宮部みゆきさんの「淋しい狩人」



“事件はいつも本から始まる…。”


本書「淋しい狩人」は、六編の連作短編集です。


「六月は名ばかりの月」
 結婚式の引き出物の表紙に書かれた「歯と爪」の謎。

「黙って逝った」
 残された本から父親の意外な素顔が浮かび上がる。

「詫びない年月」
 荒物屋の柿崎さん家には、幽霊が出る。

「うそつき喇叭」
 「うそつき喇叭」という絵本を万引きした少年の体に残る
 暴力の跡。

「歪んだ鏡」
 本をきっかけに、普通のOLが垣間見た
 男女関係のもつれを描く。

「淋しい狩人」

 事件の内容が未完の小説「淋しい狩人」の内容に
 酷似していた。

 

淋しい狩人


内容(「BOOK」データベースより)

東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの一階に
店を構える田辺書店。

店主のイワさんと孫の稔で切り盛りする
ごくありふれた古書店だ。

しかし、この本屋を舞台に様々な事件が繰り広げられる。

平凡なOLが電車の網棚から手にした本に挟まれていた名刺。

父親の遺品の中から出てきた数百冊の同じ本。

本をきっかけに起こる謎をイワさんと稔が解いていく。

ブッキッシュな連作短編集。




古本屋の店主イワさんと
高校生の孫・稔のやりとりが微笑ましい。

表題作となる6話目の「淋しい狩人」の中で起こる殺人事件は
宮部さんの傑作ミステリー「摸倣犯」を彷彿させる!?

こちらは短編なのでさらりと描かれていますが
犯人の狂気はかなり怖いですよ。

「摸倣犯」を思い出すからかもしれませんが…^_^;




テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
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