紅玉いづきさんの「ミミズクと夜の王」


本書「ミミズクと夜の王」は
著者のデビュー作です。

第13回電撃小説大賞「大賞」受賞



ミミズクと夜の王

内容(「BOOK」データベースより)

魔物のはびこる夜の森に、
一人の少女が訪れる。

額には「332」の焼き印、
両手両足には外されることのない鎖、
自らをミミズクと名乗る少女は、
美しき魔物の王にその身を差し出す。

願いはたった、一つだけ。
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。

全ての始まりは、美しい月夜だった。
―それは、絶望の果てからはじまる
小さな少女の崩壊と再生の物語。





銀色の月の光のような
透明感のある静謐な物語

読み始めは、
童話のような軽めのファンタジー?
と思ったのですが
読み進めていくうちに
心の奥深く真理が沁み込んでくるような
深遠なる物語へと変化していきました。


純粋なミミズクと不器用なフクロウ
奴隷として生まれたミミズクが
夜の王フクロウに出会ったことで
幸せとは何かを知り…


心に優しさを届けてくれたステキな物語
続編の『毒吐姫と星の石』も出版されているので
ミミズクとフクロウのその後を知ることが出来る?
『毒吐姫と星の石』を読むのが楽しみです。


今までに読んだ紅玉いづきさんの作品は
『サエズリ図書館のワルツさん』のみですが
本書はまるで違う作風だったので
他の紅玉作品はどういう作風なのか?
是非読んでみたいですね(^_-)-☆





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_10_11





紅玉いづきさんの「サエズリ図書館のワルツさん1」です。


先に「サエズリ図書館のワルツさん②」を読んでしまった、
うっかり者の私^_^;
②が面白かったので、①も読みたいなと思っていて
やっと読みましたよ(^_^)v

①にも、素敵な言葉が、綺羅星のように散りばめられていて
一つ一つを書き留めていたくなるほど。


『今の教育はすべてカリキュラム化されているから。
 
 余分な知識を埋め込む場所がないんだ。
 
 でも、教育にも贅肉は必要なんだ。 そう思わない?』



サエズリト図書館のワルツさん BOOK

内容(「背表紙」より)

本が手の届かないほど遠くにあると思っていたこと。

本が母と娘を繋ぐ絆であったこと。

本が祖父への畏れであり、
忘れ得ぬ思い出であったこと。

そして、強すぎる願いゆえに、
たった一冊の本すら手放せないこと。


そこにあるすべての本には数えきれない“想い”があり、
そこに集うすべての読者にはその数だけの“物語”があった。


さえずり町のサエズリ図書館。

それは本の“未来”が収められた、
美しく、不思議な図書館。


紅玉いづきが詠う、すべての書物への未来譚_。

あなたにとっての大切な一冊は、きっとここでみつかる。


「だって、みんな、本を愛していらっしゃるでしょう?」



ワルツさんをはじめ、登場人物のキャラクターがいいですね。

無愛想だけど心優しいタンゴ君や、
低い声の有能な正職員サトミさん

常連の、上緒さん、岩波さん、古藤さんetc…



いま、データベース化はあたりまえ。
日常生活の中で手軽に使えるデータは本当に便利だ。
検索をかけるだけで、答えに導いてくれる。

でも、簡単に答えだけ得てもね…

本は確かに嵩張るし、重いし
でも、私はこれからも電子書籍では読まないかな…

本書では、本のおかれる未来が描かれているけど
そうならないよう心から願ってやみません。

図書館は、癒しの場所。

本屋さんは、オアシス。

家の本棚は、思い出の住処。

紙の書籍だからいいのよね。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_03_10




紅玉いづきさんの「サエズリ図書館のワルツさん2」です。


全ては一瞬のうちに消えた。

あの日。

ピリオドと呼ばれた…人類史上最大の人災
三十六時間だけの、戦争が全てを奪ったのだ。

『国会図書館は焼けたよ』

呆然としていた彼に、誰かが言った。

『でも安心しろ』

『データは残った!データがあってよかったな!』

…物語はピリオド後の世界。

全てが電子化された日常の中で
稀少価値のある紙の本を、膨大に所有する
「サエズリ図書館」でのお話。

チドリさんⅠ・Ⅱ・Ⅲと、
サトミさんの短編が収められている

サトミさん編では
サトミさん、そうくるの!!
おもわずニッと笑ってしまいました。(^^)

チドリさん編では、ハッとさせられる言葉が随所に
散りばめられ、思わず唸ってしまう。

「そういう漠然とした悲しみや寂しさに、本は効くと思うんだよ」

「本が薬になるとしたら」

「わたしはもう、とうの昔に中毒なのでしょうね」

なるほど_。

私も同じ部類に入るかも?

自称、活字中毒!?

本に、救われ、癒されたことって
想えば数えきれないほどあります。

感謝ですね。



サエズリ図書館のワルツさん2 BOOK


内容(背表紙より)

就職活動に全敗し、頼みの綱でもあった
「LB(リストベース)管理者採用試験」も
体調不良による棄権を余儀なくされた千鳥さん。

ただ、自分にとっての天職を見つけたいだけなのに…。

自分に自信がなく、といって好きなことも思い浮かばず、
回復しない体調に苛立ちながら、なやみ、
うなだれていた彼女に差し伸べられたものは、
人々の羨望を集めた“神の手”を持ちながらも、
紙の本が稀少化したこの世界に絶望した、
ひとりの“図書修復家”の手だった__。

“本の未来”が収められた、美しく、不思議な図書館を、
紅玉いづきが紡ぐ待望の第二弾。



待望の第二弾!?

私、第一弾まだ読んでいない…^_^;

タイトルにつられて、おもわず手にした本なので
2の数字を見落としていた(T_T)

「サエズリ図書館のワルツさん1」も読まなくては!

ワルツさんのことを、もっと知りたいので
読むのが楽しみです。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_02_14




11  « 2019_12 »  01

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.