瀬尾まいこさんの「戸村飯店青春100連発」


切っても切れない腐れ縁?
さわやか爆笑コメディ

アホで不器用だけどまっすぐな兄弟を追いかける
瀬尾まいこ・待望の書き下ろし
~「帯紙」より~


戸村飯店青春100連発

内容(「BOOK」データベースより)

大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人の息子。
要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、
ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。

家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。
ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。

大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、
温かな笑いに満ちた傑作青春小説。
坪田譲治文学賞受賞作。




戸村兄弟、兄・ヘイスケと、弟・コウスケの物語。
第1章はコウスケ、第2章はヘイスケというように
二人の視点で交互に描かれている。
各章ごとに視点が変わるので
より深く二人の心情に入り込めたかな!?

二人の擦れ違っていた心が、お互いの距離を広げていた
でも兄ヘイスケが、大阪から逃げ出すように東京へ行ったことで
仲の悪かった兄弟は、初めて正面から向き合えるようになる
同じ部屋に住んでいるときは、お互い話すこともなかったけれど
進路に悩んだコウスケは、わざわざ兄に会いに東京へ・・・


それにしても面白すぎです!
正しく青春+お笑100連発でした(^^)

登場人物たちが生き生きと描かれており
物語もスピーディに進んでいくので、とても読み易く
まるでクドカンの青春映画を観ているようでした。
なにより関西弁がいい味出していましたね(^_-)-☆

もちろん笑いだけではなかったですよ
瀬尾さんの描く物語はクスッと笑え、その上温かい
本書も期待以上にホンワカさせてもらえました。






テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_03_04




瀬尾まいこさんの「おしまいのデート」


この世はいろんな“デート”で溢れてる。

待ち合せが生み出すワクワクする気持ち、
楽しいひととき、別れる時のちょっとした切なさ。

デートの相手は恋人だけじゃない

~「帯紙」より~



おしまいのデート

内容紹介

いろんな形の「デート」、あります。
祖父と孫、元不良と老教師、特に仲良くもない同じクラスの男子同士、
協力して一緒に公園で犬を飼うOLと男子学生。

何気ないのに温かい人と人のつながりを軽やかに描く、
5編収録の作品集。




こんなふたり(+α)がデートしてます。

『おしまいのデート』
親の離婚後、月に一回外で会うようになった孫と祖父

『ランクアップ丼』
元不良の教え子と定年間近の老教師

『ファーストラブ』
ほとんど話したことがない同じクラスの男子同士

『ドッグシェア』
捨て犬を見つけてしまった、OLと大学生

『デートまでの道のり』
保育士と手のかかる園児、そしてその父親


デートなんだけど
様々な出会いと別れがそこにある。

大切な人と過ごす大切な時間
その一瞬の輝きを
セピア色の写真に写しだすかのように
優しく、温かく、そして切なく描いている。

すべての物語にホロリとさせられましたが
中でも『ランクアップ丼』と『ファーストラブ』には(T_T)

『デートまでの道のり』は、正しくその前の段階の話
なのでまだデートしていない初々しい3人
わんぱく坊主のカンちゃんが可愛い~♡


瀬尾さんの作品に嵌まってしまった私
しばらく抜け出せそうにありません^_^;





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_03_01




瀬尾まいこさんの「図書館の神様」


この出会いは、神様のはからいとしか思えない!

思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、
驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。…
「垣内君って、どうして文芸部なの?」
「文学が好きだからです」
「まさか」!
…清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、
思いがけないことばかり。

不思議な出会いから、
傷ついた心を回復していく再生の物語。
~「帯紙」より~




図書館の神様

内容(「MARC」データベースより)

アクシデントで夢をあきらめ、傷ついた心を抱え、
国語教師としてある高校に赴任したヒロイン清(きよ)。

彼女が学校の図書館で出会ったひとりの男の子、垣内君。
どこからでも海の見える明るい高校で、
瑞々しい物語が始まる…。




図書館で、タイトルを観て思わず手に取りましたが
著者が『瀬尾まいこさんだ!』ということで即借り!

瀬尾さんの本を久々に読みましたが
『あ~なんて心に沁みる優しい物語なんでしょう』と
過去に読んだ本の印象まで思い出しました。

今までに読んだ瀬尾さんの作品。
『卵の緒』『天国はまだ遠く』『幸福な食卓』
『ありがとうさようなら』『温室デイズ』『優しい時間』
そして本書「図書館の神様」で7冊目です。

こんなステキな物語を紡ぎ出す作家さんを
忘れていたなんて…(>_<)



「図書館の神様」の主人公・清
過去の辛い出来事が清を変えてしまった…

辛い思いを抱えた登場人物たちが出会ったことで
お互いの存在が、しらずしらずのうちに相手を癒していく

人は誰でも心に何かしら抱えているもの
どんなに小さな傷でも痛いんです
心に刺さった棘の痛みを消すことは容易じゃない

清と垣内君の出会い、
清の優しい弟・拓実
保健室での、加藤さんと清の打ち明け話
そして山本さんのご両親からの清への手紙
…その全てが神様のはからい…

冷たくかたくなになった心を!?粋な神様のはからいで
ふんわりと温かくしてくれる

瀬尾さんの他の作品も読んでみたくなりました。




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_02_21




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