
本書「探偵はひとりぼっち」は、
映画「探偵はBARにいる2」の原作本で
『ススキノ探偵シリーズ』の第4作です。
ネタばれになるので細かな感想を書けないのですが
今までに読んだ3冊の中で
一番“俺”のことが好きになった作品です。
依頼者がいるのではないけれど
マサコちゃんの友人として
どんな危険な目にあっても
犯人を突き止めるため、とことん調査していく
その姿勢に惚れましたね♡
ただ“俺”の彼女、春子さんは大変だ…^_^;

内容(「BOOK」データベースより)
みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、
めった打ちにされて殺された。
若いころに彼と愛人同士だったという
北海道選出の大物代議士が、
スキャンダルを恐れて消したのではないかという
噂が流れはじめる。
マサコちゃんの友人だった俺は、
周囲が口を閉ざすなか調査に乗りだした。
やがて、身辺に怪しげな男たちが現われ、
奇怪な事件が…
日本推理作家協会賞受賞作家が描く、
軽快なハードボイルド・シリーズ第4作。
映画「探偵はBARにいる2」

「探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点」
解説(「allcinema」より)
札幌在住の作家・東直己の
人気ハードボイルド小説“ススキノ探偵シリーズ”を
大泉洋と松田龍平の主演で映画化した
大ヒット・サスペンス・アクションの続編。
原作シリーズの長編第4作『探偵はひとりぼっち』を基に、
友人を殺害された探偵とその相棒が、
敵討ちに燃える美人ヴァイオリニストと事件解決に乗り出し、
図らずも巨大な悪と対峙していくさまを
スケール・アップしたアクションとともに描き出す。
共演は尾野真千子、渡部篤郎、ガレッジセールのゴリ。
監督は前作に引き続き「相棒シリーズ X DAY」の橋本一。
内容(「allcinema」より)
北海道札幌の歓楽街ススキノ。
この街でみんなから愛されていたオカマのマサコちゃんが
何者かに殺される事件が発生する。
しかし警察の捜査は思うように進まず、
仲間たちの口もなぜか一様に重い。
やがて、事件の背後に浮かび上がるカリスマ政治家
橡脇孝一郎の影。
そんな中、探偵の前に自力で犯人を見つけ出すと息巻く
美人ヴァイオリニストの河島弓子が現われる。
探偵は向こう見ずな弓子を何とかなだめすかし、
彼女の依頼として事件の捜査を引き受けることに。
こうして相棒の高田と共に
真相究明に乗り出した探偵だったが…。
原作と映画かなり違っていました。
基本的な流れは変わらないけれど
原作には美人ヴァイオリニスト
河島弓子は出てきません。
この一周間で「ススキノ探偵シリーズ」の
本3冊「探偵はバーにいる」
「バーにかかってきた電話」「探偵はひとりぼっち」と
映画2作品を見たのですが
続けて見たので(読んだので)
実は、内容が頭の中でシャッフルされた状態に!?
それぞれのエピソードが混ぜこぜになってしまい
すぐに思い出せないほど…(>_<)
シリーズものは日をおいて読まないと
(見ないと)ダメですね^_^;
テーマ : 推理小説・ミステリー ジャンル : 本・雑誌