浅田次郎さんの「壬生義士伝」です。


小説を2度読み、映画は3回観ましたが
その度号泣するという、筋金入りの泣きの作品でした。

ここまで泣ける物語には、なかなか出会えません。
 (「フランダースの犬」以来?)

浅田さんの作品は号泣する確率が高いですね。
短編の「ラブレター」でも、これでもかというくらい泣きました(T_T)



壬生義士伝 BOOK

内容紹介(「文芸春秋BOOKS」より)

「死にたぐねえから人を斬るのす」

新選組で、ただひとり庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯を描く浅田次郎版「新選組」

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、
満身創痍(そうい)の侍がたどり着いた。

貧しさから南部藩を脱藩し、
壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。

“人斬り貫一”と恐れられ、
妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、
飢えた者には握り飯を施す男。

元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。



映画版「壬生義士伝

壬生義士伝 MOVIE


監督は「陰陽師」の滝田洋二郎さん。


2004年・第27回日本アカデミー賞 最優秀作品賞
最優秀主演男優賞(吉村貫一郎:中井貴一)
最優秀助演男優賞(斎藤一:佐藤浩市)
優秀監督賞
優秀助演男優賞(大野次郎右衛門:三宅裕司)
優秀助演女優賞(ぬい:中谷美紀)



(内容紹介)

盛岡の南部藩出身の貫一郎は、
純朴な外見に似合わない剣術の達人であった。

一方で名誉を重んじ死を恐れない武士でありながら、
生き残ることを熱望し、
金銭を得るために戦った男でもあった。

全ては、故郷で貧困に喘ぐ家族のため。

脱藩までして新選組に入隊した彼には、金を稼ぎ、
愛する家族のために生き残る必要があったのだ。

時が過ぎ、大政奉還。

一転して賊軍となった新選組は、
官軍の制圧に遭い壊滅状態に陥る。

ところが、貫一郎だけは脱藩で裏切った義を
二度と裏切れないと、たったひとりで最後まで戦い抜く…。
 



中井貴一さんの演じた吉村貫一郎、
鬼気迫る凄まじい演技に感服です。





テーマ : 歴史・時代小説    ジャンル : 本・雑誌
 2014_02_28





浅田次郎さんの「歩兵の本領」です。

「歩兵の本領」かなりリアルに描いているのですが
さすが浅田さんですね、
自衛隊という閉塞感のある特殊な状況に置かれた人々を
リアルな表現のなかにも、哀愁や切なさ、
時には笑いもありで描がかれていて、
最後まで面白く読むことができました。


本作を読むまで、浅田さんが元自衛官だとは
知らなくて…、リアルさの謎が解けました。



歩兵の本領 BOOK


内容(「講談社文庫」裏表紙より)

名誉も誇りもない、
そして戦闘を前提としていない、
世界一奇妙な軍隊・自衛隊。

世間が高度成長で浮かれ、
就職の心配など無用の時代に、
志願して自衛官になった若者たちがいた。

軍人としての立場を全うし、
男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、
著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ!



「小説宝石」1997年~2000年連載。
それを纏めた本書を読んで
時代の移り変わりを感じました。
浅田さんが入隊していたのは、さらに前の時代なので
今の自衛隊を(その頃の隊員が)見たら
きっとビックリしますよね!?
現役自衛官の美しい歌姫が
テレビ出演する時代ですから。





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_02_19




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