萩尾望都さんの「ポーの一族」


久々に萩尾望都さんの作品を紹介したいと思います。


あまりに思い入れのある作品なので
言葉をどれだけ重ねても
「ポーの一族」への思いは伝えきれない。

「ポーの一族」シリーズの1作目
『すきとおった銀の髪』を小学生の頃に読み
ポーの魅力にハマってしまった。
そして『小鳥の巣』で完全に抜け出せなくなり
今日に至っています。

ポーシリーズ初回版のコミック全5巻は初版を購入
何度も読みすぎてボロボロに…^_^;

その後、単行本やSP版も購入し、同シリーズ3パターン所有
その上ラジオドラマ版CDも購入してしまうほど…

漫画なんですが、手塚治さんと同様に
萩尾望都さんの作品も、芸術的文学世界を彷彿させます。



ポーの一族 第1巻ポーの一族 1巻 

[目次]
ポーの一族
ポーの村
グレンスミスの日記
すきとおった銀の髪

内容紹介(ポーの一族)
1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。
ロンドンから来たという彼らのことは
すぐに市内で評判になった。
男爵夫妻とその子供たち、
エドガーとメリーベル兄妹の4人は
田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。
彼らを見たものは
まるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。
実は、その美しさは時の流れから外れた魔性の美。
彼らは人の生血を吸うバンパネラ「ポーの一族」であった。
市の外れに家を借りた一家は、
人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。
そして、エドガーが興味をひかれたのが、
市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイライトだった…。




ポーの一族 第2巻ポーの一族 2巻

[目次]
メリーベルと銀のばら
ふしぎの国の人形たち
10月の少女たち


内容紹介(メリーベルと銀のばら)
霧の深い夜、幼いエドガーと乳飲み子のメリーベル兄妹は
森の中に置き去りにされた。
そんなふたりを見つけたのは
スコッティの村を望む高台の館に住む老ハンナ・ポーだった。
館に引き取られたふたりはハンナに育てられ、7年がすぎた。
ある日11歳のエドガーは村の子供たちと、
村人が死体の胸に木の杭を打ち込むのを目撃する。
村にはバンパネラの伝説があり、
迷信深い村人たちがバンパネラ退治を行っていたのだ。
おびえるエドガーにハンナはバンパネラなどいないとなだめる。
しばらくしてハンナの館を
フランク・ポーツネル男爵が訪ねてきた。
彼は恋人のシーラを妻として
一族に加えるためにやって来たのだった…。




ポーの一族 第3巻ポーの一族 3巻

[目次]
小鳥の巣
六月の声
妖精の子もり


内容紹介(小鳥の巣)
1959年、スイスのガブリエルスイスギムナジウム(高等中学)にふたりの転入生があった。
イギリスからやってきた彼らはエドガーとアラン。
川の中洲に建てられた学校の中で
寄宿生活を送る生徒たちにとって、
ふたりはその印象的な容姿を抜きにしても
興味をそそられる存在だった。
中でも正義感が強くおせっかいなキリアンは、
遠方からの転入生の面倒をみるのは当然の義務と考えていた。
しかし、正体が露見すれば
人々からバンパネラとして狩られることになるふたりにとって、
たとえ好意からとはいえ、彼は危険な存在であった。
それはふたりがここに来た目的を果たすためにも
妨げとなりかねず…。





ポーの一族 第4巻ポーの一族 4巻

[目次]
エヴァンズの遺書
ペニー・レイン
リデル・森の中
ランプトンは語る


内容紹介( エヴァンズの遺書)
1820年、エドガーは馬車の事故により瀕死の重傷を負う。
彼を救ったのはその地方の領主、
ヘンリー・エヴァンズ伯爵だった。
手当てを受け、命を取り留めたエドガー。
だが彼は、名前以外の記憶を全て失っていた。
エドガーに亡き妻の面影を重ねた伯爵は、
彼を館で養生させることにした。
伯爵にはエドガーに興味を持つもうひとつの理由があった。
先々代の伯爵オズワルドが、
「エドガー及びメリーベルと名のるものが
 エヴァンズ家の子孫の前に現れた場合は
 彼らの身分・国籍・年齢いっさいにかかわらず
 エヴァンズ家の資産すべてを付与すべし」
と遺言していたのだ。
そしてまもなく、エヴァンズ伯爵家をメリーベルが訪れた…。





ポーの一族 第5巻ポーの一族 5巻

[目次]
ピカデリー7時
はるかな国の花や小鳥
ホームズの帽子
一週間
エディス


内容紹介(ピカデリー7時)
ピカデリーサーカスのリージェント通りへ向かっていた
エドガーとアランは、そこで殺人事件に遭遇した。
訪ねて行った先のアパートで人が殺されていたのだ。
そしてアパートの主ポリスター卿は行方不明になっていた。
実はポリスター卿もまた、
人々からバンパネラとして忌み嫌われるポーの一族の者。
引き取って育てていたリリアを一族に迎え入れるために、
今は場所がわからなくなったポーの村の場所と、
一族の長老キングポーの行方を捜していたのだ。
ポーツネル男爵夫妻を失ったために
ポーの村に帰れなくなっていたエドガーは、
彼からポーの村の入口を見つけたとの連絡を受けて、
共に村へ帰るために訪ねてきたのだったが…。



高い文学性を持つ本作
ヴァンパネラの、壮大な歴史ロマンと言っても
過言ではない!?

もちろん実際にエドガーやアランが実在するわけではないので
歴史と言うと“なんと大袈裟な”と思われるかもしれませんが
「ポーの一族」ファンにとっては
正しく、“歴史ロマン!”なんです…^_^;



漫画だからと侮れない作品なので
興味のある方は、是非一度手に取って見て下さい。



スタジオライフさん、舞台化してくれませんかね!?
「トーマの心臓」をはじめ、「訪問者」「マージナル」
「メッシュ」「11人いる!」と萩尾作品を上演してきた実績で
是非とも「ポーの一族」も…と願っているのですが
エドガーを演じる役者さんが難しいかな…!?





テーマ : マンガ    ジャンル : アニメ・コミック
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