宮沢りえさん主演「父と暮せば 」


名匠・黒木和雄監督が、
井上ひさしの傑作戯曲を映画化した感動作。

被爆者たちは
核の存在から逃れることのできない
二十世紀後半の世界中の人間を代表して、
地獄の火で焼かれたのだ――井上ひさし




父と暮らせば MOVIE

解説(「シネマトゥデイ」より)

井上ひさしの同名戯曲を、
『TOMORROW/明日』『美しい夏キリシマ』など、
戦争をテーマに市井の人々の姿を描いてきた黒木和雄監督が完全映画化。

彼の戦争レクイエム三部作が、本作でついに完結する。

原爆で父や友を失い、
自分だけが生き残った罪悪感に苛まれる娘を宮沢りえが熱演。

わが子の幸せを思い死にきれず、
愛娘の前に現れる心優しき父親を原田芳雄が演じる。

後世に語り継がれるべき悲劇を真摯に伝える入魂の一本。




あらすじ(「NHK BS」より)

広島の原爆投下から3年。

図書館に勤める美津江は、
原爆から自分だけが生き残ったことに負い目を感じて生きていた。

ある日、図書館で出会った青年・木下に好意を持つが、
美津江は恋心を必死で抑えつけていた。

そんな美津江の前に、死んだはずの父・竹造が現れる…。




(CAST)
福吉美津江⇒宮沢りえさん

父・竹造⇒原田芳雄さん

木下 正⇒浅野忠信さん


監督・脚本⇒黒木和雄さん
原作⇒井上ひさしさん
脚本⇒池田眞也さん
撮影⇒鈴木達夫さん
音楽⇒松村禎三さん






舞台版『父と暮らせば』



父と暮せば 舞台

解説(「こまつ座」より)

戦後70年の夏に送るこまつ座のライフワーク。
地獄の中から生まれる真実の親子の物語。

人間はどんな絶望の中においても生き抜かなければならない。
今から70年前の夏、ヒロシマに投下された原子爆弾。

残された膨大な被爆者の手記の中から編まれた
今こそ語り継ぎたい井上戯曲。

生き地獄のヒロシマを舞台に繰り広げられる
父と娘の優しくも壮絶な命の会話を通して
平和の尊さを後世に語り継ぐこまつ座渾身の作品。

2008年から栗田桃子の娘・美津江と辻萬長の父・竹造で
数々の賞に輝き、演出家・鵜山仁が希望への祈りを込めて、
幸せとは何か、平和な日常を取り戻すとは何かを問う。


【こまつ座】
紀伊國屋サザンシアター
公演期間2015/7/6(月) 〜 2015/7/20(月・祝)
※上演は終了しました。

演出⇒鵜山仁さん
出演⇒辻萬長さん/ 栗田桃子さん




井上ひさしさん原作「父と暮らせば」


父と暮らせば BOOK.

内容(「BOOK」データベースより)

「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」
愛する者たちを原爆で失った美津江は、
一人だけ生き残った負い目から、
恋のときめきからも身を引こうとする。

そんな娘を思いやるあまり
「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、
実はもはやこの世の人ではない―。

「わしの分まで生きてちょんだいよォー」父の願いが、
ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。





舞台版は、だいぶ前ですが、NHKBSプレミアムでの放送で
映画版は、昨日のNHKBSプレミアム放送を観ました。
原作は残念ながら未読です。


『うちは、しあわせになってはいけんのや』
『生きているのが申し訳のうて…』
ひとり生き残ってしまった娘の悲痛な叫び

そんな娘の恋愛応援団!?となって励まし続ける父

その父を原爆投下直後、目の前で亡くした娘
癒されることのない傷

二人の会話は、時には激しく、時にはユーモラスに
お互いを思いやる慈愛に満ちた言葉のやり取り
明るく振舞う二人の背後には
通奏低音のように流れる重い苦しみと悲しみ
二人の明るさが、よりその傷の深さを伝えてくれる

最後のシーン、娘の父への感謝の言葉
『おとったん ありがとありました』
微かな希望を残し幕は下りる。


声高に戦争の悲惨さを叫ぶのではなく
父娘の会話が主となる抑えた演出が
より強い反戦へのメッセージになっているのでは!?

あたりまえの日常が突如破壊されてしまう
それが戦争の一番の怖さ惨さなのだと・・・。

戦後70年、平和の為に私たちに出来ることを今一度考えたい
そう思わせてくれる映画でした。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
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