横山秀夫さんの「64(ロクヨン)」


昨年放送されたNHKの「土曜ドラマ」を観て面白かったので
小説「64(ロクヨン)」を、Yさんより借りて読みました。

原作でどう描かれているのか興味があったので
Yさんに感謝ですm(__)m




ロクヨン上 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。
記者クラブと匿名問題で揉める中、
“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の
翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。

だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。
組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、
ミステリ界を席巻した著者の渾身作。




ロクヨン下 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部と警務部の全面戦争。
その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上は、
長官視察の本当の目的を知り、己の真を問われる。

そして視察前日、最大の危機に瀕したD県警を
さらに揺るがす事件が―。
驚愕、怒涛の展開、感涙の結末。
ミステリベスト二冠、一気読み必至の究極の警察小説。





映画版『64-ロクヨン-』


映画64

内容(「映画.com」より)

小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の前編。

わずか1週間の昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。
事件は未解決のまま14年の時が流れ、平成14年、時効が目前に迫っていた。

かつて刑事部の刑事としてロクヨンの捜査にもあたった三上義信は、
現在は警務部の広報官として働き、記者クラブとの確執や、
刑事部と警務部の対立などに神経をすり減らす日々を送っていた。
そんなある日、ロクヨンを模したかのような新たな誘拐事件が発生する。


(CAST)
三上義信⇒佐藤浩市さん
諏訪⇒綾野剛さん
美雲⇒榮倉奈々さん
雨宮芳男⇒永瀬正敏さん
秋川⇒瑛太さん
松岡勝俊⇒三浦友和さん
三上美那子⇒夏川結衣さん
日吉浩一郎⇒窪田正孝さん
二渡真治⇒仲村トオルさん
目崎正人⇒緒形直人さん



監督⇒瀬々敬久さん
脚本⇒久松真一さん・瀬々敬久さん
撮影⇒斉藤幸一さん
音楽⇒村松崇継さん

主題歌⇒小田和正『風は止んだ』




ドラマ版『64(ロクヨン)』


ドラマ64

昭和64年に起きた未解決誘拐殺人事件・通称ロクヨン。
地方県警を舞台に、広報官の視点から描く話題作!


(CAST)
三上義信⇒ピエール瀧さん
三上美那子⇒木村佳乃さん
諏訪尚人⇒新井浩文さん
美雲志織⇒山本美月さん
雨宮芳男⇒段田安則さん
秋川修次⇒永山絢斗さん
松岡勝俊⇒柴田恭兵さん
二渡真治⇒吉田栄作さん
目崎正人⇒尾美としのりさん



脚本⇒大森寿美男さん
音楽⇒大友良英さん
演出⇒井上剛さん・増田靜雄さん
制作統括⇒屋敷陽太郎さん


平成27年度(第70回)文化庁芸術祭賞大賞(テレビ・ドラマ部門)を受賞


ドラマを先に観ていたので
もちろん内容は知っていたのですが
小説「64(ロクヨン)」時間を忘れてしまうほど
夢中になって読んでしまい
寝る前にちょこっと読むつもりが…なんと気がつけば朝!?
読み終え時間を確認したら午前7時を過ぎていました^_^;


警察の内部事情をここまで緻密に描いた物語は
他にはないのでは?と思えるほど凄い作品でした。

主人公の広報官(元刑事)、心を病んだ娘の家出、
警務部と刑事部の対立、記者クラブとの確執
未解決誘拐事件(ロクヨン)、警察庁長官視察、
ロクヨンを模倣した新たな誘拐事件、
まだまだありますが…
何本ものストーリが入り乱れ展開する
それを纏め上げた筆者の力量に喝采です!


D県警シリーズ、他にも
『動機』と『陰の季節』を読みましたが
「64(ロクヨン)」断トツでした(^_-)-☆






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_29




米澤穂信さんの「王とサーカス」


わたしはまだ、
なにをも知ってはいないのだ。
ひとにものを訊く意味も、
ひとにものを伝える意味も。

~帯紙より~



王とサーカス

内容(「BOOK」データベースより)

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、
知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、
事前取材のためネパールに向かった。

現地で知り合った少年にガイドを頼み、
穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、
王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。

太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、
そんな彼女を嘲笑うかのように、
彼女の前にはひとつの死体が転がり…。
「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」
疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?

『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、
太刀洗万智は異邦でふたたび、
自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。

二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた
壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!





ジャーナリズムにとっての正義とは?

取材で得た事実を取捨選択し報道することで
センセーショナルな物語を捏造しているのでは?

本書の主人公、フリーの記者・太刀洗万智は
海外旅行特集の事前取材でネパールを訪れていた
そこで偶発的に起きた王族殺害事件に遭遇
必然的に事件を追うことになるのだが
万智が情報を得るために接触した人物が
死体として発見される…背中に刻まれた文字
彼は自分と会ったことで殺されたのか?

真実を伝えるため取材を続ける万智
彼女は何を取捨選択したのか…


ミステリーとしても面白い作品ですが
ジャーナリズムが陥る問題に言及する等
社会派ドラマとしても読み応え十分!
とても深く考えさせられる秀作でした。

タイトルの「王とサーカス」
読む前は明るく軽快な印象でしたが
読後は真逆に!…深遠なタイトルだったのね^_^;





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_27




吉田秋生さん原作、映画「海街diary」


鎌倉を舞台に描かれる、
家族の絆の物語。



海街diary MOVIE


解説(「シネマトゥデイ」より)

ベストセラーを誇る吉田秋生のコミックを実写化したドラマ。

鎌倉に暮らす3姉妹と父親がほかの女性ともうけた
異母妹が共同生活を送る中、
さまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を追う。

メガホンを取るのは、『そして父になる』などの是枝裕和。
テレビドラマ「八重の桜」などの綾瀬はるか、
『潔く柔く きよくやわく』などの長澤まさみのほか、
夏帆や広瀬すずらが共演。

実力派女優たちが繰り出す妙演はもちろん、
舞台となる鎌倉の美しい四季の風景も見どころ。




内容(「シネマトゥデイ」より)

鎌倉で暮らす、幸、佳乃、千佳。そんな彼女たちのもとに、
15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。

葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、
そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すずと対面する。

身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、
気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、
彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。
こうして鎌倉での生活がスタートするが……。




(CAST)
長女・香田幸⇒綾瀬はるかさん
次女・香田佳乃⇒長澤まさみさん
三女・香田千佳⇒夏帆さん
四女・浅野すず⇒広瀬すずさん
三姉妹の母・佐々木都⇒大竹しのぶさん
海猫食堂店主・二ノ宮さち子⇒風吹ジュンさん
山猫亭店主・福田仙一⇒リリー・フランキーさん
医師・椎名和也⇒堤真一さん
大船のおばちゃん・菊池史代⇒樹木希林さん



監督・脚本・編集⇒是枝裕和さん
撮影⇒瀧本幹也さん
音楽⇒菅野よう子さん



原作は吉田秋生さんの「海街diary」シリーズ


蝉時雨のやむ頃 海街diary 1

コミックス1巻のあらすじ(「小学館」より)

しっかり者の長女・幸と
酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃、
いつもマイペースな三女・千佳。

祖母の残した鎌倉の家で暮らしていた
3人のもとに、父の訃報が届いた。
そして幼いころに別れたきりだった父が残した
“異母妹”を迎えることになり…!?

家族の絆を描く、限りなく切なく、
限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ。



『月刊フラワーズ』(小学館)に
2006年8月号より不定期に連載中(既刊7巻)
第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
2013年マンガ大賞受賞
第61回小学館漫画賞一般向け部門受賞。





吉田秋生さんの『ラヴァース・キス』


ラヴァース・キス

『ラヴァース・キス』(全2巻)は
「海街diary」のクロスオーバー作品です。
「海街diary」と同じく、鎌倉を舞台としており、
里伽子と出会う以前の朋章や、美樹・緒方らの兄弟が登場する。



映画「海街diary」のキャスティング絶妙でした!
特に広瀬すずさんは漫画から飛び出て来たようで
そして義理の姉・三姉妹もイメージ通りで良かったです。

ただ、原作から省略されたエピソードが
私としてはグッとくる場面だったので少し残念でした…
上映時間が2時間なのでカットも仕方ないですけどね^_^;
でも、すずの同級生、サッカー部の多田君には登場して欲しかったな。


吉田秋生さんの漫画、本当に面白いです!
私、吉田さんのコミックほぼ全作品持っていて
もちろん「海街diary」『ラヴァース・キス』も
映画を観る前に読み直しました!
映画を観る前に原作を読んだことで
私にとっては、より映画を楽しむことが出来ました(^_^)v

でも原作を読まずに先入観無しで映画を観た方が
登場人物の気持ちに、すんなり感情移入出来たかも!?
内容を知っていることで先々のシーンを
勝手に決め付けてしまい
どうしてもコミックと比べてしまう…。

純粋に映画を楽しみたいのなら
映画⇒原作⇒映画、の順が一番いいかもしれません。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_05_24




深緑野分さんの「戦場のコックたち」


戦いの合間にも、慌ただしく調理に追われ
不思議な謎に頭を悩ます―そう、
戦場でも事件は起きるし、
解決する名探偵がいる。

1944年、若き合衆国コック兵が
戦場で出合う〈日常の謎〉

第7回ミステリーズ!新人賞佳作入選作を収録した
『オーブランの少女』で読書人を驚嘆させた
実力派が放つ、渾身の初長編。
~帯紙より~



戦場のコックたち

内容(「BOOK」データベースより)

一晩で忽然と消えた600箱の粉末卵の謎、
不要となったパラシュートをかき集める兵士の目的、
聖夜の雪原をさまよう幽霊兵士の正体…

誇り高き料理人だった祖母の影響で、
コック兵となった19歳のティム。
彼がかけがえのない仲間とともに過ごす、
戦いと調理と謎解きの日々を連作形式で描く。





本書は主人公ティモシー(キッド)の独白で物語が進んでいく。

キッドは、ノルマンディ降下作戦で
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線へ
そこで出会った仲間たちと過ごした日々や
ベルリンの壁の崩壊後までの
コック兵・キッドの半生を
史実とフィクションを織り交ぜながら描いている。

戦争小説なのでかなりハードですが
意外なことに、読後は思いのほか爽やかでした。


ただ、読みながら絶えず頭に浮かんできたのは
スピルバーグ監督の映画『プライベートライアン』
そして後半の描写では『シンドラーのリスト』
戦場の描写をかなり緻密に描いていたので
読みながら映像を思い浮かべないよう努力しましたが
『プライベートライアン』が何度も過ってしまい…^_^;


それと、後方支援に携わる兵たちを中心に描いているので
アメリカの豊富な物資力、後方支援重視の考えに(当たり前)
フィリピン戦線を描いた、大岡昇平さんの小説『野火』と
思わず比べてしまった。あまりの違いに絶句(>_<)
(『野火』映画化もされています)
レイテ島の日本兵、あまりにも惨すぎる…

今回は「戦場のコックたち」の紹介なのですが
本書を読まれた方に、『野火』も是非読んで欲しい
読み比べて欲しいと思いました。


深緑野分さんの著書、初めて読みましたが
とても面白かったので、他の作品も読みたい
そう思い深緑作品を調べてみたら
『オ―ブランの少女』で単行本デビュー
本作は2作品目とのこと!
深緑野分さん、凄すぎます!
次回作も楽しみですね(^_-)-☆





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_21




映画「アゲイン 28年目の甲子園」


元高校球児が同窓会チームで再び甲子園を目指す実在の大会
“マスターズ甲子園”を題材にした重松清の同名小説を、
中井貴一、波瑠、柳葉敏郎らの共演で映画化した感動作。
~WOWOW~



アゲインMOVIE

解説(「WOWOW」より)

直木賞作家・重松清が、2004年から続く実在の大会
“マスターズ甲子園”をテーマに綴った同名小説を、
人気脚本家でもある大森寿美男の監督で映画化。

28年前、部員の暴力事件で
甲子園への夢を断たれた高校野球部のOBたちが、
原因となった部員の娘の出現によって過去に向き合っていく。

出演は中心となるOB役に中井貴一、柳葉敏郎。
加えて暴力事件を起こした部員の娘役を、
連続テレビ小説「あさが来た」主演で全国区の人気を得た波瑠が好演。

浜田省吾が書き下ろしの新曲で主題歌を担当したことも話題を呼んだ。





内容(「WOWOW」より)

元高校球児で46歳の晴彦は、離婚した元妻が亡くなり、
別居する娘にも嫌われて孤独な日々を過ごしていた。

ある日、彼のもとにチームメイトだった松川の娘、美枝が現われる。
彼女は松川が亡くなったことを告げ、
幼い頃に離れた父を知るため晴彦を訪ねてきたという。

マスターズ甲子園の学生スタッフを務める彼女は、
晴彦に大会出場を勧めるが、かつて松川が起こした暴力事件で
甲子園への夢を断たれた彼は素直に首を縦に振れない。



(CAST)
坂町晴彦⇒中井貴一さん
戸沢美枝⇒波瑠さん
立原裕子⇒和久井映見さん
高橋直之⇒柳葉敏郎さん
沙奈美⇒門脇麦さん
松川典夫⇒太賀さん
高橋夏子⇒堀内敬子さん
坂町晴彦(高校時代)⇒工藤阿須加さん



監督・脚本⇒大森寿美男さん
撮影⇒佐光朗さん
音楽⇒梁邦彦さん

主題歌⇒浜田省吾「夢のつづき」




重松清さんの原作『アゲイン』


アゲイン BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

もう一度、甲子園を目指しませんか―。
40代半ばの元高校球児、坂町は
見知らぬ女性に突然、声を掛けられる。

彼は高校時代、ある出来事が原因で
甲子園への夢を絶たれていた。
記憶の蓋をこじ開けるような強引な誘いに
苛立ちを覚える坂町だったが、
かつてのチームメイトと再会し、ぶつかり合うことで、
再び自分自身と向き合うことを決意する。

夢を諦めない全ての大人におくる感動の物語。





映画は、奇をてらう過剰な演出もなく
演技派俳優陣が演技派ぽくなく?演じており
その普通さが心地良かったです。
(中井貴一さんの演技が素晴らしかった!)

ただ、「アゲイン 28年目の甲子園」のタイトルから
ストーリの先が読めてしまい^_^;
でも、それでも自然に涙がホロリ…
えっ、そこで泣けるんだ!と自分でもビックリ!
流石、泣かせの重松清さん原作ですね(^_-)-☆


『負けるときはしっかりと負けろ』
ちゃんと負けたことで次に進むことが出来る

野球の勝ち負けだけではなく
親子の絆やすれ違い
過去の出来事のわだかまり等
逃げずにちゃんと向き合うことが
今を生きることに繋がっていく

じんわり心に沁みるいい映画でした。


原作は未読なので
重松さんが、登場人物の心情をどう描いているのか
原作も是非読んでみたいです(^_-)-☆





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_05_20




映画「予告犯」

生田斗真さん主演の「予告犯」が、
5月14日にWOWOWシネマにて初オンエア。
録画して観ました!



予告犯 MOVIE

解説(「シネマトゥデイ」より)

「ジャンプ改」で2011年から2013年にかけて連載されて
人気を博した筒井哲也のコミックを実写化したサスペンス。

法では裁けぬ悪や罪をネット上で暴露し、
その対象への制裁を予告しては実行する
謎の予告犯シンブンシとエリート捜査官の攻防が展開する。

監督は『ゴールデンスランバー』、
『白ゆき姫殺人事件』などの中村義洋。
『脳男』などの生田斗真が、
新聞紙製の頭巾を被った異様な主人公を怪演、
その脇を戸田恵梨香、鈴木亮平、
濱田岳、荒川良々ら実力派が固める。

息詰まるタッチに加え、社会のさまざまな闇に
光を当てる硬派な視点にも注目。





内容(「シネマトゥデイ」より)

インターネット上に、新聞紙製の頭巾に
Tシャツの男が登場する動画が投稿され始める。
彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない
食品加工会社への放火を予告する。

警視庁サイバー犯罪対策課の
捜査官・吉野絵里香が捜査に着手するが、
彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。

それを契機に、予告犯=シンブンシによる
予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。
やがて模倣犯が出没し、
政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。


(CAST)
奥田宏明(ゲイツ)⇒生田斗真さん
吉野絵里香⇒戸田恵梨香さん
葛西智彦(カンサイ)⇒鈴木亮平さん
木村浩一(ノビタ)⇒濱田岳さん
寺原慎一(メタボ)⇒荒川良々さん
ネルソン・カトー・リカルテ(ヒョロ)⇒福山康平さん
青山祐一⇒窪田正孝さん


監督⇒中村義洋さん
原作⇒筒井哲也さん
脚本⇒林民夫さん
音楽⇒大間々昂さん




ドラマ版「予告犯-THE PAIN-」


予告犯 ドラマ

内容(「WOWOW」より)

痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷は
裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。
水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、
素性の知れぬ男・佐久間と出会う。

佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、
自身が率いる覆面集団・シンブンシのメンバー、
沖菜、田淵と共に動画サイト上で
身の潔白を改めて世に訴えることを提案する。

かくして「公開裁判」と称した擬似裁判の予告動画が投稿され、
水谷の“裁判”が開廷するのだったが、
この公開裁判を取り仕切る佐久間の真の正体は
なんと現職の裁判官だった。

その後も度重なる公開裁判を目の当たりにし、
警視庁サイバー犯罪対策課・吉野率いる捜査チームが、
シンブンシの身元割り出しを始める。

すると“被告人”としてシンブンシのターゲットにされる人物たちに、
ある共通項が浮かび上がり…。
果たしてシンブンシの究極の目的とは?


(CAST)
佐久間⇒東山紀之さん
水谷⇒桐谷健太さん
沖菜⇒市川実日子さん
田淵⇒橋本さとしさん
吉野⇒戸田恵梨香さん




ドラマ版は、映画『予告犯』の約1年後を描いたもの
WOWOW『連続ドラマW』枠で放送されました。

原作者である筒井哲也さんの監修による
ドラマオリジナルのストーリーになっている。
シリーズ構成を映画「予告犯」監督の中村義洋さんが
映画版に引き続き担当。




筒井哲也さんの原作漫画「予告犯」


予告犯 漫画

『ジャンプ改』(集英社)にて2011年から2013年9号まで連載。
単行本・全3巻で完結。


原作漫画も未読の上
映画よりドラマ版を先に観ました。
なので、予想外の映画のラストに涙涙(T_T)
WOWOWドラマ版の印象が強かったこともあり
まさかの映画ラストシーンには、ホントビックリでした。


ゲイツ役の生田斗真さん、凄かった!
閉塞感漂う社会に翻弄された
正義と悪の狭間のヒーロー・ゲイツ
嵌まり役でしたね(^_-)-☆


映画&ドラマ「予告犯」、両方とも面白かったです(^^)





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_05_17




松山ケンイチさん主演の映画「天の茶助」


人間の人生の台本を作る天界の住人が、
死ぬ運命にあった女性を救おうと下界へと降りていくのだが…。

SABU監督と主演松山ケンイチのコンビによる奇想天外コメディ。

~WOWOW~



天の茶助 MOVIE

解説(「WOWOW」より)

「ポストマン・ブルース」などの個性派SABU監督が、
「うさぎドロップ」に続いて松山ケンイチを主演に迎えた
奇想天外にしてハートウォーミングなファンタジーコメディ。

舞台は、人間の運命が天界の脚本家たちの書き記す
シナリオによって決められているという世界。

そんな天界で茶番頭を務めていた男が、
死すべき運命にあったヒロインを救おうと人間界に降臨、
天界のルールを無視した大騒動を巻き起こす。

展開が予測できない疾走感あふれるストーリーは、
脚本も手掛けるSABU監督の真骨頂だ。






内容(「WOWOW」より)

天界。ここでは無数の“脚本家”が、
人間ひとりひとりの人生のシナリオを記していた。
人間たちはシナリオ通りに人生を送り、あるいは終えるのだ。

そんな天界で脚本家たちに茶を配る茶番頭の茶助は、
体は悪くないのに口が利けなくなった女性、ユリを気に掛けていた。

だが、彼が脚本家に不用意なことを言ったばかりに、
彼女は事故死する運命にされてしまう。
責任を感じた茶助は彼女の人生を書き換えるべく、
下界へ向かうのだが……。




(CAST)
茶助⇒松山ケンイチさん
新城ユリ⇒大野いとさん
種田潤一⇒大杉漣さん
彦村ジョー⇒伊勢谷友介さん
チャーリー・ポン⇒田口浩正さん
茶子⇒玉城ティナさん
康夫⇒今野浩喜さん
黒木⇒寺島進さん



監督・脚本⇒SUBUさん
撮影⇒相馬大輔さん
音楽⇒松本淳一さん





WOWOWで放送されたので録画して観ました。
あまり期待せず観たのですが
思いのほか面白かったです。

内容うんぬんよりも映像が!?
沖縄で撮影された映画なので
南国特有のエキゾチックな世界感
エネルギッシュさが画面から伝わり
市場の中を走り回るカメラの疾走感もよかった!


内容は、天使(茶助)が天界から下界に降り立ち
ヒロインを救うお話…よくある話ですが
映画のところどころに出てくるパロディー
『タイタニック』には思わず笑いが…^_^;
パロディーのネタ元を思い浮かべて観るとさらに面白い!?

でも、血腥いシーンもあり結構ブラック
出てくるエピソードも、それありなの…?

まぁ、ファンタジー映画なので
そう思って観れば許容範囲かな^_^;


沖縄のエイサーや迷路のような市場のシーン
とても印象的でした。
そして冒頭の茶助が天界から飛び降りるシーン
沖縄の城壁?その映像もよかったです。


ファンタジー映画だと思っていなかったので
いろいろな意味で楽しめた映画でした(^_-)-☆





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_05_16




宮下奈都さんの「羊と鋼の森」


ゆるされている。
世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。

言葉で伝えきれないなら、
音で表せるようになればいい。

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を
温かく静謐な筆致で綴った、
祝福に満ちた長編小説。

~帯紙より~



羊と鋼の森

「才能があるから生きていくんじゃない。
そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。
あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。
もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」




第4回(2015年)ブランチブックアワード大賞2015
第13回(2016年)キノベス!2016 第1位
第13回(2016年)本屋大賞2016 第1位


「羊と鋼の森」タイトルもステキですが
装画&装丁にひと目惚れです♡
表紙に描かれた、楽譜と羊と音叉
そして、扉の木立ちと羊
思わず手に取ってしまいました^_^;


2016年度の本屋大賞受賞…なるほど
歴代の大賞作品『鹿の王』や『村上海賊の娘』
『海賊とよばれた男』に比べると
本書は、かなり地味な作品です。
でも、静謐だけど凛としていて
読後の余韻も爽やか♪
とても心地よい物語でした。


ピアノを森に例える描写が、特に好きです♡
漫画『ピアノの森』を思い出してしまった!
(※森の中にグランドピアノが置いてあったのよね♪)

そして何より、文体が優しく綺麗なので読み易い!
頁を捲る手を止められず一気読みでした(^_-)-☆


でも、読み終えた後、最初に感じたことは(反省?)
『家のピアノいつから調律していない?』
…多分5年程放りっぱなしです^_^;
(梅雨明け後、調律しようかな!?)

本書が、置き去りにされたピアノに
救いの手(調律)を差し伸べてくれる?かも…^_^;




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_15




川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」


何かを得るためには、
何かを失わなくてはならない。

~帯紙より~




世界から猫が消えたなら BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

郵便配達員として働く三十歳の僕。
ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。
そんな僕がある日突然、
脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。

絶望的な気分で家に帰ってくると、
自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。
その男は自分が悪魔だと言い、
「この世界から何かを消す。
その代わりにあなたは一日だけ命を得る」
という奇妙な取引を持ちかけてきた。

僕は生きるために、消すことを決めた。
電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、
世界からモノが消えていく。

僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
2013年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!





映画化されましたよ!本日公開です!


世界から猫が消えたなら MOVIE

解説(「映画.com」より)

映画プロデューサー・川村元気による同名ベストセラー小説を、
佐藤健&宮崎あおい共演で実写映画化したヒューマンドラマ。

脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、
青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。
悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。

電話や映画、時計など
大切にしてきたものが次々と失われていく中、
青年は元恋人と再会を果たし、
かつての思いや別れの時を思い出していく。
親友や疎遠になった父の思いに触れ、
亡き母が残した手紙を手にした青年は、
人生最後の日、ある決断を下す。

「いま、会いにゆきます」などの岡田惠和が脚本を手がけ、
「ジャッジ!」の永井聡監督がメガホンをとった。
人気音楽プロデューサーの小林武史が音楽を担当。



(CAST)
僕/悪魔⇒佐藤健さん
彼女⇒宮崎あおいさん
ツタヤ⇒濱田岳さん
トムさん⇒奥野瑛太さん
ミカ⇒石井杏奈さん
母さん⇒原田美枝子さん
父さん⇒奥田瑛二さん



監督⇒永井聡さん
原作⇒川村元気さん
脚本⇒岡田惠和さん
製作⇒市川南さん
撮影⇒阿藤正一さん
音楽⇒小林武史さん

主題歌⇒HARUHI


映画『世界から猫が消えたなら』5月14日より全国公開!
原作がとてもよかったので、映画も楽しみです(^_-)-☆


本書「世界から猫が消えたなら」
小説というよりは哲学書?
とても深い物語でした。

前半部分を読みながら
一日命を延命する為に世界から電話を消す?
映画を消す?(映画は絶対嫌だ!…電話はいいの?^_^;)
そんなアホな?と思いましたが
ただ、“何かを消して何かを得る”
本書の伝えたかったことはそんな単純なことではない
読みながらそう感じました。
何気ない言葉の中に真理が隠されている!?

『自由は、不安を伴う。
人間は、不自由さと引き換えに
決まり事があるという安心感を得たのだ。』

『人間が猫を飼っているわけじゃなくて、
猫が人間のそばにいてくれているだけなのよ。』

『ほとんどの大切なことは、失われた後に気付くものよ』
母さんはその映画を観ながらよく言っていた。
(※その映画=フェデリコ・フェリーニ監督『道』)
などなど…抜粋では伝わりずらいかもしれませんが^_^;


「世界から猫が消えたなら」
私にとって、『星の王子様』のような本になるかも?
2~3年後に再読すると、また違う気付きがある?
そんな予感を感じさせる本でした。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_14




万城目学さんの「バベル九朔」


俺を追ってくるのは、夢か?女(カラス)か?

作家志望の雑居ビル管理人が巻きこまれた
世界の一代事とは?

~帯紙より~



バベル九朔

内容(「BOOK」データベースより)

作家志望の「夢」を抱き、
雑居ビル「バベル九朔」の管理人を務めている俺の前に、
ある日、全身黒ずくめの「カラス女」が現れ問うてきた…
「扉は、どこ?バベルは壊れかけている」。

巨大ネズミの徘徊、空き巣事件発生、
店子の家賃滞納、小説新人賞への挑戦―

心が安まる暇もない俺がうっかり触れた一枚の絵。
その瞬間、俺はなぜか湖にいた。
そこで出会った少女から、「鍵」を受け取った俺の前に
―雲をも貫く、巨大な塔が現れた。

著者初の自伝的?青春エンタメ!






今までに『悟浄出立』以外の万城目作品
小説は全て読みました。
かなり嵌まっている作家さんなので
エッセー『ザ・万歩計』も読みましたよ(^_-)-☆

でも本書「バベル九朔」は何かが違う…
今までの作風と何が変わったのか?

奇想天外さは相変わらずだし
物語の世界へグイグイ惹き込まれていく
それは今までと変わらないのですが
なぜか読みながらワクワクしない…
最後の頁を読み終えても“それでどうしたの?”

万城目さんの描く世界を読み解けず
消化不良気味になってしまい…
私には少々難解な作品となってしまいました^_^;

ただ読みながら映画を観ているような錯覚に!?
そこは流石“万城目さん!”
万城目作品の映像化率が高いのも頷けます。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_13




映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」


他人の不吉な未来が見える少女のクラスに
イケメンの転校生がやって来る。
彼は少女が夢に見た“少年夢王子”に似ていたが…。

北川景子が主演した人気TVドラマの映画版。

~WOWOW~



悪夢チャン MOVIE

解説(「WOWOW」より)

恩田陸の小説を原案に、腹黒な女性教師が、
“予知夢”で未来が見える少女と出会ったことで
世間の危機を救うはめになる姿を描いた
TVドラマ「悪夢ちゃん」を映画化。

主役の北川、GACKT、優香らおなじみのキャストが顔をそろえつつ、
スケールアップもされている。
ゲスト俳優に佐藤隆太とマリウス葉を迎えた物語は
ダークな描写がさらに増え、ドラマ版とまた異なる趣に。

そこには現代社会が抱える問題が反映されていたりするなど、
見た目とは違った意外な奥深さも感じさせる。

監督はドラマ版も手掛けた佐久間紀佳。





内容(「WOWOW」より)

“悪夢ちゃん”こと結衣子は
他人の不吉な未来が見えてしまうという特殊能力を持っていた。
そのためにつらい目にもあったが、
本当は腹黒い担任教師、彩未の協力で、
現在では平穏な日々を過ごしていた。

ある日、結衣子のクラスに
どこか謎めいた転校生、完司がやって来る。
彼は結衣子が夢の中で恋に落ちた“少年夢王子”にそっくりだった。
動揺を隠し切れない彼女の態度に、
周囲の大人たちは彼女の初恋の予感を見て取るが……。





原案は恩田陸さんの『夢違』


夢違 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。
夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、
亡くなったはずの女の影に悩まされていた。

予知夢を見る女、結衣子。
俺は幽霊を視ているのだろうか?
そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。

各地の小学校で頻発する集団白昼夢。
狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、
そこにある符合を見出す。

悪夢を変えることはできるのか。
夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。
人は何処まで“視る”ことができるのか?

物語の地平を変える、恩田陸の新境地。





TV版『悪夢ちゃん』


悪夢ちゃん ドラマ

ドラマ『悪夢ちゃん』は、2012年10月~12月
日テレ系列にて放送されました。
北川景子さん主演の、SF学園ファンタジーで
主要キャストは映画と同じです。


(CAST)
武戸井彩未⇒北川景子さん
古藤結衣子⇒木村真那月さん
古藤万之介⇒小日向文世さん
平島琴葉⇒優香さん
志岐貴⇒GACKTさん
山里峰樹⇒和田正人さん
渋井完司(少年夢王子)⇒マリウス葉さん
渋井幸介⇒佐藤隆太さん
斉藤美保⇒本上まなみさん
井上達彦⇒六角精児さん


監督⇒佐久間紀佳さん
脚本⇒大森寿美男さん
原案⇒恩田陸さん
音楽⇒横山克さん

主題歌⇒ももいろクローバーZ「泣いてもいいんだよ」




原作を先に読み、ドラマ、映画の順で観ましたが
『夢違』が大人向けホラーだとしたら
「悪夢ちゃん」は子ども向けファンタジー?
それくらい内容は違っていました。
まぁ、原案ですから仕方ないかな?
原作と別ものだと思えば
映画もドラマも面白いですよ(^_-)-☆


映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」
家庭内暴力、記憶喪失、殺人、自殺と
思いのほか、重い内容でしたが
映画の大切なテーマとなっている
「自分の生き方を決めるのは自分」
そこをしっかりとブレズに描いていたのは良かったです。


マリウス葉君、小学生にみえない…^_^;
でも陰のある役どころを頑張って演じていました!

先生役の北川景子さん、綺麗~♡
彩未先生、嵌まり役でしたね!





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2016_05_11




角田光代さんの「坂の途中の家」


最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。

社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と
〈家族〉であることの光と闇に迫る心理サスペンス

刑事裁判の補充裁判員になった理紗子は、
子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、
いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。

~帯紙より~



坂の途中の家 BOOK

内容(朝日新聞出版)

里沙子は刑事裁判の補充裁判員に選ばれた。
担当することになったのは、30代の母親が生後8カ月の長女を
浴槽に落として死なせ、殺人罪に問われた事件。

法廷で明らかにされていく被告人の鬱屈した日々は、
もうすぐ3歳になる娘がいる自分自身の体験と重なってしまう。

〈浴室の湿気やにおい、裸足の裏のタイルの感触までが浮かぶ。
まるで自分が泣き止まない赤ん坊を抱いてそこに立っていたかのように〉。

もしかしたら、私が彼女だったかもしれない。
娘を殺したかもしれない…。
平凡な暮らしにひそんだ“恐怖”をえぐり出すサスペンス。





本書「坂の途中の家」は、
私としては珍しく?読み終えるまでに
かなり時間が掛ってしまい(一週間ほど)
あまりにも読み進まないので?
『読書会』も読み始じめ…^_^;
(『読書会』は、“あっという間に”読んでしまった!)



裁判員に選ばれてしまった理紗子は
乳幼児殺害というショッキングな事件を審理することに

被告人・水穂の置かれた立場に
次第に理紗子がシンクロしていく
そして、読み進めるうちに私までもが…

本書のキャッチコピーに
『感情移入度100パーセントの社会派エンターテインメント!』
とありましたが “正しく!”
感情移入し過ぎてしまい
読みながら辛く、時には息苦しくなり
どうしても次の頁を捲れない…!?

ホラーでは頁を捲るのが怖い!作品もありましたが
貴志祐介さんの『黒い家』とかね^_^;

社会派サスペンスでここまで震撼させられるとは
角田光代、恐るべし!


角田さんの作品は好きなので
ついつい気軽に手に取ってしまいますが
読むのにはかなり覚悟が必要です^_^;

『八日目の蝉』『かなたの子』『紙の月』etc
いずれも心に迫る凄い作品ばかり!




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_06




山田正紀・恩田陸「読書会」


名作は、寿命が長い。
読んで語ろう、呑みながら!

☆本書に含まれているもの……
古今東西の傑作小説。大量かつ詳細な脚注(これすごいよ)。
若いのに詳しいねえ。忘却。豪華ゲスト。自作がテーマだと…。
アブノーマルな告白。本を読むために生まれてきたような方々。
子どものころからファンでしたっ!
のちの『COMICリュウ』編集長。柔軟な思考。
繊細にして豊かな感受性。作家生命の延長。自虐する作家。
ビール。ビールのシークワーサー果汁絞り。酩酊する作家。

~帯紙より~



読書会

内容(「BOOK」データベースより)

山田正紀と恩田陸。
多ジャンルで活躍する二人の人気作家が、
名作エンターテインメント小説を読みまくり、語りまくる。

題材は、半村良、アシモフ、小松左京、S・キングなど。
自分だったらこのテーマをどう描くか、
という実作者ならではの議論も白熱。

後半ではついに、それぞれの自作、『神狩り』、
“常野物語”シリーズも俎上に…。

読書家必読の、プロ作家によるブックガイド対談集。





恩田陸さんと萩尾望都さんの特別対談『原点との邂逅』と
萩尾作品『バルバラ異界』をテーマに語られた読書会
萩尾望都ファンの私としては、上記の二つの章が特に楽しみで
本書「読書会」とても興味深く読ませてもらいました!


もちろん他の作品・作家も凄いラインナップです!
目次を見ただけでワクワクしますよ(^_-)-☆


【目次】
まえがき…恩田陸
半村良 『石の血脈』『岬一郎の抵抗』
I・アシモフ 『鋼鉄都市』『はだかの太陽』
時間を超える小説を求めて
U・K・ル=グィン ≪ゲド戦記≫
沼正三 『家畜人ヤプー』
小松左京 『果てしなき流れの中に』
山田正紀 『神狩り』ゲスト:笠井潔
S・キング 『呪われた町』『ファイアースターター』
萩尾望都 『バルバラ異界』
『原点』との邂逅 特別対談:萩尾望都&恩田陸
恩田陸 ≪常野物語≫ ゲスト:笠井潔
あとがき…山田正紀



目次に挙げられている作家や本だけでなく
様々な作品が飛び出してきます!

光瀬龍、レイ・ブラッドベリ、手塚治虫etc…
映画『ブレード・ランナー』や『ハリー・ポッター』の話も

取り上げられた作品は未読の作品もありましたが
付随して語られる作品は読んでいたり
観賞済の映画だったりしたので
知らない作品についての語りも興味深く面白かった!

最後まで一気読みでした(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_05




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