黒岩重吾さんの「落日の王子」


黒岩さんの古代史を扱った作品は、ほとんど読んでいるのですが、
そのきっかけとなった作品が「落日の王子」です。
義兄に薦められて読んだのですが、
この本の読後の感想は「衝撃!!」でした。

中学生の頃、歴史の時間に「645年・大化の改新」
(中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我入鹿を暗殺した。)と習ったくらいで、
古代史についてはさほど興味もなかったのですが、
この作品に出合ったことで、古代史を扱った本が大好きになりました。



落日の王子 BOOK

作品紹介(文藝春秋より)

大王と皇帝をあわせた位に登りつめようという野望に燃えた風雲児
蘇我入鹿が、大化の改新のクーデターに敗れるまでの古代ロマン




歴史上では、討たれた蘇我入鹿が悪役となり、
中大兄皇子と中臣鎌足を英雄的に称えていますが、
本書では蘇我入鹿を主人公に描いているので、
伝わっている史実とは逆の視点になっている。

歴史は勝者の視点で編纂されていくのが常なので、
蘇我氏(善説?)のとらえ方はとても興味深い。



心象風景の描写が巧みでとても素晴らしく、「乙巳の変」で
入鹿が滅ぼされるシーンは、哀しくて涙が止まらなかった。




登場人物の名前を覚えるのが大変で、
導入部分でくじけそうになりましたが…
そこさえクリアできればストーリーが引っ張ってくれる。

歴史にさほど興味のない方にもお薦めです。





テーマ : 忘れられない本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_01_11




12  « 2014_01 »  02

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.