佐藤健主演の「るろうに剣心 京都大火編」


人気コミックを原作に、
佐藤健、武井咲らの共演で映画化して大ヒットした「るろうに剣心」の続編。
本作と第3作「~伝説の最期編」を同時に製作し、連続公開したのも話題。
~WOWOW~



るろうに剣心 京都大火編

(解説「WOWOW」より)

和月伸宏の人気コミック「るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐」を
映画化した第1作の好評を受け、
スケールアップした第2・3作を同時に製作し、
劇場で連続公開するプロジェクトのパート1。

前作に続いて剣心役の佐藤がダイナミックなアクションに挑んだ上、
剣心の強敵として志々雄役の藤原竜也、蒼紫役の伊勢谷友介、
宗次郎役の神木隆之介がキャストに加わったのも見どころだ。

やはり前作と同様、
香港映画界で修業を積んだ谷垣健治がアクション監督を務め、
従来の時代劇の常識を覆す体当たりのアクションを繰り広げた。



(内容「WOWOW」より)

明治時代の東京。
かつて“人斬り抜刀斎”だった剣心は改心し、
もう人殺しはしないと心に誓い、薫の道場で平和に暮らしていた。

だが、明治政府の高官・大久保利通からある依頼を受ける。
鳥羽伏見の戦いで維新派だったが仲間に裏切られ、
命を落としかけた剣の名手・志々雄真実が
政府の転覆をたくらんでいるので阻止してくれという。
大久保が謎の刺客に殺されたことなどから剣心の心は動き、
彼は志々雄の一味がいる京都へと旅立つ。





完結編「るろうに剣心 伝説の最期編」



人気コミック原作の「るろうに剣心」シリーズ第3作で、
前作「~京都大火編」にとっては後編にあたる。
佐藤健、武井咲、神木隆之介、福山雅治、藤原竜也ら豪華布陣が共演。
~WOWOW~



るろうに剣心 伝説の最後編

(解説「WOWOW」より)

かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれながら、
もうけっして人は殺さないと誓った主人公・剣心の活躍を描いた
「るろうに剣心」第1作だが、
第2作「~京都大火編」では明治政府を恨む強敵、
志々雄とその配下たちが出現し、
京都を破壊し尽くしかねない一大バトルに発展。

続く本作では福山演じる剣心の師匠・比古清十郎が
剣心VS志々雄の決戦を期待させつつ、
他のキャラ陣にもそれぞれ見せ場が。

前2作に続いてアクション監督・谷垣健治も冴えた演出で、
広げた風呂敷をきちんとまとめる最終章に仕上がった。




(内容「WOWOW」より)

京都を舞台に、
明治政府転覆を目指す悪党・志々雄やその配下たちと戦った
かつての“人斬り抜刀斎”、剣心だったが、
志々雄たちが東京に向かう船の上で彼らと戦ううちに
仲間の薫を救おうと海に飛び込んだ。

浜に打ち上げられた剣心は師匠である比古清十郎と再会し、
“飛天御剣流”の奥義をあらためて学びたいと比古に頼む。

一方、志々雄と配下たちが乗った船は東京に近づき、
明治政府との直接対決が避けらない事態になり……。


(CAST)
緋村剣心⇒佐藤健さん

神谷薫⇒武井咲さん

相楽左之助⇒青木崇高さん

志々雄真実⇒藤原竜也さん

四乃森蒼紫⇒伊勢谷友介さん

瀬田宗次郎⇒神木隆之介さん

巻町操⇒土屋太鳳さん

斎藤一⇒江口洋介さん

高荷恵⇒蒼井優さん

明神弥彦 ⇒大八木凱斗さん

翁⇒田中泯さん

大久保利通⇒宮沢和史さん

謎の男・比古清十郎⇒福山雅治さん



「るろうに剣心」、原作は読んでいませんが
緋村剣心役を演じた涼風真世さんの声に魅せられて
TVアニメ版を毎週欠かさず観ていました(^^)

映画「るろうに剣心」3作とも観ましたが
CAST&映像がとても素晴らしく
特に、佐藤健さんは剣心の生き写し?

豪華なCAST陣と、迫力のアクションシーン
まるでアニメから抜け出たような映像がホント凄くて
とても面白かったですよ(^_-)-☆




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2015_07_31




宮部みゆきさんの「荒神」


山は飢え、怒っている

東北小藩の山村が一夜にして壊滅する

“怪物”はなぜ現れたのか?
北の民はどう立ち向かうのか?


恐ろしいのに、なつかしい
当代一の物語作家、真骨頂!
         ~帯紙より~



荒神

内容(「BOOK」データベースより)

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。
隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…
不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。

仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉らが、
香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や
心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。

恐るべき怪物の正体とは?交錯する北の人々はそれぞれの力を結集し、
“災い”に立ち向かう!




(目次)
序 夜の森
  ―先に行け!小平良様を登ったら、滝沢へ下りろ!
  蓑吉を番小屋から追い立てるとき、じっちゃんが大声でそう叫んだ。

第一章 逃散
  「実は、北二条の仁谷村で逃散があった―らしい」
  「また曽谷弾正の仕業じゃないか」

第二章 降魔
  直弥は困惑した。薬師如来像の足元に何かを治める。
  それはまさに、御仏の御力によって、何らかの悪しきものを
  封じていただくということだろう。

第三章 襲来
  「あれ…変ですがぁ」
  加介が「変だ」という場所は、確かにちょっと変わっていた。

第四章 死闘
  「もっとよく見ろ。目の奥に焼きつけろ。あれがどう動くのか、
   どんなことをするのか、何ができるのか、覚えておけ」
  やじの強い言葉に、直弥の心が萎えた。

第五章 荒神
  すぐ脇で、馬に揺られる曽谷弾正。
  ここにも怪物がいると、蓑吉は思った。

結 春の森
  蓑吉はハナを引いて、小平良山の山道を登っている。
  木陰から、すうっとやじが現れた。
  二人はこれから妙高寺に行き、大平良山に登る。




『序 夜の森』での得体のしれない恐怖、それは何者なのか?
導入の摑みは流石宮部さんです!
序章から、一気に物語の世界へと惹きこまれました。

中盤までは、物語の背景、人物設定を理解する為
かなりゆっくりと読み進めていましたが
中盤を過ぎたあたりから、もう止まらない
映画を観ているような迫力で物語が迫ってくる
…直視出来ない場面も…(映像じゃなくて良かった)

これぞ正しく、エンターテイメント!
最後の頁まで楽しませてもらいました。

本書で描かれていたのは、人の業が招いた災い
読みながら、『もののけ姫』を思い浮かべていましたが
『もののけ姫』では、人の業が自然破壊をし
「荒神」の方は、利己的な怨みの業が人を喰う
その業の対極に立つ朱音はどうなる…!?

ネタバレになってしまうので、これ以上は書けません…^_^;






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_30




吉田修一さんの「怒り(上)」


惨殺現場に残された「怒」の血文字。

整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?


殺人事件から1年後の夏。
房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現れ、
大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、
母と沖縄へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男……。
             ~帯紙より~



怒り(上)

内容(「週刊文春WEB」より抜粋)

この物語は、罪のない夫婦を殺害した犯人が、
現場に「怒」という血文字を残したという不可解な事件から始まる。

そしてその一年後の夏、前歴不詳の男が三人現れる。
房総の漁港で暮らす親子が出会う「田代」。
ゲイのサラリーマン・優馬が新宿で出会う「直人」。
母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉が出会う「田中」。

一旦は彼らを受け入れた人々は、
やがて、目の前の男をあの事件の犯人と重ね合わせ始める――。

娘が風俗店で働いていた過去、自らの性的嗜好、米兵が島民に振るう暴力…
登場人物はそれぞれ、自分の生きる世界に対して違和感や怒りを覚えている。

前歴不詳の男との出会いで、その怒りがより浮き彫りになるのだが、
結局それをうまく表現できず、そんな自分にまた怒りを抱く。




「怒り」映画化されるそうです!
2010年に公開されて大ヒットとなった映画『悪人』
(妻夫木聡・深津絵里主演/アカデミー賞最優秀賞ダブル受賞)の
原作者・監督による新作映画『怒り』の撮影が8月に始動。

【作品概要】
作品名:『怒り』
原作:吉田修一「怒り」(中央公論新社刊)
監督:李相日 (『悪人』ほか)
配給:東宝 2016年秋全国劇場公開予定


吉田修一×李相日の『悪人』コンビ
『悪人』とても面白かったので、「怒り」も期待大です!!

本の感想は、下巻を読み終えてからUPしますね(^_-)-☆





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_27




原田マハさんの「カフーを待ちわびて」


『もし絵馬の言葉が本当なら、
私をあなたのお嫁さんにしてください』

「嫁にこないか。」きっかけは絵馬に書いた願い事だった。
沖縄の小さな島に住む明青のもとに神様が花嫁をつれてきた。
やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。
                  ~帯紙より~



※多少ネタバレ有!未読の方はスルーして下さいねm(__)m


カフーを待ちわびて BOOK

(内容紹介)

「嫁に来ないか。幸せにします」
「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」
から始まるスピリチュアルなほどピュアなラブストーリー。

ゆるやかな時間が流れる、沖縄の小さな島。

一枚の絵馬と一通の手紙から始まる、明青(あきお)と幸(さち)の出会い。
偶然に見えた二人の出会いは、思いも寄らない運命的な愛の結末へ。

第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。




映画「カフーを待ちわびて」


カフーを待ちわびて MOVIE

解説(「シネマトゥデイ」より)

第1回日本ラブストーリー大賞を受賞した
同名の小説を映画化したピュアなラブストーリー。

不器用な青年と謎の女性が幾多の困難を乗り越え、
互いにかけがえのない存在となっていく姿を温かく見つめる。

主演はこれが恋愛ドラマ初主演となる
『チーム・バチスタの栄光』の玉山鉄二。
その相手役を『山のあなた 徳市の恋』のマイコが務める。

沖縄の美しい景色を背景に描かれる、
純粋に人を思う気持ちに胸が熱くなる。




あらすじ(「シネマトゥデイ」より)

南の小さな島で雑貨店をしながら愛犬のカフーと暮らす明青は、
ある日1通の手紙を受け取る。

そこには「あなたのお嫁さんにしてください」というメッセージが
書かれていたが、彼は差出人に心当たりはなかった。

そんな折、突然幸と名乗る美しい女性が島を訪れ、
いつの間にか明青の家に居ついてしまうのだが……。




(CAST)
友寄明青⇒玉山鉄二さん

幸⇒マイコさん

新垣渡⇒勝地涼さん

照屋俊一⇒尚玄さん

玉城ミツ⇒瀬名波孝子さん

比嘉辰夫⇒宮川大輔さん

宜保秀雄(村長)⇒ほんこんさん

新垣梨香⇒伊藤まゆみさん

友寄美晴⇒高岡早紀さん

高木吉雄⇒沢村一樹さん

新垣成子⇒白石美帆さん


監督⇒中井庸友さん
脚本⇒大島里美さん
音楽⇒池頼広さん
主題歌⇒moumoon『EVERGREEN』



「カフーを待ちわびて」、やっと読みました!
しかし…期待しすぎてしまったのが悪かったのか
読後にもやもや感が残ってしまい…。
まぁ、それだけ本の世界に入り込めたのかな?とは思うのですが^_^;

『花々』がとても感動的な物語だったので
「カフー」にもそれを期待してしまった私が悪い!?

「カフー」物語としてはとても面白かったのに
なぜそこまで後味が悪かったのか…?
それは、登場人物達の利己的なキャラが原因です!

特に俊一と渡が許せなくて…読後も怒りを引き摺ってしまうほど

前に紹介した『桜ほうさら』の中で
『嘘は、一生つきとおそうと覚悟を決めたときだけにしておきなさい』
とありましたが、正しく!
渡にこの言葉を投げつけたい!
なによりも、勝手に人の手紙を読むような二人の人格が最悪

明青は人が良すぎて
なぜ簡単に人の言葉に振り回されてしまうの?
自分の気持ちはどこにあるの???


「カフー」のエンディングでは不完全燃焼!?だったので
『花々』を先に読んでいたのが、逆に救いになった?


映画版は、エンディングが原作と違うようなのでDVD借りて観ようかな!?
明青役の玉山鉄二さんを見たい!!が本音ですけどね(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_25




恒川光太郎さんの「私はフーイー」


『転生を繰り返す少女フーイーが見た島の歴史と運命とは』

『夜市』の著者が紡ぎだす、新たな沖縄民話の世界
                  ~帯紙より~



私はフーイー

内容(「BOOK」データベースより)

ヨマブリと胡弓の響き、願いを叶えてくれる魔物、ニョラの棲む洞窟、
林の奥の小さなパーラー、深夜に走るお化け電車、祭りの夜の不吉な予言、
転生を繰り返す少女フーイーが見た島の歴史と運命とは―。

沖縄文化の描写と息遣いにあふれている。
怖さと不思議な心地よさが同居する、沖縄幻想譚全7篇。




『弥勒節』
この島では、臨終の際にユタが弥勒節を胡弓で演奏する風習があった。
他所と違い、この島においては、音を鳴らして死者を送る。

『クームン』
私はさとうきび畑に囲まれた集落で育った。
そしてそこには、クームンというものが出没した。

『ニョラ穴』
手遅れにならぬ前に記しておきましょう。
これを読んでいるあなたがなんらかの理由でニョラの支配する無人島
アナカ島にいるのであれば、決して奥の洞窟に近づいてはなりません。

『夜のパーラー』
薄暗い林の奥に赤い提灯が灯っているのが目にとまった。
《沖縄そば》の幟が出ている。小さなパーラーだった。

『幻灯電車』
お化け電車を目撃した同級生によると、お化け電車は青白く光り、
乗客が何人か乗っていたそうです。

『月夜の夢の、帰り道』
〈あなたのお父さんは、死神が目をつけている。かわいそうに。
あなたはお父さんが死んだ後、お祖母ちゃんの家に預けられる。
あなたのお母さんは戻ってこない。〉
 「な、何の話?」 〈未来の話さ〉

『私はフーイー』
フ-イーはそれから五十年後に蘇る。
北の集落に住む女の子が、ある春の日唐突に
「私はフーイーだ」といいはじめたのだ。



沖縄怪談短編集とありますが、怪談というよりは異界?

不思議な世界を覗いた後味は、あまりよくなかったかな…
いつもの恒川ワールドの面白さが伝わらなかったです。
恒川さんは、短編よりも長編の方が向いているかも?

ただ、作者が、読後のもやもや感を狙っていたのなら
私の感じた後味の悪さも、作者の思う壺ですね^_^;






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_23




絵本「戦争のつくりかた」
文:りぼん・ぷろじぇくと
絵:井上ヤスミチ

あなたは戦争がどういうものか、知っていますか?
おじいさんやおばあさんから、
むかしのことを聞いたことが
あるかもしれません。
学校の先生が、戦争の話を
してくれたかもしれません。

話に聞いたことはなくても、
テレビで、戦争している国を見たことなら、
あるでしょう。


わたしたちの国は70年ちかく前に、
「戦争しない」と決めました。
だからあなたは、戦争のために、
なにかをしたことがありません。

でも、国のしくみやきまりをすこしずつ変えていけば、
戦争をしないと決めた国も、戦争できる国になります。

そのあいだには、
たとえば、こんなことがおこります。


わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が
武器を持ってよその国へでかけるようになります。

世界の平和を守るため、
戦争で困っている人びとを、助けるため、と言って。

せめられそうだと思ったら、先にこちらからせめる、
とも言うようになります。


戦争のことは、
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
という決まりをつくります。

ほかの人には、
「戦争することにしたよ」と言います。
時間がなければ、あとで。


上記の文は、WEB版の6頁までを引用しました
続きは、
『WEBで読もう[和・英]』下記のURLから、2015年書き換え版が読めます。
是非、続きをご覧になって頂けたらと思います。
http://sentsuku.jimdo.com/web%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%82%E3%81%86-%E5%92%8C-%E8%8B%B1/



戦争のつくりかた

内容(「BOOK」データベースより)
平和な社会をつくろうと日本各地や海外でさまざまな活動をしている人たちと、
有事法案を読みこむ勉強会を続けてきた人たちがつながって、
2004年4月末、有事法案をわかりやすく解説し、
「成立を止めよう」とよびかけるネットワークをつくりました。

衆議院で有事7法案と関連3条約が審議されているさなかのことでした。
メーリングリスト内で話し合いを重ね、
ちらしや解説を載せたウェブサイトを準備する日々のなかで、
5月3日の午後、ひとりの人の頭に突然浮かんだもの。
それが、この絵本です。



(出版社からのコメント)
戦争はいきなり始まるものではなくて、一歩、また一歩とゆっくりと
「戦争ができる」「戦争をしてもいい」「戦争しなきゃ」というように進むものだと思います。
本書はまさにこのプロセスを絵本仕立てでわかりやすく示した「戦争レシピ本」です。
小学生でも80歳の方でも等しく読める内容です。

私なども、ひとつひとつの法令改正を見て、総理や民主党党首などの意見を聞いていると、
「まあ仕方ないのか」と思うことがありますが、
本書のようにこの10年あまりにわたる流れを整理して描いたものを読むと、
「かなりやばいかも」というように考え込んでしまいます。

その意味で、多くの一般市民にとってこの本は
「戦争を考えるヒント」になるのではないかと思います。
巻末には、戦争をつくる材料としての「法」を掲載しました。
これも考えるヒントになると思います。
どうかご一読ください。



「戦争のつくりかた」は、2004年6月14日に成立した有事関連法をはじめ、
実際に施行されている法律や政府発表、国会答弁の内容などを踏まえて書かれた物語です。

2004年当時、有事関連法に危惧を抱いていた私は、
子どもたちにも分かりやすく描かれているこの絵本に出会いました。
そして今、その当時抱いた危惧は、ひたひたと現実化しており
この国の大人のひとりとして
未来を担う子どもたちに申し訳ない思いでいっぱいです。

一人の声は小さくても、叫ばずにはいられません。
『安保関連法案には断固反対!です』



「本と音楽と映画の世界☆彡私のひとり言☆彡」なのに
私のひとり言が、おもわず大声になってしまいました^_^;




テーマ : オススメの本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_22




原田マハさんの「普通じゃない」


“ mixi350万アクセスを突破した初の連載小説 ”

超大手都市開発会社に入社、新たな一歩を踏み出した、しいな(26歳・㊛)
しかし、社長から下される “ 普通じゃない!!” ミッションに
彼女の運命は大きな転機をむかえて…
コミカル☆ジェットコースター☆サクセス☆ストーリー!
  ~帯紙より~


普通じゃない

内容(「BOOK」データベースより)

将来の夢を抱きつつも職はなく悩める毎日を送っていたしいなは、
植物公園で一風変わった老人と出会った。

そして老人に誘われるままに就職を決め、初出社。

なんと彼は今をときめく超高層ビル群を次々に手掛ける、
大手都市開発会社社長“権田原大咲”だった!!

憧れのキャリア・ガールへスタートを切ったと思ったのもつかの間、
配属先はホコリだらけの地下4階、これっていったいどういうこと???

SNS「mixi」公式企画「ミクドラ」として限定公開された初の小説を書籍化。

連載時から話題沸騰!共感度120%の一途な夢と仕事と友情と恋の物語




本書「普通じゃない」、思っていたよりもコミカル度の強い物語でした。
mixiでの限定公開ということで、万人受けを狙った?
端々には、流石!と思わせる箇所もありましたが
全体的には少し軽かったかな?

やはり浮気せずに?『カフーを待ちわびて』を読んだ方が良かった!?
『花々』の後に『カフー』を読むつもりだとブログにも書いていたのに…^_^;


※『カフーを待ちわびて』『花々』ともに原田マハ著
http://bookmusicmovie.blog.fc2.com/blog-entry-514.html





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_21




アカデミー賞3部門受賞作品「セッション」



「セッション」妄執と狂気の果てにある「音楽の至福」を体感させ

一線を踏み越えた人間だけが見出す悦楽を体感させてくれる!





セッション Movie

解説(「シネマトゥデイ 」より)

サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、
さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。

ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、
彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けていく。

メガホンを取るのは、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの
脚本を手掛けてきた俊英デイミアン・チャゼル。

主演は『ダイバージェント』などのマイルズ・テラーと
『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。

熱いドラマはもちろん、
マイルズが繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。





あらすじ(「シネマトゥデイ 」より)

名門音楽学校へと入学し、
世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン。

そんな彼を待ち受けていたのは、
鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。

ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには
暴力をも辞さない彼におののきながらも、
その指導に必死に食らい付いていくニーマン。

だが、フレッチャーのレッスンは
次第に狂気じみたものへと変化していく。





(CAST)
アンドリュー・二-マン⇒マイルズ・テラー

テレンス・フレッチャー⇒J・K・シモンズ

ジム・二-マン⇒ポール・ライザー

ニコル⇒メリッサ・ブノワ

ライアン⇒オースティン・ストウェル

トラヴィス⇒ジェイソン・ブレア
/他


監督・脚本⇒デイミアン・チャゼル
音楽⇒ジャスティン・ハーウイッツ




観終えた後、肩がこってしまうほど!?力んでしまった。
こんな疲れた映画は初めてです^_^;

映画でこんなにも緊張を強いられた上、感動したのも初めてかも!?
言葉に表せないほど、面白く、凄い映画でした。
クライマックスシーンに拍手喝采!
(映画館なので、実際に拍手は出来ませんでしたが…^_^;)


アカデミー賞をはじめ、数々の賞を総なめにしたのも頷けます。





テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
 2015_07_20




山田洋次監督「小さいおうち」


昭和初期、赤い三角屋根のモダンな小さな家で働いた家政婦だが
長年、秘密を抱えていた。

名匠・山田洋次が監督し、松たか子、黒木華ら豪華布陣が集まった話題作。
                        ~WOWOWより~



小さいおうち MOVIE

解説(「WOWOW」より)

第143回直木賞に輝く中島京子のベストセラーを名匠・山田洋次が映画化。

第64回ベルリン国際映画祭で
黒木華が銀熊賞(女優賞)を獲得したことも話題になった。

物語は黒木演じる家政婦・タキの視点で、
倍賞千恵子演じる現代のタキのエピソードを絡めながら展開する。

松たか子演じる時子が抱えた秘密、その秘密を知ったタキの葛藤、
そして平成のタキの心の苦悩を山田監督は優しい視線ですくい取る。

共演陣には橋爪功、吉行和子、妻夫木聡など、
前作「東京家族」の“山田ファミリー”が多く配された。



内容(「WOWOW」より)

大学生の健史は先日亡くなったばかりの大叔母のタキから
数冊の大学ノートに綴られた“自叙伝”を託される。

その中には昭和初期の日本の姿が描かれていた。

山形出身のタキは、小説家の屋敷に1年ほど仕えた後、
東京郊外に立つ赤い三角屋根の小さいながらもモダンな家の
平井家に仕えることになる。

そこには玩具会社に勤める雅樹と妻の時子、
幼いひとり息子の恭一が暮らしていた。
ある日、雅樹の会社の板倉が家を訪れる。


(CAST)

平井時子⇒松たか子さん

布宮タキ⇒黒木華さん

平井雅樹⇒片岡孝太郎さん

板倉正治⇒吉岡秀隆さん

荒井健史⇒妻夫木聡さん

布宮タキ(平成)⇒倍賞千恵子さん

小中先生⇒橋爪功さん

小中夫人⇒吉行和子さん


監督:脚本⇒山田洋次さん
脚本⇒平松恵美子さん
撮影⇒近森眞史さん
音楽⇒久石譲さん





小説版『小さいおうち』


小さいおうち BOOK

内容

昭和6年、若く美しい時子奥様との出会いが
長年の奉公のなかでも特に忘れがたい日々の始まりだった。

女中という職業に誇りをもち、思い出をノートに綴る老女、タキ。

モダンな風物や戦争に向かう世相をよそに続く穏やかな家庭生活、
そこに秘められた奥様の切ない恋。

そして物語は意外な形で現代へと継がれ……。

最終章で浮かび上がるタキの秘密の想いに胸を熱くせずにおれない、
上質の恋愛小説。





松たか子さんの美しい時子奥様、嵌まり役でした!

タイトルは「小さいおうち」ですが、大正から昭和にかけてのブルジョワ!?
その家にお手伝いさんとして奉公することになったタキ
黒木華さん、割烹着がスゴク似合っていて可愛いです。
黒木さんのタキも嵌まり役でしたね(^_-)-☆


原作は未読です。
黒木華さんの演じたタキの心情をもっと知りたい!
なので中島京子さんの原作『小さいおうち』も読まなくては!



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2015_07_17




吉田修一さんの「あの空の下で」


今、あなたはどこにいますか。
何をしていますか…。

山元周五郎賞・大佛次郎賞作家が描く「あの人」の記憶

ANA機内誌『翼の王国』連載 ~帯紙より~




あの空の下で

内容(「BOOK」データベースより)

初めて乗った飛行機で、少年は兄の無事を一心に祈っていた。

空は神様に近い分、願い事が叶う気がして―。

機上で、田舎の駅で、恋人が住んでいた町で。

ささやかな、けれど忘れられない記憶を描いた12の短編と、
東南アジアから北欧まで、
6つの町で出会いをつづったエッセイの詰め合わせ。

ANAグループ機内誌『翼の王国』人気連載をまとめた、
懐かしくいとおしい、旅情を誘う作品集。




1『願い事』
飛行機の中で兄の無事を祈ったことを、圭介は誰にも言わなかった。
考えてみれば、それ以来、飛行機に乗ると、圭介は願い事をしてしまう。

2『自転車泥棒』
…その日、会社で嫌なことがあった。自分でも大人げないと思うのだが、
総合職で入社した一年後輩の男性社員に「資料の作り方がなっていない」と
大勢の前で注意され、あまりの悔しさに
「どうせ私は一般採用の事務員ですから」と言い返してしまったのだ。

✈『エッセイ 旅たびたび バンコク』
「タイ」という言葉は「自由」を意味するらしい。
そして自由と名付けられた国の人々は、
人を許すことを美徳としているという。

3『モダンタイムス』
「この辺の方ですか?」男に聞いてみると
「…飛行機に乗るのが好きでさ」短い沈黙のあと、男はそう呟いた。
「たまにふらっと飛行機に乗って旅行するんだよ」と答える。

4『男と女』
パリ、ロンドン、アムステルダム。または、バリ、台北、上海など
行きたい順に並べたり、行く金もないのに、
料金を詳しく二人で調べたりした。
それだけで楽しかった。それだけで幸せだった。

✈『エッセイ 旅たびたび ルアンパバン』
ある雑誌の企画で、ベトナム・インドネシア・ラオスの中から選び
取材に出かけてくれないかと話をもらった。
迷わずラオスを選んでいた。…まずはバンコクへ飛び、
一泊したのち、ルアンパバンへ向かうことになった。

5『小さな恋のメロディ‐』
その年の夏、彼は高校総体のリレーメンバーに選ばれた。
一ヶ月後に沖縄で開かれる全国大会への出場権を手に入れたのだ。

6『踊る大紐育(ニューヨーク)』
ニューヨークは秋が一番美しいという。
小沢尚人がニューヨークに到着したのは、九月の下旬、
まさにこの街が一番美しい季節を迎えたところだった。

✈『エッセイ 旅たびたび オスロ』
今、一番好きなヨーロッパの街はと聞かれたら、
オスロと答えるかもしれない。
訪れたのは昨年、北欧四ヵ国を巡る駆け足の旅の中でだった。

7『東京画』
「横浜で式があるのに、どうして品川のホテルなんかとったの?
 横浜と東京って離れてるんでしょ?」
「式は横浜だけど、翌日、東京にいる高校の同級生たちと飲もうと思って」

8『恋する惑星』
そう。不真面目だったかもしれないが、私は、真剣に生きてきた。
そして、真剣に生きてきた私は今、十一歳も年下の彼氏と
ここ香港の地元の人でさえ、ちょっと敬遠しそうな小さな屋台で
予想外に美味しい雲呑麺(わんたんめん)を食べている。

✈『エッセイ 旅たびたび 台北』
台北の友人に物騒な名前のついた温泉施設があることを聞いた。
場所は陽明山。台北市内から車なら二、三十分で行けるらしい。
友人はそこの名前でこう教えてくれた。やくざ温泉。

9『恋恋風塵』
台北発花蓮行きの特急列車は、正午ちょうどの発車だった。
混んだチケット売り場でやっと片道切符を買えたのが発車の三分前
慌てて窓口を離れ、ホームを探す。
……「どこ、に、行く?」
慌てた様子の日本人旅行者を心配し、大昔に使っていた日本語で
話しかけてくれたのだ。

10『好奇心』
「あんたねぇ、世の中にはリリー・フランキーさんみたいな
 母親思いの人もいるのよ。ちょっとは『東京タワー』見習いなさい!」
着いたその夜、見知らぬ土地で心細い母親を置いて
「俺、今夜、サークルのコンパだから」と渋谷に出かけようとしたときには
さすがに我慢できずにそう言った。

✈『エッセイ 旅たびたび ホーチミン』
ホーチミンに到着したのは、深夜の十二時を廻ったころだった。
空港からホテルへ向かうタクシーの中、初めて見るホーチミンの街は
想像していたよりも淋しいものだった。

11『ベスト・フレンズ・ウエディング』
親友の結婚式で、私は生まれて初めて一人旅をする決心をしていた。
「あのね、我がまま言うみたいで悪いんだけど
 私、カーメルって海沿いの町に行ってみたいの。
 ガイドブックで写真見て、それで……」

12『流されて』
ここマレーシアの孤島に着いたのは午後の早い時間だった。
まだ日は高く、ハネムーンスイートに荷物だけ置くと
水着にも着替えず、私は尚也を誘ってビーチに出た。

✈『エッセイ 旅たびたび スイス』
山間の無人駅に降りたのは、私だけだった。
ピーター・ストーンズという建築家が建てた
「聖ベネディクト教会」が、この駅の近くにあるはずだ。


本書には、ANAの機内誌に連載された短編が収録されており
そのためか!?さらりと気軽に読める物語ばかりです。

旅にまつわる短編集なので、読みながら
旅人達の訪れた国に行った気分になれますよ(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_15




恒川光太郎さんの「竜が最後に帰る場所」


風を、迷いを、闇夜を、鳥を。

――私たちは私たちだけ?
――進むってどこに行くの??
どこに行けばいいの??
シンは少し考えてからいった。
――<竜が最後に帰る場所>よ

この世に潜むものたちを、5つの物語で誘い出す――。
                 ~帯紙より~


竜が最後に帰る場所

内容(「BOOK」データベースより)

しんと静まった真夜中を旅する怪しい集団。
降りしきる雪の中、その集団に加わったぼくは、
過去と現在を取り換えることになった―(「夜行の冬」)。

古く湿った漁村から大都市の片隅、
古代の南の島へと予想外の展開を繰り広げながら飛翔する五つの物語。

日常と幻想の境界を往還し続ける鬼才による最重要短編集。



『風を放つ』
 知らない女性から電話がかかってきた。
 その知らない女性マミさんは、
 ぼくのバイト先の社員・高尾さんの携帯を見て
 知らない名前があったのでかけたというが…。

『迷走のオルネラ』
 そして男は少年にいった。
 明日、そいつをここに呼びなさい。
 二度と現れないよう魔法で消してあげる。

『夜行の冬』
 真っ赤なコートに赤い帽子を被っている長い髪の女。
 女の後ろには暗い影がいくつか立っている。
 バスガイドのお化けが、真夜中に魔物を引率しているように見えた。

『鸚鵡幻想曲』
  宏は意を決した。
 「その…何か目的があって、僕を誘っているのではないですか?」
 アサノは言った。
 「正直に言いましょう。目的はあります。」
 「あなたのピアノに興味があるのです。」

『ゴロンド』 
 ゴロンド。それがこの物語の主人公である。
 ゴロンドと5千匹の兄弟たちは、
 池の中に沈む半透明のぶよぶよとした膜の中にいた。
 


恒川さんの処女作『夜市』を読んでからというもの
恒川さんは、目の離せない作家さんの一人となりました。

本書は、幻想的で奇譚な5つの物語からなる短編集です。
先の読めない物語は、怖いもの見たさ?のようで
最後まで楽しませてもらえました。

それにしてもこの不思議な物語の発想は
どこから生まれて来るのでしょう?
恒川ワールド、ホント凄いです!

表紙に描かれている画がモチーフとなっている5つの物語
目次や、各編のタイトル頁にも、その画が描かれておりますよ(^^)
装丁もお洒落です!特に、ネコの視線にやられました(^_-)-☆





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_14




原田マハさんの「花々」


私に、手紙をください。

教えてください。どこにいて、何をしていますか。
誰と一緒にいるんでしょうか。
私も教えます。頑張って生きている、自分のこと。
ここにいる、私のこと。
手紙を書きます。手紙をください。待っています。

明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。
ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。
さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。

『カフーを待ちわびて』から3年。
 奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた
 感動のサイドストーリー。
                 ~帯紙より~


花々

内容紹介

『カフーを待ちわびて』の“明青と幸”の暮らしの傍でくり広げられていた、
もう一つの感動ドラマです。

島を愛する旅人でフリーターの純子と、故郷の沖縄を捨て、
東京のキャリアウーマンとして生きる成子。

ひょんなことから、この対照的な二人が出会い、
ある目的のために奄美諸島の神秘の島々を旅することに…。

しかし二人が見つけた物は、探していた目的以上の大きな物。

それぞれの「宿命」だった。





「花々」、とてもステキな物語
タイトル・装丁共に、綺麗で、美しく
目次を見ただけでも幸せな気分になれますよ

『鳳仙花』
・ダイビングショップでアルバイトをしている純子に
 先輩の奈津子が、あれはホウセンカだ、と教えてくれた。
 「花びらをつぶして爪の先に塗るんだよ。ほら、こうして」
 「沖縄では『てぃんさぐぬ花』っていう歌もあるんだよ』
 
『ねむの花 デイゴの花』
・また終電に逃げられた。ホープの散歩行ってくれたよね?
 夫の憲明にメールを送る。しばらく返信がこない。
 成子は首を傾げた。即レスする夫なのに
 その日に限って、成子が会社を出るまで、返信がなかった。

『さがり花』
・純子は奄美諸島の小さな島、与路島の港に着いた。
 なんの知識もなく、やってきた。理由はただひとつ。
 奈津子がメールで「なんにもない島だよ」と教えてくれたから。
 なんにもない、という一言に、強く惹かれた。

『千と一枚のハンカチ』
・成子は、奄美大島の離島、加計呂麻島に来ている。
 離島のリサーチを頼んだ「女ひとり旅中」の純子とは
 お互い目的地に着いたらメールする、ということで
 行き先を告げていなかった。

『花だより』
・朝、出かけるまえに郵便受けを開ける。
 夜ではなく、朝。
 純子は、朝いちばんに郵便受けを開けるのが好きなのだ。
 待っているのは、「島な人々」と純子が呼んでいる人たちからの手紙。


5つの連作短編からなる本書
読みながら、思わず涙が溢れてきて
でも、心をホンワカさせてくれる、そんな物語達。

実は私、『カフーを待ちわびて』まだ読んでいなくて…
ちなみに映画も観ていません。
先にサイドストーリー「花々」を読んでしまいました^_^;

『カフーを待ちわびて』を、今すぐにでも読みたい気持ちに!
次に読む本も決めてもらえ、嬉しい限りです(*^_^*)




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_10




宮部みゆきさんの「桜ほうさら」


まっすぐな笙之介は、
初めての恋や挫折を経験して
人間的成長をとげていく。

「嘘というものは、釣り針に似ている。
 釣り針の先には、それでも抜こうと思うと、さらに深く人を傷つけ
 己の心も抉ってしまう。だから、つまらぬことで嘘をついてはいけない。
 嘘は、一生つきとおそうと覚悟を決めたときだけにしておきなさい」
―父の言葉が鮮やかに蘇った。 ~帯紙より~



桜ほうさら book

内容(「BOOK」データベースより)

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。

人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。





ドラマ版「桜ほうさら」


桜ほうさら DORAMA

内容(「NHK」より)

賄賂を受け取ったという、
身に覚えの無い罪を着せられ切腹した父の汚名をすすぐため、
江戸深川で長屋暮らしを始めた若侍・古橋笙之介。

田舎者のお人好しで、からきし剣の弱い笙之介が、
個性は強いが情に厚い江戸の人々に助けられながら、
父とまったく同じ筆跡の偽文書を作った犯人捜しに、江戸の町を奔走する。

笙之介は、桜の化身とも言うべき謎の女性・和香と出逢い
解決の糸口をもらう・・・



(CAST)

古橋笙之介⇒玉木宏さん

和香⇒貫地谷しほりさん

古橋勝之介⇒橋本さとしさん

かなえ⇒萬田久子さん

村田屋治兵衛⇒六角精児さん

代書屋⇒武井壮さん

古橋里江⇒市毛良枝さん

古橋宗左右衛門⇒桂文珍さん

梨枝⇒高島礼子さん

押込御免郎⇒風間杜夫さん

坂崎重秀⇒北大路欣也さん


原作⇒宮部みゆきさん
脚本⇒大森美香さん
音楽⇒佐藤直紀さん


先にドラマを観ていたので、内容は知っていたのですが
小説「桜ほうさら」、新鮮な気持ちで読めました。

登場人物の語り口や、仕草の描写等、とても丁寧に描かれ
ドラマとはまた違った表情を見せてくれました。
名探偵!?和香は、原作の方がキャラが立っており
そして笙之介も、原作の方が初々しく、お人よし度が強調されていました。

宮部さん、市井の人々を描くことにかけては天下一ですね
人情味溢れる時代劇を存分に楽しむことができました(*^_^*)







テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_09




濱田岳さん、岡田将生さん主演「偉大なるしゅららぽん」


日本有数のパワースポットでもある“琵琶湖”で、
代々不思議な力を伝承してきた者たちによる戦いが始まる。

濱田岳と岡田将生W主演で描く摩訶不思議エンターテインメント。
                       ~WOWOW~


偉大なるしゅららぽん MVIE

解説(「WOWOW」より)

「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」など、
独特の世界観で数々の奇想天外な物語を描いてきた
万城目学の同名小説を映画化。

主役の濱田と岡田が好対照な役柄を演じるほか、
これまでのイメージとはまったく違う演技を見せる深田恭子、
ベテランの村上弘明、笹野高史、佐野史郎など、
個性豊かな面々の演技が楽しい上、
“マキメワールド”が炸裂するクライマックスの展開には
唖然とさせられるだろう。

終盤に、タイトルにもなっている“しゅららぼん”の由来が明かされるが、
人を食ったような意味には爆笑必至だ。




内容(「WOWOW」より)

琵琶湖畔の街、石走には1300年にわたって
不思議な力を伝承してきた日出家があった。

その跡取りにして最強の力の持ち主とされる淡十郎は、
高校生ながら日出家の力によって街の人々からあがめ奉られる
“殿”として暮らしている。

ある日、高校入学を機に、一族のおきてに従って
“力”の修行をするため、分家の涼介が日出家にやって来る。

淡十郎は校長の娘・沙月に恋をするが、
彼女は同じクラスでライバルの棗に憧れていた。




主題歌⇒ももいろクローバーZ 「堂々平和宣言」

CAST
日出淡十郎⇒濱田岳さん

日出涼介⇒岡田将生さん

日出清子⇒深田恭子さん

棗広海⇒渡辺大さん

速水沙月⇒大野いとさん

藤宮濤子⇒貫地谷しほりさん

日出淡九郎⇒佐野史郎さん

源治郎⇒笹野高史さん

速水義治⇒村上弘明さん、他


監督⇒水落豊さん
脚本⇒ふじきみつ彦さん
撮影⇒明田川大介さん
音楽⇒瀬川英史さん


原作を先に読んでいたので、
奇想天外なストーリーだと分かっていましたが
それでも、≪マキメ・ワールド≫を存分に楽しませてもらえました。

淡十郎役の濱田岳さん、ハマり役でしたね
もちろん他の皆さんも原作のイメージ通りで
キャスティング最高でした (^_^)v

後半の琵琶湖のシーン、映画『十戒』を彷彿させ!?凄かったです!
(まぁ、琵琶湖ですから、紅海を二つ割りほど迫力はありませんが^_^;)

毎回思うのですが、奇想天外な万城目さんの原作を映像化するのは
ホント大変ですよね(+_+) 
それでも映画化してもらえ、万城目フアンとしては嬉しい限りです。

ところで『とっぴんぱらりの風太郎』の映画化はまだですかね?





テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2015_07_05




柚木麻子さんの「ランチのアッコちゃん」



読むほどに不思議と元気が湧く、
新感覚ビタミン小説誕生!!
          ~帯紙より~



ランチのアッコちゃん BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。

そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。

「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。

気乗りがしない三智子だったが、
アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、
少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。

読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。

読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!





NHK プレミアムよるドラマ『ランチのアッコちゃん』


ランチのアッコちゃん ドラマ

食べることは生きること!
恋も仕事も一生懸命な女性たちに贈る、
アッコちゃん流の幸せレシピ。


―NHK(脚本家・泉澤さんの言葉)より引用―
「あなた、ランチを舐めているわね」
仕事が忙しい時や、辛いことがあった時に
つい手を抜いてしまいがちな食事。
でも、忙しい時や辛い時ほど、ちゃんとした食事を取って
自分の体に手をかけてあげることがとても大切で
そういうほんの小さな積み重ねが
やがて生きる力になっていく。
それを思い出させてくれる物語です。
    

脚本家・泉澤さんの言葉通りのドラマ&原作でした。

私はドラマを先に観て、原作を手にしたのですが
ドラマと原作では、多少設定が違っているので
内容を知っていても、原作も充分楽しめましたよ(^_-)-☆


本書は、4話からなる連作短編集です。

目次ではなく『menu』

第1話 『ランチのアッコちゃん』
澤田三智子は、4年付き合った恋人に振られ、
自分にとりたてて取り柄がないことを改めて実感する。
落ち込んでいた三智子を見かねて、営業部長の黒川敦子、
通称・アッコ女史がさりげなくランチに誘う。

第2話 『深夜のアッコちゃん』
バレンタインデーに男性社員に
チョコレートをあげるのをやめたい女子正社員と
日頃の感謝を込めてあげたいという派遣社員とが対立する中
営業部主任に気に入られ、派遣仲間にも頼られがちな三智子を
両方のグループが取り合うような状態になっていた。

第3話 『夜の大捜査先生』
満島野百合は、渋谷の小洒落た店で合コンに参加していた。
野百合の母校・清盟の制服を着た子が店のトイレに入っていくのを見て
高校時代に散々追いかけられた思い出が蘇る。
そんな中、かつての担任・前園英作と再会する。
昔の自分を見ているような気になった野百合は、前園と一緒に、
逃走中の生徒・ハマザキ捕獲に協力することになる。

第4話 『ゆとりのビアガーデン』
豊田雅之は、1年前に退職した女子社員・佐々木玲実と再会する。
話を聞けば、会社が入るビルの屋上でビアガーデンを開くという。
何をやってもミスばかりしていた玲実がお店を切り盛りできるわけがない!
そう決めつけていた豊田だったが…!?


最後までサクサクと読めました。
読後はホンワカとした気持ちになれましたよ(*^_^*)

正しく、心のビタミン剤でしたね♪





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_04




尾道尾秀介さんの「カラスの親指」



『大丈夫。まだ間に合うから。』

「こうしていると、まるで家族みたいですよね」
"詐欺”を生業としている、したたかな中年2人組。
ある日突然、彼らの生活に一人の少女が舞い込んだ。
戸惑う二人。 
やがて同居人はさらに増え
「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。
失くしてしまったものを取り戻すため
そして自らの過去と決別するため
彼らが企てた大計画とは!?
          ~帯紙より~



カラスの親指 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。

ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え、5人と1匹に。

「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。

各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?

息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。

「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、
最初の直木賞ノミネート作品。

第62回日本推理作家協会賞受賞作。




映画『カラスの親指』を先に観て
"原作も読まなくては!!”と思わせるほど面白かったので
図書館で借りて読みました。
(内容を知っているので、さすがに購入は見送り…^_^;)

映画と原作では多少設定に違いはありましたが
主要な登場人物の描き方は原作通り!

映画での、タケさん、テツさん、まひろ、やひろは、原作どおりでしたが
貫太郎は、演じていたのが小柳友さんなので、
映画の方がだんぜんカッコイイ度UP!!でよかったです(^_-)-☆

ラストを知っていたからこそ、伏線の張り方を確認するように読め
映画で描き切れなかった登場人物達の心象風景に触れることができ
原作も面白かったです(*^_^*)




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_07_03




錦戸亮さん、北川景子さん主演「抱きしめたい -真実の物語-」


左半身と記憶能力に障害がありながらも前向きに生きる女性と、
彼女に一生の愛を誓ったタクシードライバーの青年を描く。
錦戸亮と北川景子初共演のラブストーリー。



抱きしめたい MOVIE

解説(「WOWOW」より)

HBC北海道放送制作のドキュメンタリー
「記憶障害の花嫁-最期のほほえみ」をベースに、
「どろろ」の塩田明彦監督が映画化。

ハンディを背負いながらも、その明るさで
周囲をとりこにするつかさを演じた北川の熱演、
そんな彼女と常にまっすぐに向き合い、
どんなことがあっても彼女を守ろうとする雅己を演じた
錦戸の実直な演技がじわじわと胸を締め付ける。

重くなりがちな物語ながら、
塩田監督はことさらに観客の同情を誘うのではなく、
乾いたタッチでテンポよくエピソードを積み上げ、
その爽やかさがより感動を呼ぶ。



内容(「WOWOW」より)

高校生のときに壮絶な交通事故に遭い、
生還しながらも左半身と前日のことも忘れてしまう
記憶の障害を抱えて生きるつかさ。

だが、生来勝ち気な性格の彼女は
めげることなく常に前向きに人生を歩んでいた。

ある日、彼女はタクシードライバーをするごく平凡な青年、
雅己と出会って恋に落ちる。

両親の反対や数多くの障害を乗り越えて2人は結ばれ、
彼女のおなかに小さな命が宿る。

だが、男の子を出産後、つかさが悲劇に見舞われる。


(CAST)
つかさ⇒北川景子さん

雅己⇒錦戸亮さん

屯田⇒上地雄輔さん

雅己の母⇒角替和枝さん

武雄⇒國村隼さん

清美⇒風吹ジュンさん


主題歌⇒安室奈美恵さん 「TSUKI」

監督⇒塩田明彦さん
脚本⇒斉藤ひろしさん
脚本⇒塩田明彦さん
撮影⇒喜久村徳章さん
音楽⇒村松崇継さん


2011年7月3日に北海道放送制作としてTBS系で放送された
『記憶障害の花嫁 最期のほほえみ』を元に本作が作られている。
6年間の取材によって作られたこの番組は
2011年「第36回JNNネットワーク協議会賞」を受賞した。

映画『抱きしめたい』でもこのドキュメンタリー取材で撮影された映像が
使われている。
漫画『抱きしめたい』(フラワーコミックスα)は
このドキュメンタリーを中心に描かれている。  ―wikipediaより―


つかさ役を演じた北川景子さんの迫真の演技に
感動と号泣のダブルパンチでした。
そしてラストの映像にまた涙で…(T_T)
(エンドロール後に、実際の結婚式の映像が流れます)

錦戸さんと北川さんのコンビはどうなのかな?と
映画を観る前は思っていましたが…
(※2人とも存在感があり過ぎるというのか、濃すぎる?)

でも全然大丈夫でしたよ(^_-)-☆
マイナスになるどころか、2人が演じたことで
沈みがちになる内容に明るさをもたらせていたのかな
そんな気がしました。




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2015_07_02




玉木宏さん、石原さとみさん主演「幕末高校生」


玉木宏と石原さとみ共演のエンターテインメント時代劇。
見慣れないアプリを操作したことで、
教師と3人の高校生が幕末にタイムスリップ。
彼らは現代に戻れるか?    ~WOWOW~



幕末高校生 MOVIE

解説(「WOWOW」より)

1970年代にはNHKの“少年ドラマシリーズ”で、
1990年代にはフジテレビ系の“ボクたちのドラマシリーズ”で
ドラマ化された眉村卓原作の「名残の雪」を原案に
「神様はバリにいる」の李闘士男監督が映画化。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」へのオマージュが随所にあり、
現代人と幕末の人々とのギャップが笑わせる。

玉木演じる勝海舟や、柄本明演じる悪役・柳田など、
虚実を取り混ぜた人物たちの人間模様は、
史実を知っていればさらに面白く、
知らなくても単純明快に楽しめる作りとなっている。



内容(「WOWOW」より

歴史教師の未香子は授業で幕末を取り上げていたが
生徒たちはまったく関心を示さなかった。

その日の夕方、未香子は生徒の雅也が操作した
アプリから発せられた光に包まれ、
一緒にいた慎太郎、恵理と共に幕末にタイムスリップしてしまう。

未香子と雅也が捕えられ、
奉行所で取り調べを受けているとき、
歴史の授業で出てきた勝海舟本人と出会う。

勝は2人が未来からタイムスリップしてきたことを
次第に信じるようになる。




(CAST)
勝海舟⇒玉木宏さん

川辺未香子⇒石原さとみさん

高瀬雅也⇒柄本時生さん

森野恵理⇒川口春奈さん

沼田慎太郎⇒千葉雄大さん

柳田龍三⇒柄本明さん

長英⇒石橋蓮司さん

西郷隆盛⇒佐藤浩市さん、他


監督⇒李闘士男さん
脚本⇒橋部敦子さん
撮影⇒藤石修さん
音楽⇒服部隆之さん




内容は、ありがちなタイムスリップものでしたが
なんといっても役者陣が豪華です!!

勝海舟を演じた玉木宏さんや、柄本さん親子
蕎麦屋の石橋蓮司さん、よかったです。

先生役の石原さとみさんは、可愛すぎて先生に見えない!?
どうみても川口春奈さんと同級生に見えてしまい^_^;

迷える高校生を演じた千葉雄大さんも光っていました

西郷隆盛を演じた佐藤浩市さんを忘れてはいけませんよね!
登場シーンは少なかったのですが、存在感抜群!!

映画のストーリー展開は、先が読めてしまう内容でしたが
CASTのお陰で最後まで楽しめました(*^_^*)




テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2015_07_01




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