伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り」


第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞!


本書は、伊坂幸太郎さんのデビュー作品ですが、
それにしてもデビュー作でこのクオリティの高さ、
ホントビックリです!!

パズルのピースを組み合わせるようなストーリー展開や、
登場人物がクロスワードのように絡まっていく様等、
すでに伊坂作品の真骨頂が出来上がっている。


ただ、最初にこの本に出合っていたら
最後まで読むのに時間がかかったかも?

1冊目の「チルドレン」に始まり、
11冊目でやっと本書にたどり着いたので
すでに伊坂ワールドの住人登録済み!
案山子がしゃべっても全然OKでした(^^)



未来を見通せる案山子の優午が殺された。
犯人は誰なのか。
ファンタジーの世界を描きつつ、しっかりとミステリーしていて
エンディングがどうなっていくのかまるで見当がつかない。

最後まで読んではじめてピースが繋がり
すべての登場人物、エピソードに無駄がないことが分かる。
神の定めた運命に全てが導かれている!?


島の風景は、ミレーの落穂拾いのイメージなんですが
内容は結構ハードでした。



オーデュポン祈りの BOOK


内容(新潮文庫より)

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、

気付くと見知らぬ島にいた。

江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、

妙な人間ばかりが住んでいた。

嘘しか言わない画家、

「島の法律として」殺人を許された男、

人語を操り「未来が見える」カカシ。

次の日カカシが殺される。

無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。

未来を見通せるはずのカカシは、

なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?




2011年に舞台化もされています。


オーデュポンの祈り 舞台


コンビニ強盗をして島につれてこられた伊藤を、吉沢悠さん

未来がみえるカカシの優午を、筒井道隆さん

ゴールデンレトリバーに似ている日比野を、河原雅彦さん

演出はラサール石井さんなんですが、

キャスティングに唸りました。


それにしても、こんな難解な作品をどう演出されたのかしら?






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_01_28




12  « 2014_01 »  02

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.