重松清さんの「その日のまえに」


重松さんの著書は心に響く。

本作「その日のまえに」、切ない物語なのですが
ふんわりとした温かさで優しく包み込んでくれました。

連作短編集なのがよかったのかも。
家族のそれぞれの思いを
短いエピソードで綴っていたので
物語にのめり込み過ぎずに
読み終えることが出来ました。


誰の身にも起こりえる物語…
和美の「その日」
幼い子ども達を残して旅立つ母の思いは
想像するだけでも心が締め付けられ…

母を、妻を亡くすという悲しい物語でしたが
その日のあとに、残された家族…
それぞれが悲しみを受け止め
またそこから一歩踏み出していく姿を
心優しく描かれていました。



その日のまえに BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。

昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を
不意に断ち切る家族の死。

消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。

死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、
それぞれのなかにある生と死、
そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。



NHKドラマ版

その日のまえに ドラマ


BSプレミアムにて
前編を2014年7月2日(水)、後編を7月3日(木)
再放送されました。



(前編あらすじ)

原田健輔(佐々木蔵之介)は3月、
末期がんの妻・和美(檀れい)と
新婚時代に住んでいた新町を訪れる。

昨年の夏に和美が体調を崩し、
検査後、余命1年を宣告された。

和美が入退院を繰り返す中、
息子の健哉(林晃平)と大輔(澤田陸)には
余命を伝えないでほしいと頼まれた健輔は、
複雑な心境ながら彼女の願いを聞き入れていた。

がんの発覚から半年を過ぎた春、
和美の希望で新町を訪れる健輔と和美は、
ふたりが一緒に暮らし始めたアパートにたどり着き…。



(後編あらすじ)

深夜、入院先の病院から和美が危篤状態になったと電話があり、
息子たちと心の準備をする健輔。

昨年知人の葬式で喪服を着る時、
和美が自分の遺書を忍ばせていたことがわかり、
激怒したことを思い出す。

翌朝、曇天の中で病院に行く途中、
大輔は一輪のタンポポを摘むが…。




大林信彦監督の映画版

その日のまえに MOVIE

解説(「allcinema」より)

ベストセラー作家・重松清の同名連作短編小説を
大林宣彦監督が映画化したヒューマン群像ドラマ。

余命を宣告された人々とその周囲の人々が、
“その日”を迎えるまでのかけがえのない日々を懸命に生きる姿を
ファンタジックかつノスタルジックなテイストを織り交ぜ
静かな筆致で綴ってゆく。

主演は南原清隆と永作博美、
共演に筧利夫、今井雅之、風間杜夫。

育ち盛りの2人の息子を持つ
売れっ子イラストレーターの日野原健大とその妻・とし子。

ある日、2人は結婚当初に住んでいた街へとやって来る。

そこは、収入のない健大をとし子が懸命に支えていた、
貧乏だけど幸せだった日々の想い出が詰まった街。

この街を訪れたのは、
余命わずかとなったとし子のたっての希望だった。

すっかり様変わりした街の様子に戸惑いつつも、
当時の想い出を確かめるように街を旅する2人だったが…。




大林監督の映画、「明日」「異人たちとの夏」は見ましたが
残念ながら「その日のまえに」は見ていません
(実は、映画化されたことも知らなかった^_^;)

「明日」「異人たちとの夏」両作品とも面白かったので
「その日のまえに」もDVD見てみたいと思います。

ポスターに、『シアターキノ十七周年記念企画』とありますが
いい企画をしましたね


大林監督作品を映画館でリバイバル上映してくれたなんて
ホント素敵すぎます。

重松清さんの本とは少しずれてしまいましたが
上記のポスターを見つけて嬉しかったので
ついつい借用させてもらいました^_^;





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
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