角田光代さんの「坂の途中の家」


最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。

社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と
〈家族〉であることの光と闇に迫る心理サスペンス

刑事裁判の補充裁判員になった理紗子は、
子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、
いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。

~帯紙より~



坂の途中の家 BOOK

内容(朝日新聞出版)

里沙子は刑事裁判の補充裁判員に選ばれた。
担当することになったのは、30代の母親が生後8カ月の長女を
浴槽に落として死なせ、殺人罪に問われた事件。

法廷で明らかにされていく被告人の鬱屈した日々は、
もうすぐ3歳になる娘がいる自分自身の体験と重なってしまう。

〈浴室の湿気やにおい、裸足の裏のタイルの感触までが浮かぶ。
まるで自分が泣き止まない赤ん坊を抱いてそこに立っていたかのように〉。

もしかしたら、私が彼女だったかもしれない。
娘を殺したかもしれない…。
平凡な暮らしにひそんだ“恐怖”をえぐり出すサスペンス。





本書「坂の途中の家」は、
私としては珍しく?読み終えるまでに
かなり時間が掛ってしまい(一週間ほど)
あまりにも読み進まないので?
『読書会』も読み始じめ…^_^;
(『読書会』は、“あっという間に”読んでしまった!)



裁判員に選ばれてしまった理紗子は
乳幼児殺害というショッキングな事件を審理することに

被告人・水穂の置かれた立場に
次第に理紗子がシンクロしていく
そして、読み進めるうちに私までもが…

本書のキャッチコピーに
『感情移入度100パーセントの社会派エンターテインメント!』
とありましたが “正しく!”
感情移入し過ぎてしまい
読みながら辛く、時には息苦しくなり
どうしても次の頁を捲れない…!?

ホラーでは頁を捲るのが怖い!作品もありましたが
貴志祐介さんの『黒い家』とかね^_^;

社会派サスペンスでここまで震撼させられるとは
角田光代、恐るべし!


角田さんの作品は好きなので
ついつい気軽に手に取ってしまいますが
読むのにはかなり覚悟が必要です^_^;

『八日目の蝉』『かなたの子』『紙の月』etc
いずれも心に迫る凄い作品ばかり!




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
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