海堂尊さんの「スリジエセンター1991」


天才外科医による「革命」の行方は?
“招かれざる異端児”を襲う
アクシデントと張り巡らされた陰謀――。

メディカル・エンターテインメントの真骨頂!
「ブラックペアン」シリーズ、ついに完結!!
~『帯紙』より~



スリジエセンター1991

手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと放言する
天才外科医・天城は、東城大学医学部での
スリジエ・ハートセンター設立資金捻出のため、
ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を目論む。
だが、佐伯教授の急進的な病院改革を
危惧する者たちが抵抗勢力として動き始めた。
桜宮に永遠に咲き続ける「さくら」を植えるという
天城と世良の夢の行く末は?



本を読みながら久々に号泣してしまいました。
ネタバレになるので詳しくは記せませんが
私の今までの号泣度でいえば!?
萩尾望都さんの漫画『エディス』でのアランのラストや
吉田秋生さんの漫画『バナナフィッシュ』でのアッシュのラスト
その二作品に次ぐ号泣度といえば伝わるかしら?
いや、これじゃ伝わらないですね・・・^_^;


世良先生のその後は『極北クレイマー』を読んでいたので
知っているはずですが・・・あまり憶えていない^_^;
『極北ラプソディー』は未読なので
世良先生のその後を確認する為にも是非読まなくては!


私としてはめずらしく?
『ブラックペアン』シリーズは出版順に読みました。
出版順で読み大正解です!!
読む順番がバラバラだと面白さが半減するのでもったいない!
未読でこれから読まれる方は
『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』
「スリジエセンター1991」の順で読むことをお薦めします。


「スリジエセンター1991」でも
バチスタシリーズと同じ人物がどんどん登場します。
若かりし頃のジェネラル速水をはじめ
『チーム・バチスタ』の桐生や垣谷etc…
海堂作品は何かしら繋がりがあるので
間違い探しならぬ同じ人探し?でも楽しめました(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_03_18




海堂尊さんの「ブレイズメス1990」


大学病院にまた革命児が!
外科研修医世良の任務は
モナコから天才外科医天城を連れ帰ること。
東城大病院は大荒れとなり
日本初の公開手術の結果は!?
~「帯紙」より~



プレイズメス1990

会議室がふたたび喧しくなる。
患者に賭けをさせるなんて、とか、
財産の半分を取り上げるなんて許せない、
という抗議が口々になされる中、
天城は平然と話を続けた。
「目的は、患者からカネをむしりとることにはありません。
ルーレットに勝つかどうかで、患者の天運を量るのです。
私は患者の財産の半分を頂戴するが、
それはすべて天に預けてある。
私個人は治療費を一切受け取らず、
グラン・カジノで基金として運用しているんです」
――<本文より>




本書「ブレイズメス1990」は
以前読んだ『ブラックペアン1988』の続編にあたり
こちらでも主人公は世良先生です。

バチスタシリーズetcの登場人物達が!
高階病院長は講師として登場!
不定愁訴外来の藤原看護婦も
本書ではまだ現役バリバリの藤原婦長です。
他にも、看護婦の猫田や花房も器械出しで
天城先生の公開手術のスタッフに抜擢され
お馴染みのメンバーが続々と登場する!
でも田口先生や白鳥は登場しませんけどね^_^;

新登場の天才外科医天城先生は
しょっぱなからぶっ飛びすぎ!
なかなかの面白キャラで
世良先生は天城先生に振り回されっぱなし!

ちなみに『ブラックペアン1988』
「ブレイズメス1990」『スリジエセンター1991』
作者の海堂さんは「バブル三部作」としているとのこと
なので『スリジエセンター1991』も続けて読みたいと思います。
世良先生はそこでも振り回されている?
楽しみ~♡





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_03_14




海堂尊さんの「医学のたまご」


『中学生のボクが医学部で研究をすることになっちゃった!?』

『分厚い医学書が10冊宿題!?ご冗談を。』

『英語の論文なんて、ムリムリムリ!読めないって。』
                   ~帯紙より~



医学のたまご

内容(「BOOK」データベースより)

僕は曾根崎薫、14歳。
歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。
愛読書はコミック『ドンドコ』。
ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。

そんな僕が、
ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、
東城大学の医学部で医学の研究をすることに。
でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、
そりゃないよ…。

医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。
なのに、しょっぱなから
なにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。
教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。

しかし、それがすべての始まりだった…。

ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、
コミカルで爽やかな医学ミステリー。




本書「医学のたまご」は、YA向けの本ですが
大人が読んでも充分に楽しめると思います。

特に私が気に入ったのは、各章のタイトル

第1章「世界は呪文と魔方陣からできている」と
    パパは言った。

第2章「扉を開けたときには、勝負がついている」と
    パパは言った。

第3章「初めての場所でまず捜すべきは、身を隠す場所だ」と
    パパは言った。

第4章「エラーは気づいた瞬間に直すのが、最速で最良だ」と
    パパは言った。

第5章「ムダにはムダの意味がある」と
    パパは言った。

第6章「閉じた世界は必ず腐っていく」と
    パパは言った。

第7章「名前が立派なものほど、中身は空っぽ」と
    藤田教授は言った。

第8章「悪意と無能は区別がつかないし、つける必要もない」と
    パパは言った。

第9章「一度できた流れは、簡単には変わらない」と
    パパは言った。

第10章「世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ」と
     パパは言った。

第11章「心に飼っているサソリを解き放て」と
     パパは言った。

第12章「道は自分の目の前に広がっている」と
     僕は言った。



あちらこちらに海堂作品の欠片が散りばめられているので
それを探してピースを当て嵌めていくのも面白い!

主人公の曾根崎薫は、『ジーン・ワルツ』で生まれた双子のひとりで
ゲーム理論学者、曾根崎伸一郎・父親に引き取られたらしい。

曾根崎家に住み込みで働く家政婦の山咲さんは
『ジーン・ワルツ』『マドンナ・ヴェルデ』で
双子を代理出産したみどりさん?

スーパー高校生・佐々木アツシ君は、『ナイチンゲールの沈黙』
『モルフェウスの領域』『アクアマリンの神殿』に登場した
あのアツシ君。
こちらでは、カッコイイ頼りになるお兄さんとして登場しています。

教授になった田口先生や、高階学長、他も
チョイ役?で登場していますよ。




テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2015_04_17




海堂尊さんの「アクアマリンの神殿」


“ ぼくの願いは、
 彼女が無事に目覚めること。
 それだけだ。”

人口凍眠から目覚めた少年は、
最新の医療が生み出した過酷な現実を
乗り越えられるのか。
          ~帯紙より~



アクアマリンの神殿

内容(「BOOK」データベースより)

桜宮市にある未来医学探究センター。

そこでたったひとりで暮らしている佐々木アツシは、
ある深刻な理由のため世界初の「コールドスリープ」技術により
人工的な眠りにつき、五年の時を超えて目覚めた少年だ。

“凍眠”中の睡眠学習により高度な学力を身につけていたが、
中途編入した桜宮学園中等部では平凡な少年に見えるよう
“擬態”する日々を送っていた。

彼には、深夜に行う大切な業務がある。

それは、センターで眠る美しい女性を見守ること。

学園生活に馴染んでゆく一方で、
少年は、ある重大な決断を迫られ苦悩することとなる。

アツシが彼女のためにした「選択」とは?

先端医療の歪みに挑む少年の成長を瑞々しく描いた、
海堂尊の新境地長編!




『モルフェウスの領域』の、その後を描いている本書では
『モルフェウス』でアツシを見守り続けていた涼子が
今度はアツシに見守られている。

『モルフェウス』では、
涼子のアツシへの想いが優しく、そして切なかったけど
「アクアマリン」では、アツシの成長していく姿が眩しい。

ただ私としては『モルフェウス』の方が好みでしたね。

「アクアマリン」でも、その空気感を引き続き感じられるかなと
楽しみにしていたので、少し残念…。

「アクアマリン」は、学園青春もの感が強くて…
特に、アツシと友人たちの絡みには、
いまいち付いていけなかった…^_^;


涼子が目覚めた後の物語を、是非読んでみたいです!
「アクアマリン」の続編?にあたる「医学のたまご」
まだ未読なので、こちらを先に読まなくては!
「医学のたまご」YA向けですが、
今から読むのが楽しみです(^_-)-☆





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_04_04




“このミステリーがすごい!”大賞受賞作家4人

海堂尊氏・中山七里氏・乾緑郎氏・安生正氏

「このミステリーがすごい! 四つの謎」書き下ろし短編小説。


「このミス」と『ナイチンゲールの沈黙』
“加納警視正フアン”のYさんにお借りして読みました。



このミステリーがすごい 4つの謎 BOOK

内容紹介

『このミステリーがすごい!』大賞の歴代の大賞受賞作家
夢の競演!

『チーム・バチスタの栄光』海堂尊
『さよならドビュッシー』中山七里
『完全なる首長竜の日』乾緑郎
『生存者ゼロ』安生正の豪華作家陣で贈る、
ミステリー・アンソロジー。




ドラマ化されました!


このミステリーがすごい ドラマ

(CAST)

海堂尊『カシオペアのエンドロール』
    藤原紀香さん、川島海荷さん、吉田栄作さん

中山七里『残されたセンリツ』
    川口春奈さん、イッセー尾形さん

乾緑郎『黒いパンテル』
    勝村政信さん、山本裕典さん、城田優さん

安生正『ダイヤモンドダスト』
    AKIRAさん、山本耕史さん



原作とドラマでは、25分の枠での映像化ということで
設定がかなり変わっている作品もありましたが
『黒いパンテル』はドラマが好きでしたね。
映像化されたことで面白みが倍増された作品です。

『ダイヤモンドダスト』では、山本さんが演じた明神の
計画殺人&完全犯罪がかなり強調されており、
原作ではそこまで悪意を描いていなかった。
三角関係もなかったですしね。

『残されたセンリツ』はドラマの方では
母娘の確執を描くことで(フェイクでしたが)
ミステリに膨らみを持たせていましたが
原作では確執は描いていません。

『カシオペアのエンドロール』は
内容よりもキャスティングですね。
‘望月ゆかり’を演じた藤原紀香さん、ハマり役でした♡
ただ加納警視正と玉村警部補のイメージが
私の思い描いていた二人と少し違っていて^_^;
加納警視正はもう少しワイルドで
玉ちゃんはもっと可愛い?

ドラマ、原作共に、とても楽しめた作品です。




『ナイチンゲールの沈黙(上)』

ナイチンゲールの沈黙 上

内容

今度の舞台は小児科病棟。

病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患者は
眼の癌—網膜芽腫の子供たち。

眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、
患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口に依頼し、
小児愚痴外来が始まった。


『ナイチンゲールの沈黙(下)』
ナイチンゲールの沈黙 下

内容紹介

手術前で精神的に不安定な子供たちのメンタルサポートを、
不定愁訴外来担当の田口が行なうことになった。

時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、
警察庁から出向中の加納警視正が病院内で捜査を開始する。

緊急入院してきた伝説の歌姫と、
厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、
物語は事件解決に向け動き出す。



ふたりの歌姫が小児科病棟に起こした優しい奇跡!


『ナイチンゲール』は再読でしたが
2度読んでも面白い!
小夜と瑞人とアツシのその後を描いた
『モルフェウスの領域』『夢見る黄金地球儀』も
また読みたくなりました(^^)

『アクアマリンの神殿』『医学のたまご』は未読なので
こちらも読まなくては!!
楽しみ~(^_-)-☆




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_01_30




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