萩尾望都さんの「なのはな」


「あの日」から私は、
胸のザワザワが止まらなくなった。

今はきれいで美しいものは
描けないとおもった。

ずっとザワザワしていた気持ちが
これを描き終った時、
ちょっと静かになりました。
萩尾望都

ー帯紙よりー




なのはな 漫画

(書籍の内容「小学館」より)

3・11以降に描かれた萩尾望都最新作品集
3・11の大震災と、それに続く原発事故。
かつてない事態に直面した作者は、
ザワザワとした気持ちを抱えながら、
フクシマの少女を主人公にした話題作「なのはな」と、
放射性物質と人間との関係をシニカルに描いた3部作
「プルート夫人」「雨の夜-ウラノス伯爵-」
「サロメ20××」を立て続けに発表しました。

今回はそれらに加え、
特別描き下ろし「なのはな-幻想『銀河鉄道の夜』」を収録しました。
今を生きる全ての人たちに読んでほしい作品集です。





東日本大震災と、それに続く原発事故に衝撃を受けた萩尾さん
何も手がつかない状態に…
そんなおり『復興のために経済を回さないと』と、
友人から誘われ訪れたお花見の会で、
そこに来ていた人に『福島はどうなるんでしょう、
避難している村や、街の人たちはどうなるんでしょう。』と聞いたら
『1986年にチェルノブイリで
原子力発電所が爆発する事故が起こり
土壌が放射性物質で汚染された。
それで、土壌をきれいにするために、
なのはなや麦を植えている。
日本もそうすればいいと思う。』
そう答えてくれたそうです。

それを聞いて萩尾さんは本書へと導かれいく




『なのはな』

たくさんのなのはなが咲く話を描きたい
それが希望になる。そう思って書かれた作品。
福島で被災した少女・ナホちゃんの物語。




『プルート夫人』
『雨の夜 ―ウラノス伯爵―』
『サロメ20XX』

絶世の美女(美男)の魅力に取り付かれ
危険だと解っていても逃れられない呪縛…
放射性物質を擬人化した3部作。
核エネルギーの力を危険だと知りながらも使用する
その欲望を止められない人間を描く。




『なのはな―幻想「銀河鉄道の夜」』

福島のナホちゃんのその後を描いている。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』と『ひかりの素足』との
コラボレーション作品。


(※以上、本書あとがきより引用)




萩尾望都さんファンの私としては
本書「なのはな」は、発売当時からとても興味があったのですが
東日本大震災や福島原発事故の衝撃が強すぎて
すぐには読めなかった…。
結局、購入するのに5年もかかってしまいました。


(ドキュメンタリー番組は忘れない為にもチェックしますが
 震災関連の映画はいまだに避けてしまう…)




萩尾漫画、凄すぎます!
もっと早く読めばよかった…^_^;

「なのはな」は私にとって
とても大切な1冊となりました。




テーマ : 漫画    ジャンル : アニメ・コミック
 2016_04_27




03  « 2016_04 »  05

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.