森絵都さんの「みかづき」


本当の教育とは?
昭和36年。
塾講師たちの熱い物語が始まる。
~「帯紙」より~


みかづき


昭和36年。
小学校用務員の吾郎は、
勉強を教えていた児童の母親・千明に誘われ、
学習塾を立ち上げる。
千明と結婚し、家族になった吾郎。
塾も順調に成長するが、予期せぬ波瀾が2人を襲い…。



【主な登場人物】
学校教育に強い不信感を持ち
塾経営を推し進める・千明

のんきな性格だが、やがてカリスマ塾講師となる
千明の夫・吾郎

聡明で心優しく、母・千明とは別の道を志す
長女・蕗子

負けず嫌いで我が強く、トップを目指して突き進む
次女・蘭

人懐っこく、快活だが、勉強嫌いの
三女・菜々美

不器用でのんびり屋。新しい学びの場を模索する、
孫・一郎


「みがづき」面白すぎて
467頁の長編を一気読みしました!
物語の内容にも惹き込まれましたが
なにより登場人物が魅力的でしたね。


物語は昭和36年から始まるのですが
戦後の学校教育と学習塾の変遷を
大島家の成長記録と重ねて描いている。

偏差値教育からゆとり教育へ
その度に振り回される子ども達
改革の是非を正面から問い正
真摯に教育に向き合う大島家
そのパワーの行き着く先を見届けるため
読み始めたら頁を捲る手は止まらない!




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_08_01




森絵都さんの「風に舞いあがるビニールシート」


愛しぬくことも
愛されぬくことも
できなかった日々を、
今日も思っている。

大切な何かのために
懸命に生きる人たちの、
6つの物語

~帯紙より~



風に舞いあがるビニールシート BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、
犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、
難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり…。

自分だけの価値観を守り、
お金よりも大切な何かのために
懸命に生きる人々を描いた6編。
あたたかくて力強い、



第135回直木賞受賞作




ドラマ化されました


風に舞いあがるビニールシート ドラマ

2009年5月NHK『土曜ドラマ』枠にて放送されました。

(CAST)
工藤里佳⇒吹石一恵さん
エドワード・ウェイン⇒クリス・ペプラーさん
寺島真司⇒吉沢悠さん
米倉仁⇒佐野史郎さん
神谷温子⇒片平なぎささん



ドラマ版『風に舞いあがるビニールシート』
放送当時に観たと思うのですが
残念ながら詳細は覚えていません^_^;
なので原作を読んでいても先が分からない!?
おかげで最後まで興味深く読めました(^^)


本書は6編から成る短編集です。

『器を探して』
気分屋なオーナーパティシエに振り回され
恋人の機嫌を損ねながらも
秘書として仕事に奔走する弥生。

『犬の散歩』
行き場をなくした犬を自宅で預かり
その里親を探すボランティアの活動費を稼ぐため
スナックでアルバイトをしている恵利子。

『守護神』
高卒と大卒の生涯賃金の差を知り一念発起し
時間に追われるフリーター生活の傍ら
大学の二部に通っている裕介。

『鐘の音』
仏師になるという夢にやぶれ
仏像修復師となった潔。

『ジェネレーションX』
雑誌に掲載した商品のクレーム処理のため
謝罪に向かう健一と石津。

『風に舞いあがるビニールシート』
外資系投資銀行から収入の面では大幅にダウンする
国連難民高等弁務官事務所の一般職へ転職した里佳と
危険と隣り合わせのフィールドで、
獰猛な風に簡単に吹き飛ばされそうな
難民たちを救うべく戦い続けるエド。


大切な何かのために懸命に生きている
何が大切なのかはそれぞれ違うけれど
その一生懸命さが心の奥に響いてくる

まるで違う人生を描く6つの物語
当たり前だけどみんな違っていい
そう感じさせてくれる物語でした。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_04_02





森絵都さんの「カラフル」
 切ないけれど、可笑しくもあり
 時にはシリアスに考えさせられるなど
 正しく「カラフル」な物語です。


少年の自殺という重いテーマを扱っているのですが、
「ぼく」の視線をとおしてワンクッション置いていることで、
悲壮感がなく、文体も軽妙に描いているので、
読んだあとは清々しい気持ちにさせてくれる。


「ぼく」の真に対する気持ちの移り変わりや、
登場人物の綺羅星の様な言葉に心動かされます。




カラフル 本

内容

死んだはずの「ぼく」の魂にむかって天使が言った。


「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。

そうして、ぼくは輪廻のサイクルに戻るために、
下界にいるだれかの体を借りて
(天使業界では「ホームステイ」というのだそうだ)
前世で犯した悪事を思い出さなくてはならなくなった。

乗り移ったのは「小林真」という自殺したばかりの14歳の少年。

ところが、真は絵を描くのが得意な以外は、
親友と呼べる友だちもいない、冴えないヤツだった。

父親は自分だけよければいい偽善者で、
母親はフラメンコの先生と浮気中。

しかも、好きな女の子は、中年オヤジと援助交際中ときた。

しかし、ホームステイの気楽さも手伝って、よくよく周りを見回してみると、
世界はそんなに単純じゃないってことが次第にわかってくる。




衝撃的な導入で、一気に物語の中へと引き込まれました。



実写とアニメで映画化もされています。



カラフル 映画



私はアニメ版のみ見ましたが、泣き笑いで涙腺緩みっぱなし…、
何度でも見たくなるいい映画でした。

天使の「プラプラ」がミニ化していて可愛い~!



テーマ : **おすすめbook!!**    ジャンル : 本・雑誌
 2013_12_27




09  « 2019_10 »  11

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.