる衝撃の真実を聞いた青年シヴドゥは、
ついに自らの宿命に目覚め、マヘンドラ・バーフバリを名乗る。
恋人の戦士アヴァンティカたち反乱組織や
暴君バラーラデーヴァに不満を抱く民衆の力を借り、
バーフバリは王国を取り戻し、父の無念を晴らすべく兵を挙げる。
原題/Baahubali 2: The Conclusion
制作年/2017
制作国/インド
内容時間/141分
監督/S・S・ラージャマウリ
原案/V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
脚本/S・S・ラージャマウリ
撮影/K・K・センティル・クマール
音楽/M・M・キーラヴァーニ
(CAST)
シヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)・アマレンドラ・バーフバリ
/プラバース
バラーラデーヴァ/ラーナー・ダッグバーティ
デーヴァセーナ/アヌシュカ・シェッティ
カッタッパ/サティヤラージ
シヴァガミ/ラムヤ・クリシュナ
ビッジャラデーヴァ/ナーサル
アヴァンティカ/タマンナー
前編「バーフバリ 伝説誕生」のラストシーンで
カッタッパがシヴドゥに語った衝撃の告白
王位継承争いが起きた過去の出来事から後編はスタート
バーフバリの超人的な強さを持っても適わない!?
女性が強いですね!(権力だけでなく性格も)
国政を一任されている国母シヴァガミには誰も逆らえない!
そのシヴァガミにも臆せず意見したデーヴァセーナ
25年間鎖に繋がれながらも生き抜けたのは
その強さがあったればこそ!
デーヴァセーナの強さはシヴァガミ以上かも!?
「王の凱旋」を観終えたからこそ分かったこと
『伝説誕生』でのシヴァガミの冒頭シーンには胸が詰まり
もう一度『伝説誕生』から観たくなりました
「バーフバリ」ストーリー的には目新しいものではなかったけれど
迫力ある特撮映像がインド映画独特なノリで撮られていたのがよかった
そしてなによりインド音楽がとても面白くて印象に残りました
今も頭の中でインド音楽の独特なリズムが流れ続けている♪
映画「バーフバリ 伝説誕生」
インドで当時歴代最高の興収記録を打ち立てた
冒険スペクタクル「バーフバリ」2部作の第1部。

王宮で争いが起こり、生まれて間もない赤ん坊の王子が
貴婦人シヴァガミの命と引き換えにひとり逃がされる。
赤ん坊は村人の夫婦に拾われ、シヴドゥと名付けられた。
やがてたくましい青年に成長したシヴドゥは、
村のそばにそそり立つ大滝の向こうに広がる世界に憧れを抱き、
母に厳しく禁止されながらも、ついに滝の上にたどり着く。
そこで彼は、暴王バラーラデーヴァと戦う
反乱組織の女性戦士アヴァンティカに出会い、恋に落ちる。
原題/Baahubali: The Beginning
制作年/2015
制作国/インド
内容時間/138分
監督/S・S・ラージャマウリ
原案/V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
脚本/S・S・ラージャマウリ
撮影/K・K・センティル・クマール
音楽/M・M・キーラヴァーニ
(CAST)
シヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)/アマレンドラ・バーフバリプラバース
バラーラデーヴァ/ラーナー・ダッグバーティ
アヴァンティカ/タマンナー
カッタッパ/サティヤラージ
シヴァガミ/ラムヤ・クリシュナ
ビッジャラデーヴァ/ナーサル
サンガ/ロヒニ
私が今までに観たインド映画とは印象がまるで違いました
いい意味でビックリです!!
正しく、冒険スペクタクル「バーフバリ」
まるで『ロード・オブ・ザ・リング』の戦闘シーンを再現したかのようで
「バーフバリ」大迫力で凄かった!
ただ私の好みは、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のようなベタなインド映画で…
「バーフバリ」はまるでハリウッド映画のようでした
シヴドゥ(バーフバリ)の超人的強さはターミネーターみたい?
いずれにしてもベタなインド映画ではなかったです
インド映画がこれでもか!というくらい本気出して制作した「バーフバリ 伝説誕生」
続編の『バーフバリ 王の凱旋』も楽しみです(^^)
映画「ちはやふるー結びー」
競技かるたの世界を描いた末次由紀さん原作コミック「ちはやふる」を
広瀬すずさん主演で実写映画化した「ちはやふる」の続編
第3作にして完結編です!

東京にある瑞沢高校のかるた部が全国大会出場を果たしてから2年後。
今や3年生となった同校の千早は引き続いて競技かるたのクイーンの座を目指すが、
地方で暮らす彼女の幼なじみである新も競技かるたの世界に復帰する。
しかし、全国大会の予選を前に突然、千早のもうひとりの幼なじみである
部長の太一は、大学受験の準備を理由に部を辞めてしまう。
瑞沢高校かるた部は戦力減という予想外の事態の中、どう全国大会に挑むのか…。
制作年/2018
内容時間/128分
監督/小泉徳宏
脚本/小泉徳宏
撮影/柳田裕男
音楽/横山克
(CAST)
綾瀬千早/広瀬すず
真島太一/野村周平
綿谷新/新田真剣佑
大江奏/上白石萌音
西田優征/矢本悠馬
駒野勉/森永悠希
花野菫/優希美青
筑波秋博/佐野勇斗
若宮詩暢/松岡茉優
原田秀雄/國村隼
「ちはやふる」原作は未読ですが
映画版の上の句・下の句とTVアニメは観ました
太一の千早への想いはどうなるのかしら?
千早は離れている新のことがどうしても気になるようで…
いつも側にいてくれる太一の存在は
千早にとっては当たり前すぎる!?太一損な役回りだね(T_T)
3人の関係がどうなるのかな?と気になっていたので
完結編の「ちはやふるー結びー」を観てなんだかほっとしました(^^)
「上の句・下の句」では1年生だった5人を描いていましたが
本作「結び」では高校生最後の大会へ向け頑張る5人を描いている
クセのある?新入部員2人が加入したことで
自分たちの卒業後もかるた部が廃部にならずにすむ!と喜んでいた矢先に
なんと太一が受験勉強に専念したいと退部してしまい…
「えーーーっ!太一自ら身を引いてどうするよー!」
新のことも応援したいけど…私はやっぱり太一派なので
「フレ~フレ~、た・い・ち!」ですね^^;
まぁ、恋の駆け引き?は置いといて
「ちはやふる」のお陰で競技かるたの面白さや
奏ちゃんの解説で百人一首の奥深さも伝わり
とても勉強になりました&とても面白かったです♡
(苦手だった古典がいまなら好きになれそう)
ー追記ー
競技かるたの日本一を決める「第65期名人位・第63期クイーン位決定戦」が
1月5日に近江神宮で行われました。今年の名人戦は、
4連覇を目指す川崎文義名人に、2度目の挑戦となる粂原圭太郎8段が挑んだが、
3対2で粂原8段が勝利し、初の名人位を獲得。
クイーン戦は、初防衛を目指す山下恵令クイーンに、決定戦初出場の森田真央6段が挑み、
1回戦、2回戦と森田6段が連取したが、その後、山下クイーンが3勝。
逆転勝利で初防衛を果たした。
映画「斉木楠雄のΨ難」
麻生周一さんの人気漫画『斉木楠雄のΨ難』を
福田雄一監督が実写映画化!

生まれながらに強力な超能力を持つ高校生の楠雄は、
学校でそれが知られないよう能力を使ってはトラブルを回避し続けていた。
一方、学校一の美少女・心美は、他の生徒とは違って自分に振り向かない
楠雄のことが気になり、彼のことを追いかけ回していた。
やがて文化祭が開催され、楠雄は今回も穏便にやり過ごそうとするのだが、
クラスメートの燃堂、海藤、灰呂、窪谷須らが
次々にやっかい事を起こし、否応なく巻き込まれていく。
制作年/2017
内容時間/97分
監督/福田雄一
脚本/福田雄一
原作/麻生周一
撮影/工藤哲也
撮影/鈴木靖之
音楽/瀬川英史
(CAST)
斉木楠雄/山崎賢人
照橋心美/橋本環奈
燃堂力/新井浩文
海藤瞬/吉沢亮
灰呂杵志/笠原秀幸
窪谷須亜蓮/賀来賢人
蝶野雨緑/ムロツヨシ
福田雄一監督作品のナンセンスギャグってクセになるのよね~♡
本作「斉木楠雄のΨ難」でも期待通りの笑いで楽しませてもらいました(^_^)v
主人公の山崎賢人さんはもちろんのこと
学年一の美少女・心美を演じた橋本環奈さん、ナイスキャスティング!
高校生には絶対見えない!他のキャスト陣もよかった~(笑)
新井浩文さん、ムロツヨシさん、そして賀来賢人さん、笠原秀幸さん
高校生役セーフ!の吉沢亮さん、みなさん個性が立ちまくりで最高でした!
そして登場人物の一挙手一投足に楠雄がいちいちツッコミを入れるのですが
それが絶妙で、他のキャスト陣の心の声の掛け合い?にも大笑い
橋本環奈さん、ここまでやるかと思えるほどの変顔を披露
福田作品にはなくてはならないヒロインですね(^^)
キャスト陣全員のメーターを振り切ったような爆笑熱演に拍手(パチパチ)
映画「参勤交代リターンズ」
コミカル時代劇「超高速!参勤交代」の続編です。
老中の陰謀で湯長谷藩が取りつぶしの危機に陥り、
藩主と家臣たちの逆襲が始まる。
佐々木蔵之介ら前作のキャストが再集結!

参勤を終えた内藤らは湯長谷藩に戻ろうと江戸を発つ。
だが牛久宿に着いた一行は、湯長谷で一揆が起こり、
2日以内に事を収めなければ藩が取りつぶされると知る。
かくして一行はまたもや超高速で、今度は湯長谷へと急ぐことに。
一方、江戸では将軍吉宗の日光社参の恩赦により、
老中松平信祝の蟄居が解かれていた。
湯長谷藩への復讐に燃える信祝は、
尾張柳生家を使って湯長谷城を乗っ取り、
さらに世の中を揺るがす謀略を企てる。
制作年/2016
内容時間/120分
監督/本木克英
脚本/土橋章宏
撮影/江原祥二
音楽/周防義和
(CAST)
内藤政醇/佐々木蔵之介
お咲/深田恭子
雲隠段蔵/伊原剛志
荒木源八郎/寺脇康文
鈴木吉之丞/知念侑李
徳川吉宗/市川猿之助
松平輝貞/石橋蓮司
松平信祝/陣内孝則
相馬兼嗣/西村まさ彦
参勤交代でたどり着いたら普通は一年は江戸にいるのでは?
と思っていましたが…そんなのお構いなし?
“ 帰りもあった!!”
正しくタイトル通りの「参勤交代リターンズ」でしたね
のんびりと国元に帰るはずが…またしても問題が起こり
なんと2日で帰らないと藩が取りつぶされる!?
あのドタバタ珍道中を再び楽しませてもらいました(^^)
お咲役の深田恭子さんがホント可愛くて♡
佐々木蔵之介さん演じる殿も頑張って走ってましたー!
民思いのいい殿でしたよ~♡
陣内孝則さんの悪役振りも良かったです
前作同様の豪華キャストでしたが
前作でテンポのよい笑いを体験してしまったからか?
いや期待が大きすぎたから?
前作の方がもっと笑えたような…^^;
とはいえ本作でも最後まで楽しませてもらえました。
(前作が良すぎたんですね^^;)
映画「僕らが本気で編むときは、」
『かもめ食堂』『めがね』などの荻上直子監督が手掛けた
オリジナル脚本の人間ドラマ。

小学5年生の少女トモは荒れ放題の家で母親ヒロミと暮らしていたが、
母親は男を追って家出してしまう。ひとりになったトモは
前にも頼った叔父マキオの家に向かうが、
そこで彼女を出迎えたのは叔父の美しい恋人で、
トランスジェンダーの女性リンコだった。
リンコは綺麗に部屋を整頓し、
美しい彩りのおいしい手料理をトモに振る舞う。
トモは家庭のぬくもりや優しさを与えてくれるリンコに、
戸惑いながらも次第に信頼を寄せていき…。
制作年/2017
内容時間/128分
監督/荻上直子
脚本/荻上直子
撮影/柴崎幸三
音楽/江藤直子
(CAST)
リンコ/生田斗真
マキオ/桐谷健太
トモ/柿原りんか
ヒロミ/美村里江
ナオミ/小池栄子
佑香/門脇麦
フミコ/田中美佐子
リンコを演じた生田斗真さんが思いのほかキレイで
『土竜の唄』の生田さんを観た後なので
(同一人物だとは思えない!?)
リンコの清楚な美しさに魅了されました
今までに観た荻上直子監督の映画は
どれもホンワカさせられる映画ばかりで
「僕らが本気で編むときは、」でも
映画を見終えた後とても優しい気持ちになれ
いい意味で余韻を楽しめる映画でした
本作ではトランスジェンダーを扱っており
それも生田斗真さんが演じている!とのことで
とても興味津々で映画を観ましたが
本当に心に響くステキな映画で
特にトモとリンコのシーンでは
トモがリンコに次第に心を開いていく
その描き方がとても自然で
トモを演じた子役の柿原りんかさんの
ナチュラルな演技もとても良かったです。
桐谷健太さんが演じたマキオ
優しく包み込んでくれるようなマキオの存在は
映画を観ている私にも優しい思いを残してくれました
また時間をおいてもう一度観たい!
そう思えた映画です。秀作でした。
映画「土竜の唄 香港協奏曲」
宮藤官九郎脚本、三池崇史監督で実写映画化した
『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』の続編です。

潜入捜査官“モグラ”として広域指定暴力団・数寄屋会に潜り込み、
極道の世界にさらに潜っていく玲二。
ある日、警視庁組織犯罪対策部のエースとして、
正義感あふれるエリート警官・兜が就任し、
数寄屋会とつながる玲二を目の敵にする。
そして玲二に会長の轟から、極悪非道のチャイニーズマフィア、
仙骨竜をたたきのめすという大きなミッションが与えられ、
玲二は轟の娘・迦蓮のボディーガードとして会長の家に住むことになるが…。
制作年/2016
内容時間/129分
監督/三池崇史
脚本/宮藤官九郎
原作/高橋のぼる
撮影/北信康
音楽/遠藤浩二
(CAST)
菊川玲二/生田斗真
兜真矢/瑛太
轟迦蓮/本田翼
桜罵百治/古田新太
胡蜂/菜々緒
日浦匡也/堤真一
轟周宝/岩城滉一
「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」も観ましたが
ギャグがさらにバージョンUPした!?
日浦役の堤真一さん、胡蜂役の菜々緒さん
振り切れた演技で楽しませてもらいました
中でも生田斗真さん、大丈夫?と観ている方が心配になるほど!?
身体を張った(顔芸も含めて)演技が凄かった!拍手~(パチパチ)
ドタバタギャグのみを期待して観た映画ですが
ストーリー的にもどんでん返しありで思いのほか楽しめました。
高橋のぼるさんの原作漫画「土竜の唄」が連載中なので
映画「土竜の唄」もシリーズ化されるかな?
生田斗真さんの振り切れた演技(ギャグ)をまだまだ見たいので
三池崇史監督「土竜の唄・第3弾」も楽しみにしてま~す(^^)
(第3弾の映画化は決まっておりませんが…^^;)
映画「本能寺ホテル」
綾瀬はるかさん、堤真一さん、濱田岳さんなど
豪華キャストが共演した歴史エンターテインメント。

繭子は恋人である恭一の父親に会うため京都を訪れるが、
予約したはずのホテルに泊まれず、
路地裏に立つレトロな“本能寺ホテル”に宿を取るはめになる。
時はさかのぼり1582年。
天下統一を目前にした織田信長と蘭丸一行は、京都・本能寺に滞在していた。
再び現代。
繭子が部屋に行こうとエレベーターに乗ると、
なぜか1582年の本能寺に着いてしまう。
建物の中で迷った繭子はやがて蘭丸に見つかり、信長と対面することに…。
制作年/2017
内容時間/119分
監督/鈴木雅之
脚本/相沢友子
撮影/江原祥二
音楽/佐藤直紀
(CAST)
倉本繭子/綾瀬はるか
織田信長/堤真一
森蘭丸/濱田岳
吉岡恭一/平山浩行
明智光秀/高嶋政宏
吉岡征次郎/近藤正臣
本能寺ホテル支配人/風間杜夫
この手のコメディー映画、結構好きです(^^)
綾瀬さん、堤さん、濱田さん、最高でしたね!
特に綾瀬さんと濱田さんの絡みが面白くて
支配人役の風間さんもいい味出していました
基本はコメディー映画なのですが、『本能寺の変』という歴史的事実を
ヒロインがタイムスリップするという奇想天外なSF作品に
その上、繭子の成長する姿までも描いている
繭子役の綾瀬さん、『精霊の守り人』でバルサ役を演じていたのですが
同一人物とは思えないほど!
役者さんって本当に凄いですね。
ー追記ー
※「本能寺ホテル」は2017年に観た映画ですが…
2017年はかなり忙しかったので
ブログにUP出来なかった映画が36本もあり
(時間にゆとりがあるときに)今更ですが^^;
随時UPしていこうかな?と思っています。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」
伝説のロックバンド、クイーンのボーカルで
1991年に45歳の若さでこの世を去った
フレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ

1970年のロンドン。
ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは
ボーカルが脱退したというブライアン・メイと
ロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え
さらにジョン・ディーコンも加わってクイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが
フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。
原題/「Bohemian Rhapsody」
制作国/アメリカ
制作年/2018年
上映時間/135分
監督/ブライアン・シンガー
製作総指揮/アーノン・ミルチャン
制作総指揮/デニス・オサリバン
制作総指揮/ジャスティン・ヘイザ
制作総指揮/デクスター・フレッチャー
制作総指揮/ジェーン・ローゼンタール
制作/グレアム・キング
制作/ジム・ビーチ
原案/アンソニー・マッカーテン
原案/ピーター・モーガン
脚本/アンソニー・マッカーテン
撮影/ニュートン・トーマス・サイジェル
美術/アーロン・ヘイ
衣装/ジュリアン・デイ
編集/ジョン・オットマン
音楽監督/ベッキー・ベンサム
音楽総指揮/ブライアン・メイ
音楽総指揮/ロジャー・テイラー
(CAST)
フレディ・マーキュリー/ラミ・マレック
ブライアン・メイ/グウィリム・リー
ロジャー・テイラー/ベン・ハーディ
ジョン・ディーコン/ジョー・マッゼロ
メアリー・オースティン/ルーシー・ボーイントン
ジョン・リード/エイダン・ギレン
ポール・プレンター/アレン・リーチ
ジム・ビーチ/トム・ホランダー
レイ・フォスター/マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン/アーロン・マカスカー
デヴィッド/マックス・ベネット
クィーン世代の私にとっては、正しく“お宝映画!”でした♡
中でもウェンブリー・スタジアムでのライブ・エイドのシーンが凄かった!
(TV中継されたライブ・エイドをリアルタイムで観ていたので)
その当時を思い出し号泣(T_T)
フレディー役のラミ・マレック、顔はあまり似てないかな!?と思いましたが
仕草がホントそっくりで!見ているうちに完全にフレディに!
ラミ・マレックの演技に圧倒されました!
ブライアン・メイは本人では?と思うほどそっくりで
エンディングロールで本物のクィーンの映像が流れましたが
それと比べてもグウィリム・リーのブライアン・メイは完璧でしたね!
ジョー・マッゼロの演じたジョン・ディーコンもそっくりで
表情や仕草がまるで本人のようでした!
(ブライアンほどではなかったけど^^;)
ロジャー・テイラーもすごく良かったのですが
ベン・ハーディのロジャーの方がカワイかった!?
そして映画を観て何よりも嬉しかったことは
クィーンの曲を映画館の素晴らしい音響で聴けたこと
私の行った映画館ではDolby-ATMOSを導入していたので
臨場感溢れるサウンドを楽しむことができました(^_^)v
もちろんストーリーや映像も素晴らしかった!!
私はクィーン大好き人間なので感動に打ち震えましたが
クィーンのことをあまり知らない方でも感動できる映画だと思います(^^)/
ー追記ー
映画を観た後、家に帰ってからクィーンのLIVE DVDや
大分前にWOWOWで放送された「洋楽主義:クィーン」を見ましたが
(もちろんCDも聴きました!)
映画「ボヘミアン・ラプソディー」をもう一度観たい!
そう思っている私がいる…観てきたばかりなのにね^^;
リピーターが多いそうですが!?
私もその一人になりそうです…^^;
HAPPY NEW YEAR!
Category: 未分類

今年から当ブログでは映画の紹介のみを行い
本の紹介は下記のブログにてUPしていこうと思っています
「本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー」
ブログのタイトルも「映画の世界 私のひとり言」に変更しました
私がブログを始めた最初の目的は
『読書履歴の管理をするため』でしたが
最近は読書量が少なくなり映画の紹介が主に…^^;
ちょうど「本の国のアリス ー図書の庭 第Ⅲ章ー」で行っている
過去の読書履歴UPがほぼ現在に追いついてきたので
本の紹介は「本の国のアリス ー図書の庭 第Ⅲ章ー」で
映画の紹介は「映画の世界 私のひとり言」で、と分けることにしました
ちなみに、音楽ブログ「心の響鳴」
舞台・ドラマのブログ「ラピスラズリの夢」も別にやってまして
ひとつのブログでは収まらなくなってしまい…いつの間に増えてしまったのよね…^^;
ブログの内容が変わってしまいますが^^;
よろしければまたご訪問頂けると嬉しいです
今年も「映画の世界 私のひとり言」ヨロシクお願いいたしますm(_ _)m