恩田陸さんの「不連続の世界」です。


『月の裏側』の塚崎多聞が登場するトラベルミステリー。

「木守り男」・・・東京(神田川沿い)
「悪魔を憐れむ歌」・・・奈良
「幻影キネマ」・・・広島(尾道)
「砂丘ピクニック」・・・鳥取砂丘と小倉
「夜明けのガスパール」・・・夜行列車


日本各地の風景をバックに、
多聞の不思議ストーリーが展開される。

タイトル通り、物語に一貫性がなく、正しく“不連続”ですが
物語の持つ不思議な世界観が、
それぞれの物語のベースに流れており
多聞が遭遇する異界・不思議な世界に惹きつけられ
面白く読めました。



不連続の世界

内容(「BOOK」データベースより)

妻と別居中の多聞を、三人の友人が
「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。
車中、多聞の携帯に何度も無言電話が……。

友人は言った。
「俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。
おまえが殺したから」

(「夜明けのガスパール」)――他四篇、

『月の裏側』の塚崎多聞、再登場。
恩田陸のトラベル・ミステリー!



(「帯紙」より)

「夜行列車の窓に映る顔は、デスマスク。」

音楽ディレクター塚崎多聞のフランス人の妻ジャンヌが
突然里帰りし、そのまま音信不通になって、
そろそろ一年になろうとしていた。

多聞はジャンヌの実家を訪ねたが妻はおらず、
家族は「いまヨーロッパ中を旅していて連絡が取れない」
という。

多聞は途方にくれ、奇妙な別居生活は続いた。

そんなとき三人の友人が多聞を
「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。

四人はそれぞれ怖い話を披露しあうが、途中、
多聞の携帯電話に何度も無言電話がかかってくる…。
(「夜のガスパール」)



本書は、不思議の中に、少し怖さもあるけど
そこは恩田作品、
不思議の謎解き、結果がこうだよ!って示さずに
読者各々の、解釈に委ねているように感じました。
唯つ「夜のガスパール」でのみ、
謎解きを!?してくれていますが
ただ、多聞のその後はどうなるのかな…?






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
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