恩田陸さんの「土曜日は灰色の馬」



『顔は見えないけれど
 おはなしの神様は
 確かにいる__』


『小説は作りものだし、
 読者の苦しみを肩代わりはできない。
 だが、私たちにそっと寄り添って、
 私たちが一人っきりではないことを
 今も教えてくれているのだ。
…本文より
               -帯紙よりー


恩田さんの小説は、ジャンルに関係なく
エンディングがはっきりとしない終わり方?の
作品が多いのですが
(今まで私が読んだ恩田作品は、ほとんどそうかも!?)
本書の中で、そのことにも触れていましたよ


『説明したり理由を考えたりするよりは、
 現象の醸し出すざわざわ感や
 得体のしれぬ宙ぶらりんの感覚を描くことが目的であり、
 原因と結果よりは過程と雰囲気が大事。
 「怖さ」そのものよりも、「怖さ」の一歩手前の 
 不穏な空気感を描きたいのだ。』

以上の言葉は、
ジャック・フィニイを紹介している「空豆の呪い」の中で
自信のサスペンス感覚はフィニイに近いような気がする。
というくだりで語っている文の抜粋です。

なるほど…納得。



土曜日は灰色の馬

内容紹介(「晶文社」より)

ホラー、SF、ミステリーなど、
さまざまなジャンルの物語を書き分け、
多くの読者を魅了し続ける小説家・恩田陸

汲めども尽きぬ物語の源泉はいったいどこにあるのだろうか? 

ブラッドベリにビートルズ、松本清張や三島由紀夫まで、
恩田さんが大好きな本・映画・漫画などを奔放に語る、
ヴァラエティに富んだエッセイ集。




本書を読んだことで、なぜ私が恩田作品に惹かれるのか
少しだけ分かったような気がします。

恩田さんが少女時代に読んでいた小説や漫画が
私の読書(漫画)履歴と重なっている!?

恩田さんの膨大な読書量と私の読書量を
到底比べることはできないので
ほんの一部の趣向が重なっていただけなのですが…^_^;

萩尾望都さんやレイ・ブラッドベリに傾倒しているところ等
ホント共感できました。

本書では、本以外にも映画の紹介もあり
最後までとても興味深く読むことができたエッセイ集です。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
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