有川浩さんの「シアター!」


タイトル「シアター!」を見て、映画か演劇のお話かな?
と推測して読み始めました。



本書は、小劇団が解散危機に陥り、それをどう乗り切るか?を、
面白可笑しく描いている演劇物語です。

ただし、登場人物達は真摯に
自分達の演劇に取り組んでいるので
決して、お笑いを狙った小説ではないですよ。
が、彼らが真面目に取り組めば取り組むほど
現実とのギャップが・・・
そこをすかさず鉄血宰相の司がダメだしする
その時の決め台詞?
“吊るす”が、ツボに入ってしまい
笑えて笑えて…。

特に、ゴ○○リ異常発生事件!には
司が可哀そうすぎて!?
リアルに想像して笑えました(^^)
その後のシーンで、ホウ酸団子を大量に置く!
では、よーく気持ちが分かりましたよ。
私も絶対そうしますから^_^;



シアター BOOK


内容(「BOOK」データベースより)

小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、
解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!

その負債額なんと300万円!

悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。

司は巧にお金を貸す代わりに

「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。
 できない場合は劇団を潰せ」

と厳しい条件を出した。

新星プロ声優・羽田千歳が加わり
一癖も二癖もある劇団員は十名に。

そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、
新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。




演劇の舞台裏を描いた小説といえば
以前紹介した、恩田陸さんの
「チョコレートコスモス」を思い出します。

「チョコレートコスモス」では、
オーディション風景が物語の主軸でした。
本作は、そのまた舞台裏、
劇団経営がどうなっているのか
一つの作品を作り上げ、
上演されるにはどのような作業が必要なのかを
丁寧に描いているので、その大変さの一部を
垣間見ることが出来る、そんな物語になっています。

有川浩さんの、テンポ感のあるストーリに
一気に引き摺り込まれ…登場人物になったような気になり
特に、司に感情移入してしまいましたね

とても面白かったので『シアターフラッグ』の舞台を観たい!!

と思っていたら、どうやら舞台化されたようです。

本作のモデルとなった『Theatre劇団子』による舞台
「もう一つのシアター!」
ストーリーは、有川さん自ら脚本も担当した、
書き下ろしのオリジナルです。
登場人物設定はおなじですが
本作と、ストーリは変わり、別の物語になっています。






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
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