「青くて痛くて脆い」


住野よるさんの同名ベストセラー小説を、
吉沢亮さんと杉咲花さんの主演で映画化。

大学で友人と秘密結社サークルを結成した青年が、
変わり果てたサークルへ復讐を企てるのだが……。


青く痛くて脆い


人付き合いが苦手な大学生の青年・田端楓は、
あるとき空気を読まない理想論を振りかざして
周囲から煙たがられていた同級生・秋好寿乃と知り合う。
ひとりぼっち同士の2人は友人となり、
“世界を変える”ための秘密結社サークル“モアイ”を結成する。
だが、やがて秋好は“この世界”から消え、
モアイは企業とのコネ作りが目的の就活サークルに変貌してしまう。
楓は自分から居場所と秋好を奪ったモアイへの復讐を誓うのだが……。



制作年/2020
内容時間/119分

監督/狩山俊輔
脚本/杉原憲明
撮影/花村也寸志
音楽/坂本秀一

(CAST)
田端楓/吉沢亮
秋好寿乃/杉咲花
前川董介/岡山天音
本田朝美/松本穂香
天野巧/清水尋也
西山瑞希/森七菜
川原理沙/茅島みずき
大橋/光石研
脇坂/柄本佑


住野よるさんの原作は未読です

「青くて痛くて脆い」はタイトルを見て気になり
誰が出演しているのかな!?とチェックして見ると
なんと、NHKの大河ドラマ『青天を衝け』の主役・吉沢亮さんと
NHK連続テレビ小説『おちょやん』の主役・杉咲花さんが出演している!
(私が)今年一番注目しているお二人がW主演!凄すぎる!!
そして、住野よるさんの『君の膵臓が食べたい』
原作小説&映画がとても面白かったので
本映画もかなり期待して観ました
でも吉沢亮さんと杉咲花さんの演技力のお蔭で!?
映画を見ながら何ともやるせない気持ちに

吉沢亮さん演じる楓は
自分でも気づいていない感情“嫉妬や妬み”に捕らわれ
負の感情をコントロール出来なくなってしまう
自己中心的な思い込みの結果復讐を果たすが
その結果本当は一番大切にしたかっただろう人を傷つけてしまうことに

楓や秋吉だけでなく登場人物達が何かしらズレて見えたのは
私がおばさんだからかな!?感性が固まっている?

SNSを使うことに対しての躊躇のなさに唖然としてしまい
ネット社会の歪みが人の悪意を倍加させてしまう
便利だけど使い方によっては凶器にもなる
今の現代の風潮を描いている作品だと感じました

もう一つ、いや一番嫌なシーンは
光石研さん演じる先生が森七菜さん演じる不登校の教え子に
学校に来るよう強要し迫るシーン
自分が一番正しいという思い込み
自分は相手のことを一番に考え助けてあげているんだと
他者の考えを受け入れない典型的なシーンで
このシーンを見ながら瑞希同様に必死に逃げ出したくなりました

タイトル通り、正しく「青くて痛くて脆い」映画でした
ただラストシーンで少しだけ希望を感じられたかな
楓は傷つくことを恐れずに勇気ある一歩を踏み出せた!?



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2021_05_09




「星屑の町」


劇作家・演出家の水谷とラサール石井、小宮孝泰によるユニット
“星屑の会”が1994年の第1作上演以来、25年間で
全7作を上演した舞台シリーズを杉山泰一監督が映画化。


星屑の町


大手レコード会社の社員だった山田を中心に、歌好きの飲み仲間たちは
ムード歌謡コーラスグループ“山田修とハローナイツ”を結成。
だが、ヒット曲に恵まれず、ベテランの女性歌手、キティ岩城と
地方を回りながら細々と活動を続けていた。
ある日、山田の故郷で歌謡ショーを開催した彼らは、
東京から出戻り、再び歌手になる夢を抱く地元の娘、愛と出会う。
やがてグループから天野が抜けたことで代わりに愛がメンバーになるが…。



制作年/2020
内容時間/105分

監督/杉山泰一
脚本/水谷龍二
撮影監督/佐光朗
撮影/的場光生
音楽/宮原慶太

(CAST)
久間部愛/のん
天野真/大平サブロー
市村敏樹/ラサール石井
山田修/小宮孝泰
込山晃/渡辺哲
西一夫/でんでん
青木五郎/有薗芳記
キティ岩城/戸田恵子


能年玲奈ことノンさんが出演していたので観ましたが
「星屑の町」大当たりでした!

もともとは舞台だったんですね
中盤まで舞台劇のようだな?と思っていたので納得です
戸田恵子さんをはじめ、大平サブローさんホント歌がお上手で
戸田さんは演歌歌手でデビューされたので分かりますが
大平さん本物のムード歌謡歌手のようでした

本映画は昭和歌謡のMVのような映画でしたが
ノンさんも澄んだ美しい歌声を披露されて
『あまちゃん』以来のノンさんの歌声にウルウル(感涙)

最初は「山田修とハローナイツ」「キティ岩城」の歌唱シーンが
少々多いかなと思っていましたが
中盤から昭和ムード歌謡の響きが心地よくなりもっと聴きたいなと(笑)
特に後半の「愛とハローナイツ」の『恋の季節』のノンさんが可愛くて
ノンさんの少したよりなさげな歌声が妙に心に響き癒やされました



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2021_04_30




「記憶屋 あなたを忘れない」


織守きょうやさんの第22回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作を、
山田涼介さんを主演に迎え「ツナグ」の平川雄一朗監督が映画化。

※注意!ネタバレあり!


「記憶屋 あなたを忘れない」


大学生の遼一は年上の恋人・杏子からプロポーズのOKをもらい、
幸せの絶頂にいたが、なぜか翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。
数日後、遼一は駅で見かけた杏子に声を掛けるが、
彼女は彼のことを一切覚えていなかった。
やがて遼一は“記憶屋”の都市伝説を知り、幼なじみの真希、
大学で講師をしていた弁護士・高原とともに記憶屋を捜し始める。
だが、記憶屋の正体に近づくにつれ、遼一は意外な真実を知ることに……。


制作年/2020
内容時間/106分

監督/平川雄一朗
脚本/鹿目けい子・平川雄一朗
撮影/小松高志
音楽/高見優

(CAST)
吉森遼一/山田涼介
河合真希/芳根京子
澤田杏子/蓮佛美沙子
高原智秋/佐々木蔵之介
安藤七海/泉里香
水野里香/戸田菜穂
菅原慎一/田中泯


とても切ない物語でした
芳根京子さん演じる真希の天真爛漫な姿を
ラストシーンで思い出し…涙(T_T)
これから真希はどうやって生きていくのだろう

山田涼介さん演じる遼一と
蓮佛美沙子さん演じる杏子
2人にとっては苦しみを忘れることで
もう一度出会うところから!?

ラストでは真希の旅立つ姿と
遼一と杏子の幸せの予感で終わりましたが
真希の宿命とはいえ辛すぎる(>_<)
芳根京子さんが難しい役どころを見事に演じていたので
真希の悲しみと寂しさがより心に突き刺さりました



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2021_04_23


「少女」

Category: 映画 > ・邦画  


「少女」


「告白」などで人気の作家・湊かなえさんによる同名小説を、
本田翼さん、山本美月さんの共演で三島有紀子監督が映画化。


少女


桜川女学院高校の2年生、
由紀と敦子は、幼いころから親友同士。
かつて剣道選手として期待された敦子だが、
高校の団体戦でミスをして敗退し、
クラスでいじめの対象になってしまう。
そんな敦子を救えない由紀は、敦子のために小説を書く。
だが国語教師の小倉は由紀の小説を盗み、
自分の作品と偽って文学賞を受賞。
由紀は怒りに震える。
そんな由紀と敦子は転校生の紫織と出会ったのを機に、
人が死ぬ瞬間に興味を抱くようになり……。



制作年/2016
内容時間/120分

監督/三島有紀子
脚本/松井香奈・三島有紀子
撮影/月永雄太
音楽/平本正宏

(CAST)
桜井由紀/本田翼
草野敦子/山本美月
高雄孝夫/稲垣吾郎
牧瀬光/新田真剣佑
滝沢紫織/佐藤玲
小倉一樹/児嶋一哉
滝沢芳也/菅原大吉


SWITCHインタビュー 達人達「湊かなえ×佐野正幸」を観た後
ちょうHDDに「少女」を録画していたので続けて観ました
インタビューの中で湊さんが自分の中にある闇?の部分を
どんどん膨らませていきながら作品を執筆しているようなことを話していて
私の記憶違いかも知れませんが^^;
「少女」ではどのような闇を描いているのか興味津々(怖いもの見たさ?)

由紀役の本田翼さんの眼光の鋭さ、眼光の闇は見事でした
最初は年齢的に高校生役!?って思いましたが
いえいえ見事な嵌まり役でした!
敦子役の山本美月さんの表面の弱さと内面の強さとの演じ分け
不安定な心理描写が巧い!コチラも嵌まり役でしたね

湊さんの原作映画・ドラマでは『告白』など衝撃的な作品が多々あり
でも本作は思っていたよりもハードではなかったのでよかったです
なにより稲垣吾郎さんと新田真剣佑さんが出演していたのも嬉しかった♡

デビューから2作目の『告白』があまりにも凄かったので
湊作品はかなり読んでいましたが本映画の原作小説「少女」は未読
先が分からないので映画を先に観てよかったのかな!?
でも原作では主人公の心の闇をもっと深く描いていると思うので
原作も読んでみようかなと思っています


テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2021_04_21




「スパイの妻」


2020年6月にNHK BS8Kで放送され同名ドラマを
スクリーンサイズや色調を新たにした劇場版として劇場公開

映画監督・黒沢清が、主演に蒼井優を迎え、
戦争という時代のうねりに翻弄されながらも、
自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンス。

第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で
銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞


スパイの妻


1940年、太平洋戦争前夜の神戸。
福原聡子は、満州へ赴いていた夫・優作の帰りを待ちわびていた。
ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治から呼び出され、
夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。
嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑うなかで、
彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。
かの地で一体、何があったのか。
真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る。



制作年/2020年
内容時間/115分

監督/黒沢清
作/濱口竜介、野原位、黒沢清
音楽/長岡亮介

(CAST)
福原聡子/蒼井優
福原優作/高橋一生
竹下文雄/坂東龍汰
駒子/恒松祐里
金村/みのすけ
草壁弘子/玄理
津森泰治/東出昌大
野崎医師/笹野高史


「スパイの妻」は劇場で観たかったのですが上映当時劇場に観に行けず・・・
なので今回は映画ではなくNHK BSで放送されたドラマ版の再放送を観ました。

ドラマの放送にあわせて、撮影の舞台裏で蒼井優さんに密着した
「ドキュメント『スパイの妻』~女優・蒼井優が挑む監督・黒沢清の世界~」もオンエアされ
先にドキュメントを観てその後本編を観ましたが、これは正解でしたね!

聡子の台詞回しが小津監督映画に出演していた原節子さんのようでしたが
ドキュメントを観てその謎!?が解けました(^^)

黒沢清監督の作品はかなり観ていますが
今までの作品とは趣が違うのでいい意味でビックリしました
昭和の(太平洋戦争前夜、1940年)空気感を漂わせた映像や
キャストの演技もレトロな雰囲気でとてもよかったです。

優作役の高橋一生さんのナチュラルな演技は流石!
津森役の東出昌大さんの演じる役柄は恐怖でしたね
でもそのきっかけを作ったのは聡子で・・・聡子も怖い
その聡子を振り回した優作も・・・登場人物達がみんなどこか狂っている
というのか時代の中で狂わされてしまった物語でした
「スパイの妻」面白かったです。



テーマ : 邦画    ジャンル : 映画
 2021_04_17




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