芝村凉也さんの返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ第15弾「天風遙かに」


定海の地に思いを馳せる
忠兵衛の避けられぬ闘い
守旧派の横暴と襲いかかる飢饉


天風遙かに


定海藩では守旧派の首魁たちによる横暴が目立つようになり、
さらに天候不順による飢饉が襲いかかろうとしていた。
一方、江戸において藩を憂うも為す術のない筧忠兵衛には、
神原采女正や浅井蔵人との避けようのない立ち合いのときが迫っていた。
定海藩の運命と忠兵衛の運命、すべてが決着を迎える。
書き下ろし長編時代小説第十五弾、堂々のシリーズ完結編。


本書「天風遙かに」で返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ完結しました!

私にとっては浅井蔵人や神原采女正の印象が強く
最終巻を読み終えても主人公・忠兵衛
あまり印象に残っていないです…^^;
ただ定海藩の農民が江戸に直訴に向かったシーン
(影で忠兵衛を助けた大物の存在もあったのですが)
忠兵衛大活躍!(初)カッコよかったです!

これまでに起こった様々な問題を
大風呂敷でバサッとすくい取ったようなラスト
張られた伏線をしっかりと回収してくれたので
読み終えた後はスッキリ爽快!

定海藩に戻った忠兵衛と紗智には
藩を立て直すという難問が待っている
でも若い忠兵衛と紗智の二人なら
定海藩の抱える問題も解決できるのでは?
そう感じさせるラストでした。



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_11_16




芝村凉也さんの返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ第14弾「刃風閃く」


天明の鬼六、ついに江戸へ
神原の抱く意志が明らかに
死闘の場に臨む三人、各々の思い


刃風閃く


藩主後見役に任じられた元藩主の樺島直篤が
隠居所に篭ったまま動く様子を見せないため、
定海藩は混迷の渦中にあった。
筧忠兵衛は、いまだ失意の中にいる紗智に
田宮伴内自刃を報せに行き、冷たく拒絶される。
そんな中、謎の投げ文によって、南町奉行所臨時回り同心の岸井千蔵は
一連の事件が天明の鬼六一家の企てであったことを掴むのだが。


ついに鬼六自ら江戸に乗り込んでくる!
鬼六を裏切った廻船問屋の主・清七は
元定海藩・主君御側御用取次の神原を頼りに
鬼六に対抗する手段を考えるのだが
落ち着き払った神原の態度に焦りを感じ…
その神原はというとまるで磁石のように?
紗智や浅井だけでなく忠兵衛までをも
鬼六との闘争の場に引き寄せてくる

最初は正体の分からない神原が不気味でしたが
紗智を朝太郎の毒牙から守ったあたりから
神原の存在が妙に気になってきて
鬼六の手から清七を助けるだけでなく
もしかしたら定海藩や忠兵衛をも助けるのかな?と
今では一番目の離せない存在となっています。

浅井も絶妙なタイミングで登場!
今回も頼りになる浅井さんでした(^_^)v

主人公・忠兵衛の存在は本書でも薄かった!?
でも紗智に自らの思いを告げることが出来たので
紗智の傷ついた心に微かな光が差し
どうやら紗智もこれで立ち直れるのでは!?
…!?おみねに言わせればもっと言いようがないの!と
忠兵衛にあきれるかもしれないけれど
堅物忠兵衛がやっと!紗智に対して素直な思いを伝えることが出来ました
次回作・15話を読むのが今から楽しみです(^^)/



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_11_09




芝村凉也さんの返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ第13弾「風炎咽ぶ」


御前亡き定海藩を襲う
熾烈で厳しい試練の嵐
いつもと違う喧嘩仲裁の行方は?


風炎咽ぶ


小前屋を訪れた田宮伴内から御前の死を報された
元奥女中の紗智は、深い哀しみに沈みこむ。
その後田宮は定海の地に戻るが、
御前を喪った藩政は困難を極めていた。
一方、紗智のことを案じつつも
浅井蔵人との避けられない勝負を控えている忠兵衛は、
これまでなら引き受けなかった類の喧嘩仲裁の場に臨む。



定海藩は支えとなる御前を亡くし
お先真っ暗な状態に…その上さらなる悲劇が
窮地に追い込まれた定海藩を救う手立てはあるのか?
離藩した忠兵衛では役に立ちそうにないようですし…

定海藩にとって御前を失った痛手は計り知れないのですが
紗智のその後がどうなってしまうのか
そちらの方が気になり心配…(>_<)

「返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ」では
忠兵衛が主人公だと思い読み進めていますが
主要な登場人物の一人だと思った方がいいのかしら?
10巻~13巻まで読んだのですが
忠兵衛の魅力がいまひとつで…
1~9巻すっとばして読んだ私が悪いのですが^^;
でも今までに読んだ時代小説とは趣が違うので
物語の先が読めない面白さはあります。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_10_31





芝村凉也さんの返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ第12弾「風巻凍ゆ」

天名の鬼六の目的と
動き出す神原の意図と
暗く沈む紗智を襲う試練の命運


風巻凍ゆ


江戸へ戻ってまっすぐ筧忠兵衛を訪ねた紗智だったが、
いざとなると定海で起きていることは話せなかった。
紗智を小前屋に預けた忠兵衛は、
上屋敷の田宮伴内に佃島での顛末を告げる。
一方、南町奉行所の同心岸井千蔵はようやく、
朝太郎や洲崎屋の裏にいる天明の鬼六一家の存在を突き止める。


今回はかなり動きがありました!
定海藩を立て直すため奮闘していた御前様が…
御前様に不信を抱き御前様の元を離れてしまった紗智
紗智の心を思うとホント悲しすぎます…

朝太郎の行方を追っていた浅井蔵人は
神原采女正と遭遇したことで
ついに朝太郎の居場所を突き止める
神原の行動が今ひとつつかめませんが
浅井や神原がその後どうでるのか!?楽しみです。

残念ながら今回も忠兵衛の印象が薄かった…
どちらかというと脇役陣の印象が強かったので
主役・忠兵衛、脇役に食われてしまった!?
でも脇役がしっかりと描かれているお蔭で
「風巻凍ゆ」面白かったです(^^)




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_10_25




芝村凉也さんの返り忠兵衛 江戸見聞シリーズ第11弾「野分荒ぶ」


日本橋魚河岸を脅かす
鯛の<脇揚げ>に潜む思惑
定海に在る御前の、苦渋の決断


野分荒ぶ


若殿の稽古相手の任を解かれ、
藩の上屋敷に行くことがなくなった筧忠兵衛の長屋に、
定海にいたころ道場仲間だった峰岸覚馬が訪ねてくる。
そんな折、忠兵衛は佃屋彦右衛門から、
何者かが魚河岸を通さずに鯛を江戸に卸して商売をしており、
その“脇揚げ”に定海藩が関わっているらしいと聞かされる。
忠兵衛が動き出した先に待っていたのは!?



執拗に忠兵衛の命を狙う鬼六一味
10巻からしか読んでいないので
その辺がいまひとつ分からず
登場人物になかなか感情移入できない…
途中から読んだ私が悪いのですが^^;

今回は、昔の道場仲間?の覚馬が
忠兵衛をいきなり訪ねてきて
それもかなりの頻度で訪ねてくるので
これは何かあるぞ?と思っていたら
そうきましたか!

忠兵衛ついに絶体絶命!?
そこに現れたのは前作にも登場した宿敵?浅井蔵人
浅井さん、やはりいい人でしたね~
本シリーズで1番お気に入りのキャラです(^^)
忠兵衛の人柄がまだつかめていないこともあり
浅井さんに軍配が上がりました!
12巻での浅井さん登場シーン期待しています(^^)/



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2018_10_18




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