「海にかかる霧」



JYJ・ユチョン出演映画「海にかかる霧」


2001年に韓国で起きた衝撃的事件“テチャン号事件”に基づく、
韓国映画ならではの社会派ハードサスペンスの力作にして秀作。
「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が製作。

~WOWOW~


※ネタバレ有!これから観る予定の方はスルーして下さいm(__)m


海にかかる霧

解説(「WOWOW」より)

2001年の“テチャン号事件”に基づく戯曲を、
ポン・ジュノが製作・脚色(共同)を手掛けて映画化した本作。

「殺人の追憶」の脚本をポン・ジュノ監督と
共同で担当したシム・ソンボが監督デビューした。

いわば“海上の密室”である漁船で起きる極限的状況を
容赦なく掘り下げて描いたのは、
やはり近年活況を呈する韓国映画界ならではの
剛腕と言わざるを得ず、ストーリーがどう転がっていくか、
最後まで目が離せなくなる緊迫感だ。

出演は「チェイサー」のキム・ユンソク、
人気グループ“JYJ”のパク・ユチョンら。




内容(「WOWOW」より)

韓国の漁船“チョンジン号”の船長カン・チョルジュは、
不況と不漁続きで経済的に追い詰められ、
中国からの密航者を自分の船で運ぶ仕事に手を出してしまう。

別の密航船から密航者たちを
自分の船に乗り移らせたカン・チョルジュだが、
その際に海に落ちた朝鮮族の女性ホンメを新人船員ドンシクは救い、
ドンシクとホンメは心を通わせるように。

やがてカン・チョルジュは当局の監視を避けようと、
密航者たちを船倉に閉じ込めるが……。


原題⇒Sea Fog
製作年⇒2014年
製作国⇒韓国
内容時間⇒111分


監督・脚本⇒シム・ソンボ
製作・脚本⇒ポン・ジュノ
撮影⇒ホン・ギョンピョ


(CAST)
カン・チョルジュ⇒キム・ユンソク
ドンシク⇒パク・ユチョン
ホヨン⇒キム・サンホ
チャンウク⇒イ・ヒジュン
ワノ機関長⇒ムン・ソングン
ホンメ⇒ハン・イェリ



「海にかかる霧」は
JYJのユチョンが出演していたので
映画館で観たかったのですが
実際に起きた“テチャン号事件”を元に作られたので
さすがに映画館で観る勇気が無く
WOWOWでの放送でやっと観ることが出来ました。

それでも悲惨だなと予想されるシーンは
一度早送りで観てそのシーンを確認してから
通常再生でもう一度観なおすほど
(念には念を入れて?)恐る恐る観ました…^_^;

ただ実際の事件と少し内容を変えていたので
ショックは僅かながら緩和されましたが…
でも、ユチョンが出演していなければ
途中で観るのを諦めていたかも…!?


実際の事件を想像してしまうので
私にとっては心に痛く突き刺さる
(映画館で観なくてよかった…)
ショッキングな映画でしたが
極限状態に置かれた人の残虐さを
容赦なく描き切った韓国映画に
今更ながら凄さを感じました。

そこまで思わせた役者陣の迫真の演技に拍手です!
特に、船長役のキム・ユンソクさんの狂気の演技
本当に凄かったです。

そして地獄のような極限状態で
ホンメを守り抜いたドンシク(ユチョン)に
観ている私も救われた気がしました。

ユチョンのアイドルとは思えない迫真の演技
ホント素晴らしかったです(^^)




テーマ: 韓国映画 | ジャンル: 映画