辻村深月さんの「朝が来る」


「子どもを、返してほしいんです」

子を産めなかった者、
子を手放さなければならなかった者、
両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。
~帯紙より~



書き忘れていた感想を追加しました^_^;
※以下、ネタバレ有!未読の方はスルーして下さい(^_-)-☆



朝が来る BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、
ある朝かかってきた一本の電話。

電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、
確かに息子の産みの母の名だった…。





ドラマ版「朝が来る」


ドラマ 朝が来る

明けない夜はない。
本当だろうか。

光を失ったくらい日々を彷徨い続けた人間にそれは理解できない。
だから、私はここに来た。
夜の暗さなど無縁の幸せの光に満ちた家。
人から与えられた幸せなのに我が物顔で暮らしている家族。
私は彼らから朝を奪うのだ。



(CAST)
栗原佐都子⇒安田成美さん
栗原清和⇒田中直樹さん
栗原朝斗⇒林田悠作さん
片倉ひかりを名のる女⇒川島海荷さん
片倉ひかり⇒原菜乃華さん
朝見洋子⇒石田えりさん
平田コノミ⇒黒川智花さん
後藤香澄⇒佐津川愛美さん


脚本⇒高橋麻紀さん
演出⇒古澤健さん

主題歌⇒ZAZ『もし私が忘れるようなことがあったら』


東海テレビ制作のフジテレビ系「オトナの土ドラ」第2弾
2016年6月4日(土)23時40分〜放送中


どんどん追い詰められていくひかり
大好きな人の子を産んだというだけで…

幼すぎて自分自身を守れなかったひかり
ただ目の前で起こることに流され続け
もうどこにもひかりの行き場はない
そして絶望の淵へと追いやられる…


ラストの数ページを読みながら号泣(T_T)
家で読んでいて良かった^_^;

ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが
惹き込まれ度が凄すぎて
ほんの数時間で読み切ってしまい(3~4時間)
ドラマの続きも楽しみです(^^)




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_06_25




辻村深月さんの「水底フェスタ」


祝祭の夜には誰も死んではならない。

山奥の村で少年と女が出会う夜、
ダムに沈んだ過去と秘密が暴かれる―

復讐するためこの村に帰って来た。
ー「帯紙」よりー



水底フェスタ

内容(「BOOK」データベースより)

村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。

突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、
村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。

だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあった―。
辻村深月が描く一生に一度の恋。





辻村作品に出会ったのが『島はぼくらと』だったので
だからなのか、どうしてもハードルが高くなってしまい
多少なりとも爽快さを期待してしまう

でも、本書の読後の後味の悪さには言葉もなく…
著者は何を伝えたかったのだろう!?

帯紙に、“一生に一度の恋”とありましたが
登場人物の魅力もいまひとつで
恋愛にしても、ミステリーとしても
いまひとつ面白さが伝わらず残念でした。

ただ、じわじわと押しつぶされるような閉塞感
水の底に引きずり込まれるような重苦しさ
閉鎖的な村への嫌悪感は伝わりました。
著者がそれを伝えたかったのなら正解です!
嫌というほど伝わりました(^^)

映画『太陽の座る場所』も暗い物語だったので
もしかすると『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』が特別なの?

『ハケンアニメ!』は疾走感のある物語で最高に面白かった!
最新作の『朝が来る』はどうでしょうかね?

本屋大賞にもノミネートされているので
『朝が来る』に期待しましょう(^^)




テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2016_02_24




辻村深月さんの「ハケンアニメ!」



天才肌でわがまま人、要領ばかりいい人、傷つきやすい人、
陰口をいう人、でも、みんなの想いはひとつ!

どんなに辛くても、うまくいかなくても、情熱だけは止められない!

いい仕事がしたい!

やる気みなぎる、お仕事小説誕生。


あぁ、だから物語(アニメ)はやめられない!
              ~帯紙より~




ハケンアニメ

内容(「BOOK」データベースより)

伝説の天才アニメ監督王子千晴が、
9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。

プロデューサー有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。

同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と
人気プロデューサー行城理が組む
『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。

ネットで話題のアニメーター、
舞台探訪で観光の活性化を期待する公務員…。

誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び、
新たな事件を起こす!

anan連載小説、待望の書籍化。




本書「ハケンアニメ!」では、アニメ業界の裏側を描いているのですが

私、タイトルをみて、ハケン=派遣だと思いこみ
違いました・・・ハケン=覇権でした!^_^;


熱血プロデューサー・有科香屋子と天才監督・王子千春を描いている第1話
生み出した作品は深夜枠アニメ『運命戦線リデルライト』

新人監督・斎藤瞳と敏腕プロデューサー・行城を描く第2話
生み出した作品は、ゴールデン枠アニメ『サウンドバック 奏の石』

『運命戦線リデルライト』『サウンドバック 奏の石』両作品に携わる
原画作家の並澤和奈と、新潟県選永市の公務員・宗森が
『サバク』の聖地巡礼イベント成功に向け頑張る第3話

そして聖地巡礼イベントのその後を描く第4話

3人の女性が主人公の連作短編4話からなる本書、
時系列がほぼ同じ時期のアニメ制作の裏側を描いているのですが、
視点を変えることで、作品の生み出される背景、
登場人物の心象風景が、より深く伝わり
まるでアニメ制作の現場に入り込んだようでした。

「ハケンアニメ」、とてもリアルで面白かったです。





テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2015_09_18




辻村深月さんの「島はぼくらと」


島で暮らす4人の高校生、朱里、衣花、源樹、新。

4人の目を通して描かれる島での輝かしい日々。

嬉しいこと楽しいことだけではなく
島で起きる苦悩も皆で分かち合うことで
乗り越えてきた…
それでも4人には、大学進学や就職の為
島を離れる日が迫っている。

Iターンで島にやってきた蕗子や、仕事でやってくるヨシノ
島のおばちゃんたち
素敵な人々が沢山登場します。

様々な問題が起きるけど
それも島の皆でぶつかりあいながらも
丸く解決していく。
そして翌日には笑って挨拶する島の人々。
それが小さな島で暮らすことの秘訣なのかな!?

とても心温まる優しい物語でした。



島はぼくらと

内容紹介(「帯紙」より)

母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。

美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。

父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。

熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。

「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、
島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。

故郷を巣立つ前に知った大切なこと――
すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。

瀬戸内海の小さな島、冴島。

島の子はいつか本土に渡る。

17歳。

ともにすごせる、最後の季節。

旅立ちの日は、もうすぐ。

別れる時は、笑顔でいよう。




本作「島はぼくらと」は
2014年度本屋大賞第3位!
ということで手にした作品です。

本屋大賞で選ばれた本を読んで
今までハズレタことがありません。

本作も例外なく、とても面白かったです(^_^)v

装丁:装画も素敵で、爽やかな風が吹いているよう
装丁通り、物語も爽やかでした。






テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_07_19




11  « 2019_12 »  01

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

QRコード

QR




PAGE
TOP.