万城目学さんの「バベル九朔」


俺を追ってくるのは、夢か?女(カラス)か?

作家志望の雑居ビル管理人が巻きこまれた
世界の一代事とは?

~帯紙より~



バベル九朔

内容(「BOOK」データベースより)

作家志望の「夢」を抱き、
雑居ビル「バベル九朔」の管理人を務めている俺の前に、
ある日、全身黒ずくめの「カラス女」が現れ問うてきた…
「扉は、どこ?バベルは壊れかけている」。

巨大ネズミの徘徊、空き巣事件発生、
店子の家賃滞納、小説新人賞への挑戦―

心が安まる暇もない俺がうっかり触れた一枚の絵。
その瞬間、俺はなぜか湖にいた。
そこで出会った少女から、「鍵」を受け取った俺の前に
―雲をも貫く、巨大な塔が現れた。

著者初の自伝的?青春エンタメ!






今までに『悟浄出立』以外の万城目作品
小説は全て読みました。
かなり嵌まっている作家さんなので
エッセー『ザ・万歩計』も読みましたよ(^_-)-☆

でも本書「バベル九朔」は何かが違う…
今までの作風と何が変わったのか?

奇想天外さは相変わらずだし
物語の世界へグイグイ惹き込まれていく
それは今までと変わらないのですが
なぜか読みながらワクワクしない…
最後の頁を読み終えても“それでどうしたの?”

万城目さんの描く世界を読み解けず
消化不良気味になってしまい…
私には少々難解な作品となってしまいました^_^;

ただ読みながら映画を観ているような錯覚に!?
そこは流石“万城目さん!”
万城目作品の映像化率が高いのも頷けます。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_05_13




万城目学さんの「とっぴんぱらりんの風太郎」


万城目さん初の時代小説、
746頁というかなりの長編でしたが
時代劇を描いても万城目ワールド全開で、
設定がとにかく面白く
一気に読み進めることができました。


主人公の風太郎は今でいうニート?
仲間の策略に嵌り、伊賀を追放されてしまった
仕事がないニート忍者で、
やっと落ち着いた先で、
なんとひようたんに振り回されるという
人のいいぼんくら元忍者。


登場人物が、皆ひと癖もふた癖もあるのですが
黒弓、常世、百市、蝉といった忍たちが
風太郎共々、とても魅力的に描かれているので
物語の後半、大坂夏の陣の場面では、
胸に詰まる思いで祈るように頁を捲っていました。



とっぴんぱらりんの風太郎

内容(「BOOK」データベースより)

天下は豊臣から徳川へ―。

重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、
京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。

その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、
奇妙な方向へ転がっていく。

やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。

だましだまされ、斬っては斬られ、
燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは?





その時、1人対10万人。
天地鳴動の、最終決戦。
舞台は、難攻不落の大阪城。
           ー帯紙よりー

帯紙の言葉は、誇張じゃなかった
1人対10万人でした!


本書が『プリンセストヨトミ』の原点になる?
そんな思いにさせてくれる物語。

『プリンセストヨトミ』を先に読んでいると
本書のへの思いや面白みが、さらに増すかも?

『プリンセストヨトミ』は映画化もされているので
そちらもお薦めですよ(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_02_09




万城目学さんの「ザ・万歩計」


『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』等
奇想天外な物語を世に送り出し続けている
万城目学さんの初エッセイ

電車で読めないくらい(笑いを堪えるのが大変^_^;)
面白いエッセイでした。

『御器齧り戦記』は、心底可笑しいのですが
御器齧り参上のシーンを想像すると!?
万城目さんお気の毒に…アーメン

『渡辺篤史ごっこ』での
「おおお、フェルメールの明りが」の
渡辺さんの言葉には感動!

時系列、内容もバラバラなのですが
万城目ワールドを、しっかり楽しめました(^_-)-☆


ザ・万歩計

内容(「BOOK」データベースより)

少年時代に大阪で阿呆の薫陶を受け、
大学時代に自分探しの旅先で全財産を失い、
はては作家目指して単身東京へ。

ホルモーでついに無職を脱するも「御器齧り」に苛まれ、
噛みまくるラジオに執筆を阻まれ、
謎の名曲を夢想する日常は相変わらず。

そのすべてを飄々と綴った初エッセイ集。

文庫版あとがき「その後の万歩計」を収録。




モンゴルでのトナカイとの出会いが
『鹿男あをによし』へと繋がっていく

猫の“ねね”の話にはホロリとさせられ

最初から最後までとても興味深く
楽しく読むことができました。

万城目さんのエッセイ集
あと2作品あるので
『ザ・万遊記』『ザ・万字固め』も
是非読みたいな!と思いました(^^)






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_01_11




万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」



かのこちゃんは小学校1年生の女の子。

玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。

マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。


ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋に
マドレーヌ夫人が逃げ込んできて…。


元気なかのこちゃんの活躍
気高いマドレーヌ夫人の冒険

うれしい出会い。

いつか訪れる別れ。

誰もが通り過ぎた日々が
キラキラした輝きとともに蘇り
やがて静かな余韻が心の奥底に染み渡る。


奇想天外な発想は、相変わらずの万城目節でしたが
ほのぼの感のある本作は、いつもの作品と違い
読み終えたあとの優しい余韻に
ホンワカさせられました。




かのこちゃんとマドレーヌ夫人

内容(「BOOK」データベースより)

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。

マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。

その毎日は、思いがけない出来事の連続で、
不思議や驚きに充ち満ちている。




猫の話せる外国語とは?

それは犬と話せるということ。

マドレーヌ夫人は夫と話せるのです。

マドレーヌ夫人の夫は、かのこちゃんの家の玄三郎で
でも他の犬の言葉は分からないらしい!?


ほのぼのとしたファンタジー小説でした(^_-)-☆







テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2014_12_30





万城目学さんの「ホルモー六景」


本書は「鴨川ホルモー」のサイドストーリーです。

先に本書を読んで「鴨川ホルモー」を読んだので
読んでいる最中は謎が多かったのですが!?
逆にそれが良かったかも。

特に、『長持ちの恋』は長い歴史の上に成り立つ純愛なんだと
2作品を読むことで気付くことができたかな。
ロマン溢れる時空を超えた恋物語
大好きな作品です。



ホルモー六景 BOOK


内容(「KADOKAWA]より)

第一景『鴨川(小)ホルモー』
    最強チーム「二人静」に危機が…
    それはコンビの片方に訪れた初恋だった。
    女の意地と友情を懸けたホルモー対決がはじまる_

第二景『ローマ風の休日』
    妙に頭の大きい、人付き合いに不器用な
    眼鏡っ娘の先輩と、彼女が気になって仕方ない僕。
    だが彼女にはある秘密が…

第三景『もっちゃん』
    誰よりも多くを見通し、
    誰よりも純な魂を持つ“もっちゃん”
    彼とホルモーとの歴史的邂逅とは!?

第四景『同志社大学黄龍陣』
    「ホルモー」っていったい何さ?
    新入生トモエはわけのわからない探索にのりだすが…

第五景『丸の内サミット』
    ホルモー卒業生達が東京で邂逅したとき
    新しい歴史が動き出す!?

第六景『長持ちの恋』
    バイト先の古い長持ちの中に眠っていた拙い文書から
    時を超えた想いのやりとりがはじまる。



「ホルモー六景」を読んだことで
さらに、登場人物達への思いが深まり
素敵な京都の恋物語に、胸キュン度もUPしました(^^)






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_04_29




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