「天下 奥右筆秘帳(十一)」「決戦 奥右筆秘帳(十二)」


上田秀人さんの「天下 奥右筆秘帳(十一)」


さらなる高みへ。

斬られても斬られても襲いかかる女忍。

権勢の座を賭けた死闘も、いよいよクライマックス!
                 ~帯紙より~



※多少ネタバレ有なので、これから読まれる方はスルーして下さいね(^_-)-☆


天下

内容(「BOOK」データベースより)

将軍家斉が襲撃されたばかりの大奥に不審な二人のお末が入った。

立花併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。

大奥の主は初の外様出身の御台所茂姫。

実家の藩主島津重豪は親藩入りを画策する。

お末たちは死をもおそれぬ薩摩の忍・捨てかまりか。

権をめぐる暗闘はいよいよ最高潮に。





「決戦 奥右筆秘帳(十二)」


宿敵・冥府防人との最終決戦──

生きて帰ってこい、衛悟!
そして、権を手にするのは誰か?

最高潮の盛り上がりのなか、ついに、最終巻!
                 ~帯紙より~



決戦

内容(「BOOK」データベースより)

かなわぬ。
隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。

あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、
衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。

義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか?

そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!?

大人気シリーズ、堂々の完結!文庫書下ろし。






「奥右筆秘帳」シリーズ全12巻、全て読みました!
とても面白かったです!!

『水戸黄門』のドラマのように?先が読める安心感もあり
ハラハラドキドキはしましたが、
最後まで楽しんで読むことが出来ました(^_^)v

将軍家斉と一橋治済の最後の攻防は
流石上田さん、理にかなった納得いく終結でした。

衛悟の武と併右衛門の知で、宿敵冥府防人に立ち向かう!
ターミネーターのように強い冥府防人には
正面から挑んでは負けるしかないので
それもありかな?と…そうでないと水戸黄門のようにはならない^_^;

次シリーズに含みを持たせたエンディング
衛悟のその後を、是非読んでみたいです。




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