角田光代さんの「まどろむUFO」


異次元の世界に魅かれる若人たちの
幸福なコミューンを描く
新鋭女性作家による中編小説集。
~「帯紙」より~



まどろむ夜のUFO

(内容紹介)

私のほんとうの居場所はどこにあるのだろう

私の知らない「彼女」にジャムを作り、
いそいそ出かけていく高校生の弟・タカシ。

魂の前世を信じる、弟の怪しげな友人・恭一。
5日おきにデートする几帳面な同級生・サダカくん。
3人の奇妙な男に囲まれ、過ぎていく夏――。

心の底のリアルな感覚を描き共感を呼ぶ、角田光代の作品集。
野間文芸新人賞受賞作。




第18回(1996年)
野間文芸新人賞受賞


とても浮遊感のある物語でした
つかみどころがなく不安定
でも登場人物たちは
その中でいきいきと生きている


自由な彼らの生きざまは
世間一般から少しずれているかも!?

でも、彼等にとってはそんなこと関係ない
自らが選んだ価値観のなかで
仲間とコミューンを作り自由に過ごしている
それが幸せなんだと

私にはちょっと無い感覚でしたが…^_^;
物語として読む分には面白かったです。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_30




池井戸潤さんの「ルーズヴェルト・ゲーム」


会社存亡の危機から
「奇跡の逆転劇」を見せられるのか。

~「帯紙」より~


ルーズヴェルトゲーム BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

「一番おもしろい試合は、8対7だ」
野球を愛したルーズヴェルト大統領は、そう語った。

監督に見捨てられ、主力選手をも失った
かつての名門、青島製作所野球部。
創部以来の危機に、野球部長の三上が招いたのは、
挫折を経験したひとりの男だった。

一方、社長に抜擢されて間もない細川は、
折しもの不況に立ち向かうため、聖域なきリストラを命じる。

廃部か存続か。繁栄か衰退か。
人生を賭した男達の戦いがここに始まる。






ドラマ版『ルーズヴェルト・ゲーム』


ルーズヴェルト・ゲーム ドラマ


2014年(4月~6月)、TBS系の「日曜劇場」枠で放送。

内容(「NEVER」より)
経営危機に直面している中堅部品メーカー「青島製作所」。
リストラを推し進める社長の細川(役:唐沢寿明)は、
リストラ案の1つとして青島製作所野球部の廃部を提案する。

「野球部は利益を生まず、コストだけが発生する」それが廃部の理由であったが、
会長で野球部創設者である青島(役:山崎努)は廃部の理由ではなく、
細川に経営者としてのイズムを尋ねる。対して細川は「イズムはない」と答える。

会社を守るためにはどんな手段も使うという細川の下、会社は着々とリストラを進め、
生き残るためにコストカットを邁進していく。作中では、この会社存亡の危機から、
奇跡の大逆転をすべく奮闘する細川の姿が描かれる。


(CAST)
細川充⇒唐沢寿明
三上文夫⇒石丸幹二
笹井小太郎⇒江口洋介
青島毅⇒山﨑努
朝比奈誠⇒六角精児
大道雅臣⇒手塚とおる
古賀哲⇒高橋和也
沖原和也⇒工藤阿須加
北大路犬彦⇒和田正人
仲本有紗⇒檀れい
山崎美里⇒広瀬アリス
諸田清文⇒香川照之




「ルーズヴェルト・ゲーム」
だいぶ前に購入したのですが
ドラマを先に観てしまい
本棚の積み本になっていた…^_^;

でも『下町ロケット』を読んで
内容を知っていても面白かったので
本書も遅ればせながら読みました!


ドラマでは細川社長が主役でしたが
原作では、複数の主要な登場人物
それぞれの立場の違いや心情を描くことで
物語の深みが増したように思います。

読みながらドラマの登場人物が浮かんで
笹井専務は江口さんのイメージでしたが
原作では結構年配でしたね^_^;

細川社長はイメージ通り!
そして工藤さんが演じた沖原和也
原作のイメージと工藤さんがピッタリで
ナイスキャスティング!!

ドラマ、原作共に、とても面白かったです。

経営不振の青島製作所が
あの手この手で追い詰められていく
だからこそよけいに奇蹟の大逆転が生きてくる!

読後の爽快さは格別でした(^_-)-☆



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_28




宮部みゆきさんの「かまいたち」


夜な夜な出没して江戸を恐怖に陥れる
辻斬り“かまいたち"の正体に迫る町娘。

サスペンス満点の表題作はじめ四編収録の時代短編集。

~「帯紙」より~



かまいたち

内容(「BOOK」データベースより)

夜な夜な出没して江戸市中を騒がす
正体不明の辻斬り“かまいたち”。

人は斬っても懐中は狙わないだけに
人々の恐怖はいよいよ募っていた。

そんなある晩、町医者の娘おようは
辻斬りの現場を目撃してしまう…。

サスペンス色の強い表題作はじめ、
純朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」
超能力をテーマにした「迷い鳩」「騒ぐ刀」を収録

宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集





本書「かまいたち」は
4つの物語からなる中短編集です。


『かまいたち』
風のように現れ、風のように消える。
姿を見た者はみな、変わり果てた骸となって見つかる。
この辻斬りは「かまいたち」と呼ばれ…。

『師走の客』
その客は毎年師走の一日にやってきて
五日の間、「梅屋」に泊っていく。
今年もまた律義にやってきた。

『迷い鳩』
お初は妙なものを見かけた。
つい先を歩いて行く女の人のたもとに
べっとりと血が着いているのである。

『騒ぐ刀』
質屋から受け取ったその脇差は
――ものを言った。
正確に言うならば、
うめき声をあげるのである。



宮部さんの描く物語は
登場人物の心情が丁寧に描かれているので
短編であっても、味わい深いです。

内容も、短い作品の割には盛り沢山!
表題作では、サスペンスとして
他の3作品では、ミステリー、
ファンタジーとしても楽しめ、得した気分に(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_23




池井戸潤さんの「下町ロケット」


2011年に放送されたWOWOWドラマ版と
2012年のTBSドラマ版、両番組を観ていたので
原作を読むのはもういいかな?と思っていましたが
姉から文庫本を頂いたので読むことに…




下町ロケット BOOK

内容(「小学館」より)

「お前には夢があるのか? オレにはある」
研究者の道をあきらめ、
家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、
製品開発で業績を伸ばしていた。

そんなある日、商売敵の大手メーカーから
理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、
資金繰りに窮する佃製作所。

創業以来のピンチに、
国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、
佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。

特許を売れば窮地を脱することができる。
だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。

男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
第145回直木賞受賞作。




WOWOWドラマ版


下町ロケット WOWOWドラマ




TBSドラマ版


TBSドラマ版



(CAST)
役名⇒WOWOW:TBS
佃航平⇒三上博史: 阿部寛
佃利菜⇒美山加恋:土屋太鳳
佃和枝⇒長内美那子:倍賞美津子
財前道生⇒渡部篤郎:吉川晃司
殿村直弘⇒小市慢太郎:立川談春
山崎光彦⇒松尾諭:安田顕
津野薫⇒光石研:中本賢
富山敬治⇒眞島秀和:新井浩文
三田公康⇒佐藤二朗:橋本さとし
中川京一⇒小木茂光:池畑慎之介
和泉沙耶⇒水野真紀:真矢ミキ(佃の元妻・JAXS研究員)
神谷修一⇒恵俊彰(TBSでの弁護士)
神谷涼子⇒寺島しのぶ(wowowでは佃の元妻の友人が弁護士に)



役者陣、両ドラマともにナイスキャスティング!

WOWOW版は、ほぼ原作通りでしたが
TBS版では前(ロケット編5話)・後(ガウディー編5話)となり
小説続編の『下町ロケット2 ガウディ計画』も放送。


ドラマで大満足していたので
原作はさらりと読むつもりでしたが
原作の惹き込まれ度も凄かった!

内容を知っているのに
頁を捲る手を止められない!
『64(ロクヨン)』状態に^_^;


池井戸潤さんのドラマは(ほぼ全作)観ていますが
小説は『果つる底なき』のみ読んだだけ…
他の作品も読みたくなりました!

まずは『ルーズヴェルト・ゲーム』から読もうかな!?
(2年前に購入したのに未読)
ドラマを先に観たので本棚の積本となっていた^_^;


「下町ロケット」を読んだことで
池井戸潤作品の映像化率が高いのも頷けました!




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 2016_07_18


「合葬」

Category: 映画 > ・邦画  


映画「合葬」


柳楽優弥、瀬戸康史、岡山天音という
若手実力派俳優たちが共演した青春時代劇。

将軍の警護と江戸の平和維持を目的に結成された、
“彰義隊”に入った若侍3人の運命を描く。

~WOWOW~



合葬 MOVIE

解説(「WOWOW」より)

漫画家・杉浦日向子が1980年代に
伝説の漫画雑誌「ガロ」に連載し、
日本漫画家協会賞で優秀賞を受賞した同名傑作漫画を、
「少年と町」で京都国際学生映画祭グランプリを受賞した
小林達夫監督が映画化。

時代の波に翻弄されていく3人の若侍の運命を、
派手ではないが丁寧かつ丹念に描写した小林監督の手腕が光る。

若侍を演じる、柳楽、瀬戸、岡山もそれぞれの個性で好演。
ナレーターを歌手のカヒミ・カリィが務め、
コアな音楽ファンに人気のユニット、
ASA-CHANG&巡礼が音楽を担当したのも異色ずくめだ。




内容(「WOWOW」より)

慶応4(1868)年、
第15代将軍・徳川慶喜が江戸城を明け渡し、
300年にわたる徳川の世が終わりを告げた。

幕府の解体に伴い、有志によって将軍の警護と
治安維持を目的に結成された彰義隊もまた、
反政府的な立場へと追いやられていく。

そんな中、あくまでも将軍に忠誠を誓う極、
養子先を追い出されて行く当てもなく隊に参加した柾之助、
幼なじみの極を案じて加わった悌二郎、
3人の隊士も時代の荒波にのみ込まれていく。



(CAST)
秋津極⇒柳楽優弥
吉森柾之助⇒瀬戸康史
福原悌二郎⇒岡山天音
福原砂世⇒門脇麦
かな⇒桜井美南
森篤之進⇒オダギリジョー


ナレーション:カヒミ・カリィ

監督⇒小林達夫
脚本⇒渡辺あや
撮影⇒渡辺伸二
音楽⇒ASA-CHANG&巡礼




『彰義隊』とは、徳川慶喜の警護などを目的として結成され
幕府より江戸市中取締の任を受け江戸の治安維持を行ったが
上野戦争で明治新政府軍に敗れ解散した。

でも、京での『新撰組』ほど知られていない?
せっかく『彰義隊』にスポットを当てたのだから
『彰義隊』についてもっと掘り下げて欲しかったかな

・・・「合葬」は青春映画でした!
幕末の変容の渦中に巻き込まれた
3人の若者たちを描いた青春時代劇
視点が違うのでしかたないですね。


ただ俳優陣は頑張っていましたよ。
特に柳楽優弥さんの存在感は流石!
その対極キャラの瀬戸康史さんも良かったです。



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_07_17




映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」


TVドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の
B・カンバーバッチが主演した実話ドラマ。

ナチスの暗号機解読に挑む数学者の姿を描く。
第87回アカデミー賞脚色賞受賞。
~WOWOW~



イミテーション・ゲーム MOVIE

解説(「WOWOW」より)

第2次世界大戦中、不可能といわれた
ドイツ軍の“エニグマの暗号”解読に挑んだ
実在の数学者、アラン・チューリング。

恐るべき回転速度の頭脳を持ったがゆえに
奇異な存在に見られるが、
実は人に言えない悩みを抱えたチューリングを
カンバーバッチが独特の存在感で演じた。

彼と心を通わせるジョーンに扮するK・ナイトレイも好演。

劇中で描かれるチューリング製作の機械は、
後のコンピューターの原点になったとされる。

サスペンス度も高く、最後まで目が離せない。
監督はノルウェー出身の新鋭M・ティルドゥム。




内容(「WOWOW」より)

1939年、イギリスがドイツに宣戦布告して
第2次世界大戦が勃発。

天才数学者チューリングは英国政府の機密作戦に参加、
ドイツ軍が誇る暗号機“エニグマ”の解読に挑む。

作業にはチェスの全英チャンピオンや
言語学者など、6人の天才が集められ、
情報部のもと、チームは暗号解読を開始。

だが、チューリングは勝手に奇妙な機械を作り始め、
仲間との軋轢が深まる。
そんな彼をクロスワードパズルの天才
ジョーンがかばうのだが…。



(CAST)
アラン・チューリング⇒ベネディクト・カンバーバッチ
ジョーン・クラーク⇒キーラ・ナイトレイ
デニストン中佐⇒チャールズ・ダンス
ヒュー・アレグザンダー⇒マシュー・グード
ロバート・ノック刑事⇒ロニー・キニア
ジョン・ケアンクロス⇒アレン・リーチ


監督⇒モルテン・ティルドゥム
製作⇒ノラ・グロスマン、他
脚本⇒グレアム・ムーア
撮影⇒オスカル・ファウラ
音楽⇒アレクサンドル・デスプラ



WOWOWで放送されたので観ました。

『100時間一挙放送!真夏のメガヒットパレード』
すべて話題のメガヒット映画というお得な特集ですが
「イミテーション・ゲーム」もその枠で放送されました
すごく面白い映画だったのでメガヒットも頷けます
映画館で観るべき映画でしたね^_^;


ナチスの暗号エニグマを解読した
天才数学者アラン・チューリングの物語

脚本・構成が本当に素晴らしかった。

主演のベネディクト・カンバーバッチ
存在感のある役作りに拍手!
少年時代の子役も良かったです。
そして紅一点のキーラ・ナイトレイ
知的な美しさが印象的でした。


最近は洋画をあまり見ないのですが
本作のような秀作に出会えると
選り好みをしていたら勿体無い!?

これからは洋画もチェックしなくちゃね(^_-)-☆




テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
 2016_07_13




住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」



偶然、僕が拾った1冊の文庫本。
それはクラスメイトである山内桜良が綴った、
秘密の日記帳だった―
~「帯紙」より~




君の膵臓をたべたい

(出版社内容情報)

ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。
タイトルは「共病文庫」。

それは、クラスメイトである山内桜良が
密かに綴っていた日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、
もういくばくもないと書かれていた。

こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から
【秘密を知るクラスメイト】となった僕。

まるで自分とは正反対の彼女に、
僕は徐々にひかれていった。

だが、世界は病を患った彼女にさえ、
平等に残酷な現実をつきつける――。

全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!




『君の膵臓を食べたい』
まずは、ドキッとするタイトルで心を鷲掴!

本書がデビュー作という住野よるさん
新人作家とは思えないほどの筆力で

難病を患ったヒロインと
ヒロインを見守る少年…ありがちな設定ですが
タイトルにも名前負けしないほど!?
とても斬新な物語でホント面白かった
少なくともお涙ちょうだいの軽い物語ではないです。

それでも後半は号泣しましたが
読後は思いのほか爽やかで
いい意味で裏切られました。


物語の中にどんどん惹き込まれていき
あっという間の一気読み!
本屋大賞第2位も頷けますね(^_-)-☆


住野よるさんの2作目『また、同じ夢を見ていた』も
是非、近いうちに読みたいと思います。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_12




映画「風に立つライオン」


実在の日本人医師をモデルにした、
さだまさしの同名曲および同名小説を、
大沢たかおの企画と主演で映画化。

ケニアの国境地帯で医療活動に尽力した
日本人医師の献身を描く。
~WOWOW~



風に立つライオン MOVIE

解説(「WOWOW」より)

アフリカで献身的な医療活動を行なった
日本人医師・柴田紘一郎をモチーフにした
さだまさしの同名曲と同名小説をもとにした感動作。

楽曲に感銘を受けた俳優・大沢たかおがさだに小説化を勧め、
企画段階から関わって映画化実現にも奔走したという。
その熱意が実り、彼にとっては「解夏」「眉山」に続く
さだ原作映画への出演となった。

劇中では少年兵が殺し合う紛争地の現実に衝撃を受け、
物資も乏しい中での医療活動に志願する主人公を熱演。

監督は「テラフォーマーズ」の三池崇史。
共演は石原さとみ、真木よう子など。




内容(「WOWOW」より)

1987年。大学病院に勤める医師の航一郎は
ケニアの医療施設に派遣されることになった。

シュバイツァー博士に憧れた彼にとって
願ってもない話だったが、
それは一方で同じく医師の恋人、
貴子との別れも意味していた。

ケニアへ赴いて半年、
彼は国境近くの赤十字病院から協力を要請される。

物見遊山のつもりで依頼を受けた彼だったが、
そこで目にしたものは、少年兵たちが麻薬を打たれて
殺し合いをさせられる紛争地の現実だった。



(CAST)
島田航一郎⇒大沢たかお
草野和歌子⇒石原さとみ
秋島貴子⇒真木よう子
青木克彦⇒萩原聖人
田上太郎⇒鈴木亮平
児島聡子⇒藤谷文子
村上雅行⇒石橋蓮司



監督⇒三池崇史
企画⇒大沢たかお
脚本⇒斉藤ひろし
撮影⇒北信康
音楽⇒遠藤浩二

主題歌⇒さだまさし『風に立つライオン』





原作小説『風に立つライオン』


風に立つライオン BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

一九八八年、恋人を長崎に残し、
ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。

「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、
少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。
二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は…。

二〇一一年三月、成長したンドゥングは
航一郎から渡された「心」のバトンを手に
被災地石巻に立つ。

名曲をモチーフに綴る感涙長篇。





WOWOWの『W座からの招待状』枠で放送された際
HDDに録画して(やっと)観ました。
ホントはもっと早く観たかったのですが…


さだまさしさんの歌う『風に立つライオン』
壮大で美しく、ホントいい曲ですよね。


その『風に立つライオン』を
さださん自ら小説に書き下ろし
さらに映画化されたということで
上映当時、映画館へ行くつもりでいたのですが
残念ながらタイミングが合わず見逃してしまった^_^;
なので、WOWOWでの放送はホント嬉しかったです。


原作は未読です。
映画は、違う意味での感動を狙いすぎた?

私が想像していた内容と少し違っていましたが
映画としては面白かったです。

ただ、さださんの歌詞のイメージと
映画の内容がかなり違っているので
原作はどうなっているのか?
是非、読み比べてみたいと思います。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_07_10




上田秀人さんの「家康の遺策-関東郡代記録に止めず」


死してなお
世を揺るがす
家康の策略!!

~「帯紙」より~



家康の遺策

内容(「BOOK」データベースより)

将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、
関東群代を世襲し権勢を誇っていた。
その裏には神君が隠匿した莫大な遺産を譲るという役目が。

だが、逼迫した財政を立て直すべく、
幕府重鎮・田沼意次がその奪略をもくろむ。
当主・半左衛門は武と智を尽くして応戦するが…。

やがて迎えた対決の時、
死してなお世を揺るがす家康の策略が明らかになる。




シリーズものに比べると肩透かし?
中盤までは惹き込まれましたが
主人公・半左衛門の印象も薄く
後半は無理やり終らせた感があり…

ただ帯紙に書かれていたことは誇張ではなく
正しく「死してなお、家康の策略」でした。


珍しいミスを発見!
本書では十代将軍家治の時代を描いているのですが
十一代将軍家斉に関する記述が後半に出てくる
明らかに作者のミスなのですが
編集者も気づかなかったのね




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_07




映画「謝罪の王様」


土下座を武器にする“謝罪師”が
あらゆるテクニックでトラブルを丸く収める。

宮藤官九郎が脚本を手掛け、
阿部サダヲ、井上真央ら豪華キャストが共演した話題のコメディ。

~WOWOW~



謝罪の王様

解説(「WOWOW」より)

主演・阿部、脚本・宮藤、監督・水田伸生という好調トリオの
「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」に続く第3作。

映画はエピソードがオムニバス的に重ねられ、
笑わせて泣かせながら終盤に向かって一つにつながるという
宮藤脚本ならではの巧みな語り口が見もの。

宮藤作品常連の阿部、
コメディエンヌの才能を見せる井上ほか、
綺羅星のごとくというべき豪華キャストが、
場面は短いながらもインパクトを残す。

是枝裕和監督の「海街diary」などで人気急上昇の
広瀬すずがほんの少し出演しているのにも注目だ。





内容(「WOWOW」より)

帰国子女の典子はヤクザな男の車を相手に事故を起こし、
欧米での生活習慣から日本流の謝罪ができずに
騒ぎをこじらせてしまう。

困り果てた彼女は自称“謝罪のプロ”の
東京謝罪センター所長・黒島に相談、
黒島はあらゆる手を講じてなんとか危機を回避する。

これをきっかけに、典子は黒島のアシスタントとして働き始め、
サラリーマンの沼田とOL美咲のセクハラ事件、
俳優夫婦のトラブル、ついには国際問題までをも手掛けることに。




(CAST)
黒島譲⇒阿部サダヲさん
倉持典子⇒井上真央さん
箕輪正臣⇒竹之内豊さん
沼田卓也⇒岡田将生さん
宇部美咲⇒尾野真千子さん
和田耕作⇒荒川良々さん
ワクバル⇒濱田岳さん
犬を捜す少女⇒広瀬すずさん


監督⇒水田伸生さん
脚本⇒宮藤官九郎さん
撮影⇒中山光一さん
音楽⇒三宅一徳さん



WOWOWの『メガヒット劇場』枠にて放送された際
HDDに録画して観ました。


オムニバスなのかな?と思っていたら
最後にはパズルのピースが嵌まるように
全てのエピソードが重なってくる。
その意外性がスゴク面白い!


阿部サダヲさんのくどい演技最高!
イケメンの岡田さんを最低男沼田にナイスキャスティング!
井上真央さんの無表情で乱暴な帰国子女役もよかった!
キャストが絶妙でした!


そして何よりも宮藤脚本文句なく面白い
このテンポの良さ、奇想天外なストーリー
いつものバカなノリは期待を裏切らず(^^)

映画本編は最初から最後まで
ドタバタしていて面白かったのですが
…エンディングロールに絶句…

好みの問題だと思いますが、ちょっとやり過ぎでは?




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_07_04




上田秀人さんの「伊賀者同心手控え~大奥騒乱」


多くの闇、忍びの掟
壮絶なる権力争い

うずまく裏切りと殺意…
挑むのは、一介の伊賀者
~帯紙より~




大奥騒乱 

内容(「BOOK」データベースより)

将軍家治の寵臣田沼意次に遺恨を抱く松平定信は、
大奥を害して失脚に導こうとする。
実行役は腹心のお庭番和田要。

危難を察した大奥表使い大島は、
御広敷伊賀者同心御厨一兵に反撃を命じる。

要をはじめ数々の刺客と死闘を繰り広げる一兵。
やがて大奥女中すわ懐妊の噂が駆け巡り、事態は急転。

女中たちの権力争いが加熱し、ついには死者までも。
修羅場を迎えた一兵は使命を果たせるのか!




上田さんの『奥右筆秘帳シリーズ』でも登場した松平定信
奥右筆では十一代将軍家斉の時代でしたが
本書では十代将軍家治の時代なので定信はまだ若い
でも利己主義の食えない性格は変わらず


家治の寵臣田沼意次は珍しくいい役でしたね
他の本では悪役で描かれることが多いので
意外性があって面白い!

ただ内容は少々物足りなかった…
登場人物の描写が中途半端で
どっちつかずになってしまい
どの登場人物にも感情移入ができず
それで面白味が半減してしまった
興味のあるテーマだっただけに残念…

1巻のみで描くには無理があったかも?


それにしても大奥は魑魅魍魎だらけ
大奥の女たちがあまりにもお粗末で
読みながらいい加減うんざりしてきます…

上田作品がまだまだ手元にあるので
これからも読み続けますが
悪役の馬鹿さ加減を笑い飛ばしながら読む?
そうすると違った楽しみ方ができるかも!?



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_07_03




映画「ジヌよさらば~かむろば村へ~」


松田龍平ほか、豪華キャスト共演のエンターテインメントコメディ。

“お金恐怖症”の若者がやって来たのは田舎の小さな村。
彼はそこでお金を使わずに暮らせるのか。

~WOWOW~



ジヌよさらば

解説(「WOWOW」より)

劇団大人計画の主宰、松尾スズキが
いがらしみきおの漫画を実写映画化。

「恋の門」以来約10年ぶりに松田とのタッグが復活した。
松尾らしいユーモアが全編に炸裂し、
本筋とは関係ないと思われるギャグが随所で笑いを誘う。

特に、某有名脚本家が特別出演という名目で
意外な形で登場をするあたりは爆笑もの。

相変わらずの曲者ぶりを発揮する松尾をはじめ、
阿部サダヲほか、大人計画のメンバーが数多く登場、
各々の個性のぶつかり合いも楽しい。

阿部演じる村長の妻を演じる松たか子や
二階堂ふみの快演ぶりも見逃せない。






内容(「WOWOW」より)

元銀行マンのタケは現金に触るだけで失神してしまう、
前代未聞の深刻な“お金恐怖症”。

彼は1円も使わずに生きていくため、
過疎化が進む小さな村“かむろば村”にやって来る。

お金に頼らず生活しようとする彼を、
異常に世話焼きな村長の与三郎ほか、
村人たちは奇妙な生き物を見るように眺める。

そんな村人たちに助けられながら
奇跡的にお金に関わらない生活を続け、
村に慣れ始めたころ、
怪しい男・多治見が村に現われて…。



(CAST)
高見武晴(タケ)⇒松田龍平さん
天野与三郎⇒阿部サダヲさん
天野亜希子⇒松たか子さん
青葉⇒二階堂ふみさん
なかぬっさん⇒西田敏行さん
いそ子⇒片桐はいりさん
多治見⇒松尾スズキさん



監督・脚本⇒松尾スズキさん
撮影⇒月永雄太さん
音楽⇒佐橋佳幸さん




原作漫画・いがらしみきおさんの『かむろば村へ』

かむろば村へ マンガ

内容

銀行員でありながら金アレルギーになり、
お金を一切使わない生活を目指して
東北地方の寒村にやってきた主人公と、
一筋縄ではいかない村人たちによる
スラップスティック・コメディ。

「ジヌ」とは東北弁で銭、金のことを指す。






WOWOWで放送された際、HDDに録画して観ました。
原作漫画は未読です。


監督・脚本が松尾スズキさんだったこともあり
大人計画のメンバーだらけ!?の印象が…


これだけ濃い役者陣の中でも存在感を見せつけた
松田龍平さんの演技に拍手!

そして、阿部サダヲさん、西田敏行さん
松たか子さん、二階堂ふみさんの怪演もお見事でした!

片桐はいりさんの顔芸には大爆笑(^^)
他の役者さん達もクセのある方ばかりで


豪華キャストを揃えて松尾さん遊んでいる?

松尾ワールド満載の映画で面白かったです。






テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_07_02




映画「日々ロック」


野村周平、二階堂ふみ共演の青春ロックコメディ。

売れない3人組ロックバンドの前に舞い降りた
デジタル系のカリスマアイドル。
彼女との出会いで彼らの中の何かが変わる。

~WOWOW~



日々ロック

解説(「WOWOW」より)

榎屋克優の同名漫画を
「ジョーカー・ゲーム」の入江悠監督が実写映画化。

二階堂演じるカリスマアイドルが
ビール片手に主人公たちのライブに乱入、
RCサクセションの「雨あがりの夜空に」を熱唱しながら
大暴れするシーンで一気に引き込まれるだろう。

数々の映画で異なる顔を見せる
二階堂のカメレオン女優ぶりにも驚かされる。
さらに、野村自身がダッチワイフを腰に巻きながら
裸で熱唱するライブハウスの場面をはじめ、
クライマックスの風雨の中での演奏場面など、
音楽を巧みに使った入江監督の演出も冴え渡る。






内容(「WOWOW」より)

勉強もスポーツも不得意ないじめられっ子の拓郎は、
ロックをこよなく愛する高校生。

彼は友人の草壁と依田とロックバンド
“ザ・ロックンロールブラザーズ”を結成し、
高校卒業後に上京。

彼らは伝説的なライブハウス“モンスターGOGO”に
居候しながらライブに出演する日々を過ごす。

そんなある日、バンドの演奏中に
世界的に名高いトップアイドルの咲が酔っぱらった状態で乱入。
こんな出会いから彼らの運命は変わり始める。



(CAST)
日々沼拓郎⇒野村周平さん
宇田川咲⇒二階堂ふみさん
草壁まもる⇒前野朋哉さん
新庄⇒落合モトキさん
依田明⇒岡本啓佑さん
犬飼佑一郎⇒古舘佑太郎さん
松本猛⇒竹中直人さん



監督・脚本⇒入江悠さん
脚本⇒吹原幸太さん
撮影⇒谷川創平さん
音楽⇒黒猫チェルシー




原作漫画・榎屋 克優さんの『日々ロック』

日々ロック マンガ




WOWOWの『平日夜は最新映画』枠で放送された際
HDDに録画して観ました。


原作マンガは読んでいないのですが
野村周平さん演じる日々沼が変!
マンガのキャラもこんな感じ?


二階堂さんの演じたアイドルSAKIが可愛すぎ♡
二階堂さん見たさに録画した映画なので正解でした!


内容はというと…好みの問題ですね^_^;
ロック大好きなんですが
今ひとつ入り込めませんでした…。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_07_01




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