村田沙耶香さんの「コンビニ人間」


「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
第155回芥川賞受賞。


コンビニ人間


36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。


言葉を失ってしまうほど衝撃的な作品でした
善意(好奇心)という言葉の暴力…
『普通』の押し売り?

物語としてはとても読みやすく
あっという間に読み終えたのですが
シンプルだけどとても深い内容の作品で
村田沙耶香さんの他の作品も是非読んでみたい!
そう思えるほど心に響いた物語でした。



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_05_30




森博嗣さんの「幻惑の死と使途」


死者が衆人環視の密室から
「大脱出」した!?
多すぎる観客と手品師が織りなす殺人事件
~『帯紙』より~


「幻惑の死と使途」


「諸君が、一度でも私の名を呼べば、
どんな密室からも抜け出してみせよう」
いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす
天才奇術師・有里匠幻が
衆人環視のショーの最中に殺された。
しかも遺体は、霊柩車から消失。
これは匠幻最後の脱出か?
幾重にも重なる謎に秘められた真実を
犀川・西之園の理系師弟が解明する。



本書「幻惑の死と使途」はSMシリーズの第6作です。

衆人環視という、ある意味密室劇!?
被害者がマジシャンなのでトリックどうなっているの?と
いろいろ考えながら読んでいましたが
こうきましたか!やられました!
分かってしまえば古典的なトリックですが
ちゃんと伏線も張られていたしね
でも私はまるで気づけませんでした…^_^;


犀川先生の思考で真賀田四季が出てきて
…何となくドキッとしました
一瞬しか会っていない四季が
いつも一緒にいる萌絵と比べるほど
犀川先生にとってその存在は重要なのかな?

萌絵といえば今回も?つっこみどころ満載でした
「それはないでしょ萌絵さん!」と
ダメだししながら読むのも楽しかったです(笑)

ところで萌絵のお友達はどうなったのかしら?
途中何気に触れていましたが
マジシャン事件で忙しいのでスルーされてしまった!?
それとも次回に持ち越し?

第7作『夏のレプリカ 』も今から楽しみです(^^)
ただ、送ってもらった大量の文庫本が手元にあり
そちらも読まなくて!と思っているので
…でも『夏のレプリカ 』もすぐ読みたいし…
贅沢な悩み?で思案中です^_^;




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_01_25




森博嗣さんの「四季 冬」


すべての時代を
すべての歴史を、彼女は
通り抜けた、あっという間に



四季・冬


「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」
四季はそう言った。
生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、
新たな価値を与える彼女。
超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、
ある殺人事件を通して描く。
作者の一つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、
四部作完結編。



四季シリーズの完結編「冬」
この作品はS&MとVシリーズを読んだ後でないと
難解すぎて!?楽しむことが出来ないかも?

謎かけのようなストーリー展開
時には散文のような表現もあり
一度読んだだけでは理解できず
もう一度最初に戻り読みなおそうかと思ったほど…
パラパラ捲っただけで、さすがに読みませんでしたが^_^;


犀川への四季の思いは?
萌絵への四季のこだわりは?
四季と瀬在丸紅子との関わりは?

「冬」は、過去だけではなく未来へも繋がっている!?

Wシリーズの『青白く輝く月を見たか? 』のみ読んだだけですが
ウォーカロンの登場で、四季『冬』がスタートラインなのかな?と
しばらくは未来へ続く四季を追いかけることになりそうです。


とりあえず未読のS&Mシリーズを読んだ後
G、Xシリーズへ行くつもりなので
Wまでは程遠いですね…^_^;




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_11_14




森博嗣さんの「四季 秋」


犀川助教授と西之園萌絵。
四季と再びの邂逅を試みる。
四季が残したメッセージは、何を示す?



四季 秋

妃真加島で再び起きた殺人事件。
その後、姿を消した四季を人は様々に噂した。
現場に居合わせた西之園萌絵は、
不在の四季の存在を、意識せずにはいられなかった…。
犀川助教授が読み解いたメッセージに導かれ、
二人は今一度、彼女との接触を試みる。
四季の知られざる一面を鮮やかに描く、感動の第三弾。



四季シリーズ三作目「四季・秋」
やっと読むことが出来ました♡

物語は『すべてがFになる』の4年後からスタート
なのでS&Mシリーズの主要人物が登場し
その上、Vシリーズも結合したのかと思うほどの
豪華キャストですごく楽しめました。

四季本人の登場シーンは少なめでしたが
S&MとVシリーズを全巻読んだ方への
まるでご褒美?のような内容でした。
私はS&Mシリーズをまだ全部は読んでいないので
ご褒美半分頂けたかな?

本書での主人公は四季ではなく萌絵
萌絵がやっと犀川の母親にご挨拶に行く!?
私にとってもメインイベントでしたが
犀川が萌絵ひとりで行かせたのが少々残念
親子の再会を期待していたので…
でも今の犀川のイメージでは仕方ないかな…と


さまざまな要素で楽しませてもらえる森作品ですが

S&Mシリーズ全巻を読み終えていないのに
『すべてがFになる』をまた読みたくなってしまった…

いつになったら森博嗣サークルから抜け出せるのよー!




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_11_13




森博嗣さんの「四季 夏」


四季、13歳。
あの夏、あの島で何が起こったのか?
孤島の事件、その真相を描く「四季」4部作、第2弾。



四季 夏

十三歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、
MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。
青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、
叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。
彼女が望んだもの、望んだこととは?
孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第二弾。



『すべてがFになる』を先に読んでいたので
本書の衝撃的な結末はすでに知っていました。
なので衝撃的なエピソードよりも
どちらかと言うと瀬在丸紅子の登場が気になる!?


四季シリーズでは
SMシリーズやVシリーズの面々があちらこちらに登場しており
抜けていたパズルを組み立てているような気分になれ
かなり楽しませてもらえました(^^)

大きくなったへっ君はお父さんと住んでいるようだな!?とか
一人になってしまって紅子は寂しくないのかな?とか
各務亜樹良と保呂草潤平の関係は?とか
四季以外の登場人物でもかなり楽しめました(^_-)-☆

秋と冬を読むのが今から楽しみです。


追記?
最近PCの調子があまりよくなくて
完全に止まってしまう前に
修理に出した方がいいかな?と思案中…

とりあえず今回はブログをUPできよかったです^_^;




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