「天下 奥右筆秘帳(十一)」「決戦 奥右筆秘帳(十二)」
2015/05/30 (Sat) 00:10
上田秀人さんの「天下 奥右筆秘帳(十一)」
さらなる高みへ。
斬られても斬られても襲いかかる女忍。
権勢の座を賭けた死闘も、いよいよクライマックス!
~帯紙より~
※多少ネタバレ有なので、これから読まれる方はスルーして下さいね(^_-)-☆
内容(「BOOK」データベースより)
将軍家斉が襲撃されたばかりの大奥に不審な二人のお末が入った。
立花併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。
大奥の主は初の外様出身の御台所茂姫。
実家の藩主島津重豪は親藩入りを画策する。
お末たちは死をもおそれぬ薩摩の忍・捨てかまりか。
権をめぐる暗闘はいよいよ最高潮に。
「決戦 奥右筆秘帳(十二)」
宿敵・冥府防人との最終決戦──
生きて帰ってこい、衛悟!
そして、権を手にするのは誰か?
最高潮の盛り上がりのなか、ついに、最終巻!
~帯紙より~
内容(「BOOK」データベースより)
かなわぬ。
隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。
あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、
衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。
義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか?
そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!?
大人気シリーズ、堂々の完結!文庫書下ろし。
「奥右筆秘帳」シリーズ全12巻、全て読みました!
とても面白かったです!!
『水戸黄門』のドラマのように?先が読める安心感もあり
ハラハラドキドキはしましたが、
最後まで楽しんで読むことが出来ました(^_^)v
将軍家斉と一橋治済の最後の攻防は
流石上田さん、理にかなった納得いく終結でした。
衛悟の武と併右衛門の知で、宿敵冥府防人に立ち向かう!
ターミネーターのように強い冥府防人には
正面から挑んでは負けるしかないので
それもありかな?と…そうでないと水戸黄門のようにはならない^_^;
次シリーズに含みを持たせたエンディング
衛悟のその後を、是非読んでみたいです。