又吉直樹さんの「火花」


この物語は、
人の心の中心を
貫き通す

芸人の先輩後輩が
運命のように出会ってから劇は始まった。
笑いとは何か
人間が生きるとは何なのか
~「帯紙」より~



火花 BOOK

お笑い芸人二人。
奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、
彼を師と慕う後輩徳永。
笑いの真髄について議論しながら、
それぞれの道を歩んでいる。
神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。
人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!
「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。



実写ドラマ化「火花」


「火花」 ドラマ

NHKGにて2月26日~毎週日曜 午後11時放送

(CAST)
徳永/林遣都
神谷/波岡一喜


小説「火花」読まなくてはと思いながら
ついつい後回しに…
(ベストセラー本を直ぐに読まない変なクセが?
 『海賊と呼ばれた男』も何年も積んだまま…)
でも「火花」ドラマ化されると聞いて慌てて読みました^_^;


芥川賞受賞と本屋大賞ノミネート
それで期待が大き過ぎたのか…
「火花」すんなりと読めましたが
絶賛するほどではなかった…
私の読みが浅いのか?
でも思わず笑ってしまう場面も
神谷の鍋の突っ込みには
声を出して笑ってしまった(^^)

なのでドラマ化は嬉しいですね!
小説とは違う場面もあるようなので
どう描かれているのか興味津々です。
神谷役の波岡一喜さん、ナイスキャスティング!
そして徳永役の林遣都さんもイメージ通りで
ドラマの方がより入り込めるかも!?




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_28




佐伯泰英さんの「密命シリーズ 1~3巻」


佐伯泰英さんの時代小説を読むのは初めてですが
「密命シリーズ」面白いです!
ただ問題が…26巻まである大河小説…で^_^;
まさかそこまで長いとは思わずに読み始めてしまい
どうする私?


「密命 見山!寒月霞斬り 巻之一」


密命 1

六万冊の蔵書を誇る豊後相良藩に、
切支丹本所持の嫌疑がかけられた。
時あたかも五代将軍綱吉が没した直後。
新将軍宣下までに大名の粛清を行なうのが
幕府の常套手段であった。
藩主から密命を帯びた直心影流の達人金杉惣三郎は、
江戸に潜入し切支丹本究明に当たるが…。




「密命 弦月三十二人斬り 巻之二」

密命 2

豊後相良藩の江戸下屋敷が、
謎の黒装束の一団に襲撃された。
正室麻紀の方への攻撃もさることながら、
彼女の乳母刀祢への凶刃は首筋を抉っていた。
なぜ正室ではなく乳母に止めを?
吉宗の八代将軍宣下を翌月に控えての一大事件。
やがて藩留守居役の金杉惣三郎は
将軍家をも呑み込む恐るべき陰謀に突き当たる。




「密命 残月無想斬り 巻之三」

密命 3

八代将軍吉宗の側近を次々と襲う暗殺者。
金杉惣三郎は現場に遭遇し愕然とした。
刺客は皺だらけの老人で、
じつに緩慢な動作で剣を振るう。
しかし剣の動きはまるで見えず、
鉄砲さえ通用しないのだ!
南町奉行大岡越前の密命を帯びた惣三郎の、
老刺客石動奇嶽をおびき寄せる驚天動地の奇策とは…。



徳川幕府の時代小説といえば
今まで上田秀人さんの本を主に読んでいたので
佐伯さんの文体はとても新鮮でした(^_-)-☆

佐伯さんの本は「密命」3巻までしかまだ読んでいませんが
すでに嵌まってしまった私がいる…
どうする私?26巻まで頑張って読みますか?

4巻目の「刺客」を読んでから考えるつもりですが
きっと読んでしまうだろうな
そんな予感が…面白いのできっと止まらないと思う^_^;



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_27




【2017年本屋大賞ノミネート10作決定!】
毎回楽しみにしている本屋大賞ですが
ここ数年のノミネート作品を見ると(毎年10作全て読んでいます)
私にとっては少々期待外れの作品が何冊かあり…
今年のノミネート作品はどうでしょうか?

本屋大賞は今年4月11日に発表されます。



『i』西加奈子(著)ポプラ社

i
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。
ある「奇跡」が起こるまでは―。



『暗幕のゲルニカ』原田マハ(著)新潮社

暗幕のゲルニカ
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、
ピカソの〈ゲルニカ〉。
国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、
2003年のある日、突然姿を消した―
誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? 



『桜風堂ものがたり』村山早紀(著)PHP研究所

桜風堂ものがたり
万引き事件がきっかけで、
長年勤めた書店を辞めることになった青年。
しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。
田舎町の書店の心温まる奇跡。



『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和(著)サンマーク出版

コーヒーが冷めないうちに
お願いします、あの日に戻らせてください―。
「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」
不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた
4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。



『コンビニ人間』村田沙耶香(著)文藝春秋

コンビニ人間
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、
夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。



『ツバキ文具店』小川糸(著)幻冬舎

ツバキ文具店
言いたかった ありがとう。言えなかった ごめんなさい。
伝えられなかった大切な人ヘの想い。
あなたに代わって、お届けします。
100万部のベストセラー『食堂かたつむり』の著者が描く、
鎌倉を舞台にした代書屋の物語。



『罪の声』塩田武士(著)講談社

罪の声
多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」の
第一幕は社長の誘拐から始まった。
会社施設への放火、菓子に毒物を混入し企業を脅迫。
身代金取引の電話では子供の声が使われ
「かい人21面相」などと名乗った
挑戦状が送りつけられるという陰湿な事件だった。
『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。



『みかづき』森絵都(著)集英社

みかづき
昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、
勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、
ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、
家族になった吾郎。
ベビーブームと経済成長を背景に、
塾も順調に成長してゆくが、
予期せぬ波瀾がふたりを襲い―。



『蜜蜂と遠雷』恩田陸(著)幻冬舎

蜂蜜と.遠雷
私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、
そして音楽を描き切った青春群像小説。
著者渾身、文句なしの最高傑作!



『夜行』森見登美彦(著)小学館

夜行
僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、
長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、
もう一度彼女に会いたかったからだ。
夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った
不思議な体験を語り出す。
私たちは全員、岸田道生という画家が描いた
「夜行」という絵と出会っていた。



原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』は読みました。
恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』は昨年末に購入
でもまだ読んでいませんが…^_^;
さすがに全作品の購入は無理なので
残りの8作品を購入するかどうかは
図書館の予約待ちの人数をみて決めようかな?




テーマ : 本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_23




映画「殿、利息でござる!」
キャッチコピーは『ゼニと頭は、使いよう。』


酒の席での一言で
夜逃げが相次ぐ宿場町を救う
一大プロジェクトが動き出す。

お上VS庶民のお金バトルの行方は? 
阿部サダヲ、瑛太ほか、豪華キャスト共演の時代劇。



殿、利息でござる!

財政に困っている仙台藩では
農民や町人が容赦ない重税を課され、
破産と夜逃げが相次いでいた。
寂れた宿場町・吉岡宿で町の心配をする十三郎は、
京都から戻ってきた知恵者の篤平治から
宿場復興の秘策を打ち明けられる。
それは、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げる、
農民が搾取する側に回るという逆転の発想だった。
十三郎は弟の甚内や大肝煎の千坂など町の人々を巻き込み、
私財をつぎ込んで1000両を集めるため奔走する。



制作年/2016
内容時間/130分


監督・脚本/中村義洋
原作/磯田道史「穀田屋十三郎」
脚本/鈴木謙一
撮影/沖村志宏
音楽/安川午朗

主題歌/RCサクセション「上を向いて歩こう」


(CAST)
穀田屋十三郎/阿部サダヲ
菅原屋篤平治/瑛太
浅野屋甚内/妻夫木聡
遠藤幾右衛門/寺脇康文
遠藤寿内/西村雅
とき/竹内結子
千坂仲内/千葉雄大
萱場杢/松田龍平
きよ/草笛光子
仙台藩第7代藩主・伊達重村/羽生結弦
橋本権右衛門/堀部圭亮
今泉七三郎/磯田道史



磯田道史さん原作『無私の日本人』


無私の日本人 BOOK

貧しい宿場町の行く末を心底から憂う商人
穀田屋十三郎が同志と出会い、心願成就のためには
自らの破産も一家離散も辞さない決意を固めた時、
奇跡への道は開かれた―無名の、
ふつうの江戸人に宿っていた深い哲学と、
中根東里、大田垣蓮月ら三人の生きざまを通して
「日本人の幸福」を発見した感動の傑作評伝。



原作は『武士の家計簿』と同じ磯田道史さんです。
磯田さんの『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」を
中村義洋監督が映画化しました。


江戸時代中期の仙台藩吉岡宿が舞台
重税に苦しむ宿場町を救うために立ち上がった商人達
税を払い搾取されるだけでなく、逆に藩に1000両を貸し出し
毎年1割の利息を藩から受け取る
その利息を地域の住民に配り「宿場救済計画」を行った
嘘のような本当の話!
(まさか実話だとは思わなかった!)

羽生さん演じる殿の登場シーン
出演者の皆さんも誰が殿役なのか知らなかったらしく
羽生殿を見て本当に驚いたとのこと
その様子も見どころですね(^_-)-☆

役者陣もナイスキャスティングで、とても面白かったです。
昨日紹介した『デッドマン・ウォーキング』が辛かっただけに
「殿、利息でござる!」に癒されました(^^)


磯田さんの原作本『無私の日本人』は未読なので
是非読まなくては!(^_-)-☆




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2017_02_22




ショーン・ペン×スーザン・サランドン主演
映画「デッドマン・ウォーキング」


全世界で惜しみない賞賛を受けた衝撃の感動作

彼女の「透明な愛」は、
彼の「凶暴な魂」を救済した。



デッドマン・ウォーキング MOVIE

カトリックのシスター、ヘレン・プレイジョーンは、
ある死刑囚から文通相手になってほしいと依頼される。
囚人の名はマシュー・ボンスレット。
10代のカップルを惨殺した容疑で死刑を求刑されていた。
ヘレンは文通を始め、面会を重ねるうちに、
死に怯えて反抗しながらもなお無実を主張する男に
心を突き動かされるようになる。
事件の遺族や刑務官たちとの出会いは、
ヘレンの当惑をさらに深めた。彼女は自問する。
目の前のこの男が本当に殺人を犯したのだろうか。
そして、死刑という暴力を繰り返すことで何を得られるのか、と。
それは自らの信仰の試練でもあった・・・。


原題/DEAD MAN WALKING
製作国/アメリカ
製作年/1995年
上映時間/123分


監督・脚本・製作:ティム・ロビンス
製作:ジョン・キリック/ラッド・シモンズ
原作:シスター・ヘレン・プレイジョーン,C.S.J.
製作総指揮:ティム・ビヴァン/エリック・フェルナー
撮影監督:ロジャー・A・ディーキンス,A.S.C.
主題歌:ブルース・スプリングスティーン


(CAST)
シスター・ヘレン・プレイジョーン/スーザン・サランドン
マシュー・ポンスレッン/ショーン・ペン
ヒルトン・バーバー/ロバート・プロスキー
アール・デラクロア/レイモンド・J・バリー
クライド・パーシー/R・リー・アーメイ




原作『デッドマン・ウォーキング』

ヘレン・プレジャン・著/中神由紀・訳(徳間書店より1996年出版)
デッドマン・ウォーキング BOOK

貧しい黒人のために活動していたシスター・ヘレンは
知人から死刑囚との文通を持ちかけられる。
その死刑囚、パトリック・ソニアは
若いカップルの女性を強姦したうえに二人を殺害していた。
文通をきっかけに面会を重ね、彼の命を救おうと奔走するが、
パトリックは電気椅子に送られてしまう。
死刑制度のもつ困難な問題に直面しながらも、
ヘレンは死刑囚と被害者の家族の救済に取り組んでいく。
感動の映画原作。



「デッドマン・ウォーキング」というタイトルを見て
以前観たドキュメンタリー番組を思い出しました。
NHKで放送されたドキュメンタリーでは
冤罪で死刑執行されてしまった黒人死刑囚の話でしたが
映画「デッドマン・ウォーキング」は
殺害現場にいたが自分は殺していないと訴える死刑囚
その死刑囚に付き添ったシスターの実話です。
とても重たいテーマの映画だったので
観終えた後辛い気持だけが残り…
秀作だとは思いますが二度は観ないかな^_^;

ただ、ヘレン役のスーザン・サランドンと
マシュー役のショーン・ペンの演技が凄かった!

映画の内容も演出過多にならず淡々と描かれており
ショッキングな映像も抑えられていたので
どうにか最後まで観ることが出来ました。


エンディング近くで死刑執行前に
マシューが遺族に語りかけるシーン
遺族の悲しみは決して癒えることはないと思いますが
犯人から反省の気持ちを聞けたことは
遺族にとっては僅かながらでも救いになったのでは
映画のラストでヘレンが教会で祈るシーン
ヘレンの隣にいたのは被害者の父親!?
窓越しだったのでよく見えませんでしたが
父親だったのなら救われたのかなと思いました。


「デッドマン・ウォーキング」もとても辛い映画でしたが
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』よりはまだいいかな!?
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』友人と観に行きましたが
映画館まで観に行ったことを二人で心底後悔しました!
私は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観てしまったため
大好きなビョークの歌も聴けなくなってしまったのよね
いまだにBGMで流れていても聴けません(>_<)




テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
 2017_02_21




映画「この世界の片隅に」観てきました。


この世界の片隅に MOVIE

1944年広島。
18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、
生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。
それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、
一転して一家を支える主婦に。
創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。
やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉は
アメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ
数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。
そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、
ついに1945年8月を迎える。



(声の出演)
北條(浦野)すず/のん
北條周作/細谷佳正
黒村径子/尾身美詞
黒村晴美/稲葉菜月
北條円太郎/牛山茂
ほか

監督・脚本/片渕須直
原作/こうの史代
企画/丸山正雄
プロデューサー/真木太郎
監督補・画面構成/浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督/松原秀典
美術監督/林孝輔
音楽/コトリンゴ
アニメーション制作/ MAPPA

製作年/2016年
上映時間/126分



こうの史代さん原作漫画「この世界の片隅に」


この世界の片隅に マンガ

第二次世界大戦中、広島の漁師町に育ち
絵を描くことが好きな少女・浦野すずは、急遽、軍港・呉に住み、
海軍に勤務する周作・北條家に嫁ぐことになる。
戦時中とはいえ当初は比較的普通の夫婦生活を送り始める。
戦争中の庶民の日常生活をリアルに描いており、
気楽でもなく、かといって極端に悲惨でもなく、
現代においてもどこにでもある日々の家族愛を表現しつつ、
ストーリーは展開していく。


原作漫画は未読です。
2011年に日テレでドラマ化もされています。
ドラマ版も観ていませんが、内容は映画とほぼ同じだったようです。



ドラマ版「この世界の片隅に」


この世界の片隅に ドラマ

(キャスト)
北條すず/北川景子
北條周作/小出恵介
白木リン/優香
水原 哲/速水もこみち
北條円太郎/篠田三郎
北條サン/市毛良枝
北條径子/りょう
晴 美/小西舞優
北條千鶴/芦田愛菜


映画「この世界の片隅に」
とても心に沁みるいい映画でした。
でも家に帰ってからも涙が溢れ出てしまうほど
悲しみに襲われ…すずの心がまだ残っている!?

映画では市井の人々の日々の暮らしが
丁寧にゆったりと描かれていたので
すずと共に生きているような錯覚に!?


呉に嫁いだすずは次第に悪化していく戦争の渦に
否応なしに巻き込まれていく…

そして8月6日のあの日
すず達が見た山の向こうの光
そしてその直後に吹いた突風
でもすず達には何が起きたのか
その時は分からない…


その当時の広島の風景を描く為
何度も広島に足を運んだと
片渕監督がNHKの番組で語っていましたが
その言葉を思い浮かべながら観たからか
よけいに心に重く深く突き刺さりました
すずを通して当時の広島を疑似体験した!?

ひとつの家族の暮らしを丁寧に描いたことで

人々にとって戦争とは何だったのか
その戦いの最中どう生きてきたのか
たんたんと描くことで見えてくる悲しみや辛さ

残酷なシーンを描かなかったことで
逆に想像が膨らんでくる…その思いが心の中から溢れ
涙が止まらない…
映画館からの帰り道でも泣きそうになり
堪えるのが大変でした。


すずの声を吹き替えたのんさん
声優の仕事が初めてとは思えないほど
本当に素晴らしかった!
すずののんびりとした雰囲気
一生懸命に生きるすず、そしてユーモアや悲しみ
のんさんだからこそですね!

コトリンゴさんの音楽も良かった♪
冒頭の「悲しくてやりきれない」でいきなり涙
挿入歌の「みぎてのうた」でも涙
そしてエンディングロールの「たんぽぽ」でまた涙
音楽にも泣かされました(T_T)


映画「この世界の片隅に」は
3月も続けて上映されるようです(^_-)-☆
興味はあるけどまだご覧になっていない皆さま
よければ映画館へ足を運ばれてみては!?




テーマ : アニメ    ジャンル : 映画
 2017_02_17




伊坂幸太郎さんの「サブマリン」


陣内さん、
僕たち、挽回できますか?

『チルドレン』から12年。
家裁調査官・陣内と武藤が出会う。
新たな「少年」たちと、罪と罰の物語。
~「帯紙より」~


サブマリン

~「帯紙」本文より~
「武藤、別におまえが頑張ったところで、
事件が起きる時は起きるし、起きないなら起きない。
そうだろ? いつもの仕事と一緒だ。
俺たちの頑張りとは無関係に、
少年は更生するし、駄目な時は駄目だ」
「でも」
うるせえなあ、と言いたげに陣内さんが顔をしかめた。
「だいたい陣内さん、頑張ってる時ってあるんですか?」
と僕は言ったが電車の走行音が激しくなったせいか、
聞こえていないようだった。




『チルドレン』から12年後の「サブマリン」でも
陣内や永瀬と優子のカップルに出会えました。
永瀬と優子が夫婦になっていてなんだか嬉しかったです(^^)
陣内の奇行や無神経さは相変わらずで
でもここぞと言う時の陣内の言葉や行動が奇蹟を起こす!?
「サブマリン」も心温まる物語でした。


『チルドレン』は5編からなる短編集でしたが
「サブマリン」は、交通事故を起こした少年や
脅迫文を送った少年の調査を担当している
武藤の視点で描かれている長編です。


上司の陣内に振り回されてばかりいる武藤は
脅迫文を送った小山田俊にまで振り回され
無免許で死亡事故を起こした棚丘佑真の
調査報告をどうするかでも悩んでいた
棚丘が事故を起こした現場で
武藤は盲導犬をつれた永瀬と出会う
永瀬も陣内に乗せられて事故現場を訪れていた
全ての事件に陣内が絡んでいる!
というか頭を突っ込んでいる!?


少年犯罪を扱った内容でしたが
陣内のキャラクターのお陰であまり重くならず
時には思わず笑ってしまったり、心にジーンとくる場面もありで
最後まで伊坂ワールドを楽しませてもらいました。
とても面白かったです。
『チルドレン』もう一度読もうかな?




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_15




上田秀人さんの「百万石の留守居役シリーズ(七)(八)」


これぞ百万石のお国入り!
日の本一の規模ほ誇る加賀藩の参勤交代。
道中の交渉役を任された数馬に
思いがけぬ難題が降りかかる。
~「帯紙」より~


「貸借-百万石の留守居役(七)」

貸借

藩の顔である留守居役にとって貸し借りは大事だ。
会津藩に貸しをつくった数馬に、新たな役割が。
大藩加賀の参勤交代は大がかり。
その参勤交代のお膳立てを任されたのだ。
宴席が苦手と言ってばかりもいられない。
道中の各藩の留守居役を集めた吉原の会合に、
一人で臨む数馬に思わぬ援軍が!?



「参勤-百万石の留守居役(八)」


参勤

藩主綱紀のお国入り。
国元では数馬の婚約者琴が襲撃されるなど、きな臭い動きが。
そのため異例の急ぎ足の大名行列となった
道中の交渉役を任された留守居役の数馬だが、油断大敵!!
綱紀との縁組を切望する高遠鳥居家の
思いがけぬ罠が待ち受けていた!
数馬は藩の窮地を切り抜けられるか!?




「参勤(八巻)」で、藩主綱紀のお国入りの為
参勤留守居役を任された数馬
道中の交渉を上手く運びホットしたのも束の間
綱紀の命を狙う分家の罠が!
お家騒動の元凶である分家をどうさばくのか?

ちょうどいい所で終っていたので
次巻の発売が待ち遠しいです。

本書を読みながら、浅田次郎さんの『一路』や
映画『超高速!参勤交代』が頭に浮かび
特に『超高速!参勤交代』での設定が
超高速!と言うところで本書「参勤」と似ている!?
「参勤」を読みながら
藩主・前田綱紀が佐々木蔵之介さんで
瀬能数馬が永山絢斗さんに?
なんだか混ぜこぜのイメージに…^_^;
でも時代劇を観ているようで得した気分になれました。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_14




オダギリジョー主演映画「FOUJITA」


フランスを中心に活動してきた著名な画家・藤田嗣治を主人公に
彼の生きた激動の時代を描く。



FOUJITA

1913年、27歳で単身フランスへ渡ったフジタは、
「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・ド・パリの寵児となる。
そして40年に帰国し、戦時下で
戦争協力画を描くことになったフジタは、
日本美術界の中で重鎮として登り詰めていくが、
疎開先の村で敗戦を迎える。



(CAST)
藤田嗣治/オダギリ・ジョー
君代/中谷美紀
ユキ/アナ・ジラルド
キキ/アンジェル・ユモー
フェルナンド/マリー・クレメール
寛治郎/加瀬亮
おばあ/りりぃ
清六/岸部一徳



監督・脚本・製作/小栗康平
製作/井上和子:ローディー・オサール
撮影/町田博
美術/小川富美夫:カルロス・コンティ
音楽/佐藤聰明


製作年/2015年
製作国/日本・フランス合作


映像と音楽は素晴らしかったのですが
もっと藤田の絵を見たかった!
というのが初回観の感想です。
作品に焦点を当てた映画だと期待していたので
内容的には少々物足りなかった

でも私が映画「FOUJITA」を理解出来なかった?
ということで続けて2度観ましたが…
やはり作品が見たい!は変わらず
戦後フランスに戻ってからの藤田も観たかったと
願望が増えてしまい…一度で止めておけば…でしたね^_^;

藤田の絵の中でも猫を描いた絵が好きなので
猫の絵を見たかったなぁ…しつこい!?

映画からは藤田の心象風景もあまり感じられず
オダギリ・ジョーさんは藤田をしっかりと演じていたので
その良さがあまり伝わらなかったのは残念でした。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2017_02_13




トビー・マグワイア主演映画「完全なるチェックメイト」

それは、世界が震えた〈神の一手〉。
1972年、米ソ両大国の威信を懸けた
チェスの世界王者決定戦における
天才B・フィッシャーの伝説的戦いを
スリル満点に描いた痛快作。
~WOWOW~


完全なるチェックメイト

1972年、アイスランドで開催されたチェスの世界王者決定戦。
それまで20年以上、ソ連人同士で王者を争ってきたこの大会に、
アメリカから現われた若き天才チェスプレイヤー、
ボビー・フィッシャーが登場。
ソ連の王者ボリス・スパスキーとの対決に、
米ソ両大国の威信を懸けた“知の代理戦争”として、
世界中の人々の注目が集まることに。
けれども変わり者ボビーの行動は誰にも予測不能で、
驚愕の運命が皆を待ち受けていた…。



(CAST)
ボビー・フィッシャー/トビー・マグワイア
神父ビル・ロンバーディ/ピーター・サースガード
ボリス・スパスキー/リーヴ・シュレイバー
ポール・マーシャル/マイケル・スタールバーグ
ジョーン・フィッシャー/リリー・レーブ

監督・製作/エドワード・ズウィック
製作/ゲイル・カッツ:トビー・マグワイア
原案/スティーヴン・J・リヴェル
   クリストファー・ウィルキンソン
脚本・原案/スティーヴン・ナイト
撮影/ブラッドフォード・ヤング
音楽/ジェームズ・ニュートン・ハワード

原題/Pawn Sacrifice
制作年/2015
制作国/アメリカ


『スパイダーマン』で主演したトビー・マグワイアさんが
天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーを演じています。

精神的に追い詰められていくボビーを
見事に演じ切ったマグワイアさん
目の演技が素晴らしくとてもスリリングだったので
本当に強迫神経症なのでは?と思ってしまったほど

チェスの世界はまるで分からないので
対局の凄さが私には理解出来なかったのですが
それでも十分に楽しめました。

サスペンスなの?と勘違いしてしまうほど!?
スリリングな映画でしたが
何より実話だということにビックリ!
面白かったです。




テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
 2017_02_12




前に使用していたテンプレートも気にいっていましたが
(トリさんの画像が可愛いかった♡)
でも、そのトリさんの画像が大き過ぎたので変更することに…^_^;

今度のテンプレートはシンプルですが素敵なテンプレートです
ひと目惚れしました
文字が薄いのが気になりますが
しばらくはコチラでいきますね(^_-)-☆




 2017_02_08




一色さゆりさんの「神の値段」

人前に一切姿を見せない
世界的な現代美術家・川田無名。
唯一、その正体を知るギャラリー経営者・
唯子が何者かに殺された―。

2016年第14回『このミステリーがすごい!』大賞
大賞受賞作【美術ミステリーの新機軸!】
~「帯紙」より~


神の値段

メディアはおろか関係者の前にも
一切姿を見せない現代美術家・川田無名。
彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の
永井唯子経由で、作品を発表し続けている。
ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を
手の内から出してくる。
来歴などは完全に伏せられ、
類似作が約六億円で落札されたほどの
価値をもつ幻の作品だ。
しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。
アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人、無名の居場所、
そして今になって作品が運びだされた理由を探るべく、動き出す。
幻の作品に記された番号から無名の意図に気づき、
やがて無名が徹底して姿を現さない理由を知る―。



業界描写が実に読ませる。
『このミス』大賞初の美術ミステリーとして
自信をもって推薦したい
―大森望(翻訳家・書評家)―

謎のアーティストの設定が光っているし
美人オーナーのキャラも立っている
―香山二三郎(コラムニスト)―

専門知識に彩られた
美術関連のディテールには厚みがあり
人物造形を含め、筋の運びも達者
―茶木則雄(書評家)―

美術界をめぐるエピソードの数々が興味深く
それらを生かした不可解な謎をめぐる
サスペンスとして、秀逸である
―吉野仁(書評家)―


本書「神の値段」を手にしたきっかけは
日頃お世話になっているブロともさん
『読書と足跡』さんの紹介していた記事を読み
“美術ミステリーなら是非読みた~い!”と思えたから
新しい作家さんに出会えるきっかけにもなりました♡


今までに読んだ美術系小説では
原田マハさんや高橋克彦さんの描く
美術小説に嵌まってしまった私ですが
他の作家さんの本も読んでみたいな!?と思っていたので
新人作家・一色さゆりさんが描く美術ミステリー
ワクワクしながら頁を捲りました(^^)

一色さんのデビュー作となる「神の値段」
人物描写に少々物足りなさを感じましたが
ミステリーとしてはとても面白かったです。
なんといっても美術関係の描写が素晴らしい!
そしてラストの一行に唸らされました
今後の作品も期待大ですね(^_-)-☆



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_02_07




映画「暗殺教室」と「暗殺教室 卒業編」

Hey!Say!JUMPの山田涼介さん主演映画
地球破壊を宣言する謎のタコ型超生物“殺せんせー”と
落ちこぼれ生徒たちとの戦いが始まる
学園エンターテインメント!
殺せんせー役は嵐の二宮和也さんなので
ジャニーズファンは見逃せない!?


映画「暗殺教室」

暗殺教室 MOVIE
制作年/2015

『有名進学校・椚ヶ丘中学校の旧校舎にある
落ちこぼれクラス3年E組に、
タコ型超生物の“殺せんせー”が担任としてやって来る。
すでに月の7割を破壊し、
来年の3月には地球を破壊すると宣言する彼が
なぜか3年E組の担任を希望したことから、
政府は渚ら生徒たちに“殺せんせー”の
暗殺という極秘任務を課する。
“殺せんせー”の授業を受けながら
暗殺の訓練をするという日々を過ごすうち、
生徒たちの間に友情が芽生えるが…。』




「暗殺教室 卒業編」

暗殺教室 卒業編 MOVIE
制作年/2016

『2学期を迎え、残された暗殺の期限も
残り半年となった椚ヶ丘中学の落ちこぼれクラス3年E組。
殺せんせーが演劇に出たいと言い出して
生徒たちが翻弄される中、学園祭は終わり、
ある人物が暗殺者としての正体を現わす。
それを機に、殺せんせーは、
今は亡き雪村先生との過去を明かす。
やがて3学期が訪れ、
殺せんせーの驚愕の過去を知った生徒たちは、
せんせー暗殺を続行すべきか、
せんせーを救う道を探すべきかで意見を分裂させる。』



(CAST)
潮田渚/山田涼介
烏間惟臣/椎名桔平
赤羽業/菅田将暉
茅野カエデ/山本舞香
自律思考固定砲台/橋本環奈
イリーナ・イェラビッチ(ビッチ先生)/知英
鷹岡明/高嶋政伸
死神/“殺せんせー”の声/二宮和也
柳沢誇太郎/成宮寛貴
雪村あぐり/桐谷美玲

監督/羽住英一郎
脚本/金沢達也
撮影/江崎朋生
音楽/佐藤直紀




松井優征さん原作マンガ「暗殺教室」(全21巻)


暗殺教室 マンガ

原作漫画「暗殺教室」の表紙、カラフルでカワイイ~!
でも未読です^_^;

映画はWOWOWで放送されたので観ましたが
実は、一度「暗殺教室」途中で挫折したのよね…
殺せんせーが飛び降りた赤羽を助けたシーン!?
触手をネットのように張って助けるところで挫折^_^;
でも『面白かったですよ~♪』というYさんからの薦めもあり
WOWOWの再放送で再チャレンジ!
それで2作品を続けて観ました(^_^)v


もっとヴィジュアルありきの幼稚な映画だと思っていましたが
ストーリーが思いのほかしっかりとしており
タコのような“殺せんせー”にも深い事情が…
ただのエイリアンではなかったんですね

2作目の卒業編に登場した
柳沢役の成宮寛貴さんの悪役ぶりに拍手(パチパチ)
エキセントリックな悪役柳沢、ホント嵌まり役でした!
二宮さんは声だけでなく、死神役でご本人出演も!
ニノ&成宮ファンの私としては嬉しさ2倍
それだけでも観て正解でした(^^)

もう成宮さんの新作を観ることは出来ないので…
薦めてくれたYさんに感謝ですm(__)m





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2017_02_02




高田大介さんの「図書館の魔女 烏の伝言」


人を真実へと導くのは
“剣”か“魔法”か、それとも―?

囚われた姫君を助け出す―
陰謀に荒む港町を
山の民と兵士と、みなしごたちが
駆け抜ける。

~「帯紙」より~


烏の伝言

霧深いなか、道案内の剛力たちに守られながら、
ニザマの地方官僚の姫君ユシャッバと
その近衛兵の一行が尾根を渡っていた。
陰謀渦巻く当地で追われた一行は、
山を下った先にある港町を目指していた。
剛力集団の中には、鳥飼のエゴンがいた。
顔に大きな傷を持つエゴンは言葉をうまく使えないが、
鳥たちとは、障害なく意思疎通がとれているようだ。
そんな彼の様子を興味深く見ていたのは、
他ならぬユシャッバだった――。



“大反響を呼んだメフィスト賞受賞作
『図書館の魔女』に続くファンタジー巨編!”
と『帯紙』に記してあったので
一ノ谷を旅立ったキリヒトのその後の物語なのかと
勝手に決めつけ期待して本書を読みましたが
残念ながら本書にキリヒトは登場しません(T_T)
キリヒトは登場しない…でも続編でした
なので『帯紙に』に嘘偽りはないですよ(^_-)-☆


新たに登場した剛力や鼠達
ニザマから逃亡中の姫と近衛隊がとても魅力的です♡
姫は姫様っぽくなく逞しいキャラ!?(というか賢い)
近衛隊や剛力達のおとこぎに感涙(感動)
子鼠達(子ども達)の悲しい過去に絶句…そして健気さに(涙)

全体的に重苦しい雰囲気が漂う物語でしたが
後半部で一気に空気が和らいでくる
特に後半部分でのマツリカと剛力・ワカンの
言い争い?いや話し合いには
ハルカゼと同じく笑いが止まらず
マツリカのことを、姐さん、姐御呼ばわりしたワカンに
座布団3枚!ですね(^^)/

「図書館の魔女 烏の伝言」も秀作でした。
NHKで放送中の『精霊の守人』シリーズのような
大河ファンタジーになりそうな予感が!
「図書館の魔女」シリーズの次回作、今から楽しみです♡ 



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
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