辻堂魁さんの「遠雷 風の市兵衛⑬」


身代金は三千両。
市兵衛、交渉人になる!?

市兵衛の前に現れた依頼人は、
若き日の初恋の女性―
~『帯紙』より~


遠雷


「市兵衛さんにしか頼めねえんだ」
夏の日、渡り用人・唐木市兵衛の許を、
請け人宿の主・矢藤太が訪れた。
依頼は攫われた元京都町奉行・垣谷貢の幼い倅の奪還。
拒む市兵衛に矢藤太は、倅の母親はお吹だと告げる。
お吹こそ、青春の日、京で仕えた公家の娘で初恋の相手だった。
奪還を誓う市兵衛。
だが、賊との激闘の中、市兵衛は
垣谷家の大罪と衝撃の事実を知ることに…。


私は“風の市兵衛シリーズ”途中から読んだので
市兵衛の過去をまるで知らなかったのですが
本書で初恋の女性が登場したことで
渡り用人になったいきさつ等々
市兵衛の過去を少しだけ垣間見ることが出来ました。

毎回、冷静沈着でスマートに事件を解決していく市兵衛ですが
今回は初恋の女性の子ども勝之助が誘拐され
彼女のたっての望みを受け、勝之助奪還のため奮闘する。

しかし勝之助を誘拐した賊にもそれなりの理由があり
前の京都町奉行だった旗本垣谷氏の
京都での負の置き土産、あまりにも理不尽な行いが
加害者を勝之助誘拐という暴挙に走らせた

善悪が入り混じった中で市兵衛が取った行動は
勝之助を無事救い出すこと
垣谷氏が悪でも子どもには罪はない
賊の頭が最後に勝之助を連れ逃げだそうとした
そのシーンを読みながら複雑な気持ちになりました

ネタバレになるので内容は記せませんが
ラストにもビックリ!?
まぁ、薄々感じていましたけどね^_^;



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
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