東野圭吾さんの「白銀ジャック」


本書「白銀ジャック」
最近の東野作品には珍しく
登場人物にあまり感情移入することなく
淡々と読み進めました。

『スキー場に届いた脅迫状
 人質はスキー客…
 犯人の真の目的は!?』

ストーリーに惹き込まれ、頁を捲る手が止まらない
でもエンディングで、えっ?こうくるの?

私の推理はことごとく外れました…^_^;


スキー場の臨場感が伝わって、
まるでゲレンデにいる気分にさせてくれる
スキーやスノボを滑る疾走感
風を切る音まで聴こえてくるよう

スリリングで面白い作品でしたよ(^_-)-☆



白銀ジャック

内容(「BOOK」データベースより)

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。

年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。

警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、
山中でのトリッキーな身代金奪取。

雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。

すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。

今、犯人との命を賭けたレースが始まる。

圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。



ドラマ化されました

白銀ジャック ドラマ

あらすじ(「TV ASAHI」より)

安比高原スキー場。

ゲレンデ統括マネージャーの倉田玲司は、
滑走禁止区域に侵入した
一人の暴走スノーボーダーを追っている。

その脳裏には、一年前に起きた悲惨な事故がよみがえっていた。

一年前、スキー場内の北月エリアで
正規コースを滑っていた女性客が、
滑走禁止区域から飛び出してきたスノーボーダーに激突され、
死亡するという痛ましい事故が起きていた。

夫と息子の三人でスキー旅行を楽しんでいた際の悲劇。

鮮血で赤く染まる雪面と、夫の悲痛な叫び、
呆然と立ち尽くす息子の姿は、
今も倉田の記憶に鮮明に残っていた。

逃走した犯人は今も捕まっておらず、
以来、北月エリアはクローズされたままだ――。
 
結局この日、倉田はスノーボーダーを取り逃がしてしまう。

倉田を振り切るとはよっぽどの腕前だ。

まさか、一年前の犯人だろうか…。



(CAST)
倉田玲司(渡辺謙)
     →安比高原スキー場ゲレンデ統括マネージャー。
根津昇平( 岡田将生)→スキー場パトロール隊員。
藤崎 絵留(広末涼子)→スキー場パトロール隊員。
辰巳 豊(鈴木浩介)→スキー場ゲレンデ整備主任。
桐林 祐介(庄野崎謙)→スキー場パトロール隊新人。
入江 義之(安田顕)→安比高原スキー場のスキー客。
増淵 英也(中尾明慶)
     →北月町町長の息子・北月町観光課勤務。
瀬利 千晶( 山下リオ)
     →スノーボードクロス・アマチュア選手。
日吉 浩三(平泉成)→安比高原スキー場のスキー客。
日吉 友恵(野際陽子)→浩三の妻。
筧 純一郎(國村隼)
 →安比高原ホテル&リゾート社長・広世観光株式会社取締役。



残念ながらドラマ版を見ていないのですが
原作を、“映画化されそうなストーリー展開だな?”と
思いながら読んでいたので
DVD化されていれば見てみたいですね。





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 2014_09_24



東野圭吾さんの「手紙」


本書「手紙」は、かなり前に読み
映画も上映された当時に観たのですが
あまりのテーマの重さに、
本も、映画も、観た後にしばらく引き摺るほど…
でも、とても素晴らしい作品でした。

犯罪加害者の家族について、ここまで深く書かれた本は
今までに無かったのでは?

それで、何度かブログに載せようとトライしましたが
なかなか記事にすることが出来なかった作品です。
実は今でも簡単に感想を書くことが出来ないほど…
…テーマの重さを、まだ引き摺っている?

感想を書くとすれば
「手紙」、この本に出会えて良かった。



手紙BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。

弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。

しかし、進学、恋愛、就職と、
直貴が幸せをつかもうとするたびに、
「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。

人の絆とは何か。

いつか罪は償えるのだろうか。

犯罪加害者の家族を真正面から描き切り
感動を呼んだ不朽の名作。




映画化されました

手紙 MOVIE

解説(「YHOO!映画」より)

東野圭吾のロングセラー小説を映画化した社会派人間ドラマ。

殺人という大罪を犯した兄のせいで、
人生を狂わされる弟の受難の日々を追う。

『電車男』の山田孝之が不運な弟にふんし繊細な演技をみせる。

坊主頭で服役囚の兄役に挑んだ『逆境ナイン』玉山鉄二や、
健気なヒロイン役の『シュガー&スパイス 風味絶佳』の
沢尻エリカらの演技も素晴らしい。

重いテーマでありながらも、随所に笑いを盛り込んだ
見事な演出が光る。



あらすじ(「YHOO!映画」より)

直貴(山田孝之)の兄(玉山鉄二)は
弟の学費欲しさに盗みに入った屋敷で
誤って人を殺し服役中だった。

大学進学もあきらめ、工場で働く直貴の夢は
幼なじみの祐輔(尾上寛之)と
お笑いでプロになることだったが
毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を現実に引き戻す。

そんな彼を食堂で働く由美子(沢尻エリカ)が見ていて……。



人物描写を見事に描いたヒューマンストーリー「手紙」
東野圭吾さんの真骨頂作品でした。

映画も、とても面白かったです。
特に弟・直貴を演じた山田孝之さと
兄役の玉山鉄二さん、深みのある演技で
ホントに素晴らしかったです。




テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_08_23




東野圭吾さんの「分身」


今から20年前に出版されたとは思えないような
斬新なサスペンス・ストーリーです。

生命工学の禁断の領域を描いている本書
読んだ当時は斬新で驚愕する内容だったけれど
時代がやっと、“東野圭吾に追いついた!”


本書を読んでいて思い浮かべたのは
吉田秋生さんの漫画『YASHA-夜叉-』

生命工学の禁断の領域という設定のみが同じで
こちらは、かなりハードボイルドなストーリーでしたが…

東野さんの「分身」もハードでしたが
『YASHA-夜叉-』ほどではなかったです^_^;


本書「分身」
鞠子と双葉の描き方が良かったです。
出生秘話がどうであれ
二人は青春真只中の夢見る女の子で
そして、自分の考えをしっかりと持っている女の子

過去からの追手、大人達の利己的な思惑に
そんな彼女たちが、否応無く巻き込まれていくことに…。

エンディングが早く知りたくて、一気読みでした(^_-)-☆



分身 BOOK

内容(「BOOK」データベースより)

函館市生まれの氏家鞠子は18歳。

札幌の大学に通っている。

最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。

小林双葉は東京の女子大生で20歳。

アマチュアバンドの歌手だが、
なぜか母親からテレビ出演を禁止される。

鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?

現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。



ドラマ版「分身」

分身 WOWOW

概要(「WOWOW」より抜粋)
 
「分身」は、”ガリレオ”シリーズや「変身」などと同じく、
東野氏が最も得意とする理系、医科学系分野を扱った
ミステリーだ。

互いを知らずに生きてきた、姿、形がまったく同じ2人の女性。

なぜ、自分たちは存在するのか?そもそも人間とは?
生きていることとは?

2人の女性の揺れる心の旅はいつしか重なり合い、
やがて驚くべき生命の神秘が明らかになっていく…。

今回は連続ドラマW初登場で人気女優・長澤まさみが
一人二役に挑戦。

ほかにも勝地涼、臼田あさ美、鈴木砂羽、手塚理美、伊武雅刀、
佐野史郎ほか、豪華共演者がそろった。

そして、監督には女優を美しく撮ることにおいて
非常に高く評価されている永田琴を起用。

北海道と東京を舞台にした
優しくも切ないヒューマンサスペンスの登場だ。




ストーリー(「WOWOW」より抜粋)
 
札幌に住む女子大生・鞠子(長澤まさみ)は
母からなぜかあまり愛された記憶がなく
さらには、その母が火事で不審死した過去を持つ。

ある日、出生の秘密を探り始めた鞠子は
自分とまったく同じ顔、姿形をした女性
双葉(長澤まさみ[二役])の存在を知った。

彼女は、単なる「双子」という範疇を越え
まさに自分そのものであった。

鞠子は、その謎を解き明かすことを決意
行く先々に立ちはだかるさまざまな人々の思惑を乗り越えながら
真相に近づいていく。

一方、東京では、双葉も自分の存在に疑問を持ち始めていた。

そして、ついに鞠子と双葉が出会った時
生命工学の禁断の領域が姿を現わし始める…。




WOWOWドラマ版「分身」面白かったです!
主演の長澤まさみさん(一人二役)
鞠子と双葉の演じ分けお見事でした。
原作のイメージと合っていましたよ(^^)





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 2014_08_14




東野圭吾さんの「変身」


“脳移植手術を受けた青年にしのびよる灰色の恐怖!”

“君を愛したいのに、愛する気持ちが消えてゆく…”


自分自身の力ではどうにもならない
人格崩壊の恐怖が描かれている。

次第に蝕まれていく心が最後に選んだ道は…。

とても悲しく、理不尽で、やるせない物語でした。



変身 BOOK

内容(「MARC」データベースより)

画家を夢見
この世にかけがえのない存在として恋人を愛していた青年
成瀬純一を不慮の事故が襲った。

そして世界初の脳移植手術。

彼のなかに他人の脳の一部が生きているのだ。

やがて彼の心に違和感が生じ始める。

迫りくる自己崩壊の恐怖!




WOWOWにてドラマ「変身」、只今放送中!

変身 WOWOW

ストーリー(「WOWOW」より)

画家を夢見ながら工場のラインで働き
地道に生きてきた成瀬純一(神木隆之介)。

恋人・恵(二階堂ふみ)と育むささやかな幸せを大切にしながら
日々を過ごしていたが、クリスマスイブに
婚約指輪を購入しようと立ち寄った宝石店で
強盗事件に巻き込まれて頭に大怪我を負い
世界初の生体間脳移植手術によって一命を取りとめた。

本人には脳移植の事実は知らされなかったが
退院後、聴覚が過敏になるとともに、暴力的になり
ついには恵に対しても以前とは違う感情を抱き始めるなど
純一は明らかに自分が変わろうとしていることに気づき
恐怖に襲われる。

純一を想い続ける恵は、なんとか昔の姿に戻って欲しいと願い
手術に秘められた謎を追おうとするのだが…。




WOWOWドラマ版、まだ1話しか見ていないのですが
原作と少し異なった導入になっています。

続きが楽しみですが、
原作でのサスペンスのキーとなるエピソードが
いきなり1話で出てきたのにはビックリ!

続きはどう進行していくのだろう…違う意味で楽しみです^_^;




映画化もされました!

変身 ドラマ

解説(「yahoo映画」より)

東野圭吾の同名小説を、
玉木宏や蒼井優といった旬の若手俳優らを起用して映画化した
切ないラブストーリー。

本作が監督デビュー作となる佐野智樹が、脳移植をきっかけに
自分の中の何かが変化していく青年の葛藤を
リアルに描き出した。

主演の玉木宏は
徐々に別の人格が生まれてくるという微妙な役柄を
確かな演技力で表現している。



あらすじ(「yahoo映画」より)

病院のベットで目を覚ました純一(玉木宏)は
自分が長い昏睡状態だったと聞かされる。

傍らでは恋人の恵(蒼井優)がやさしく笑いかけていたが……。




原作はとても面白かったのですが、
映像化される際、その原作の面白さの鍵となる
“ため?”がないのが気になりました。

小説では、読みてに次第に真実をつきつけて行く手法で
純一の苦悩や恐怖が、リアルに伝わったのですが
映像になると、その答えを最初からこっそり教えられた感じ?
言葉にするのは難しいのですが…^_^;

映画は、私のイメージとは少し異なっていました。
ただ、原作を意識せずに見るなら
ストーリー的には斬新で面白い作品でしたよ(^^)





テーマ : 読んだ本の紹介    ジャンル : 本・雑誌
 2014_08_13





東野圭吾さんの「ガリレオの苦悩」


本書「ガリレオの苦悩」は、
ガリレオシリーズ第4弾にあたります。

『探偵ガリレオ』
『予知夢』
『容疑者Xの献身』
『ガリレオの苦悩』
『聖女の救済』
『真夏の方程式』
『虚像の道化師 ガリレオ7』
『禁断の魔術 ガリレオ8』

の順で出版されており
全てがTVドラマ、もしくは映画化されているという
大人気シリーズです!!


本作品は、5話の短編連作です。

第一章『落下る』
 アイデアがあるなら試せばいい。価値のない実験なんかない

第二章『操縦る』
 人の心も科学です。とてつもなく奥深い

第三章『密室る』
 人間が生み出した謎を解くには、
 人間のことを知っておく必要がある

第四章『指標す』
 神秘的なものを否定するのが科学の目的じゃない

第五章『攪乱す』
 魔法なんてものは、この世に存在しない


湯川の頭脳に挑戦してくる犯人たち

“科学を殺人の道具に使う人間は許さない_絶対に”
                  ~帯紙より~


ガリレオの苦悩

内容(「BOOK」データベースより)

“悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。

そこには、連続殺人の犯行予告と、
帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が
記されていた。

湯川を標的とする犯人の狙いは何か?

常識を超えた恐るべき殺人方法とは?

邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、
大人気シリーズ第四弾。



ガリレオ2 ドラマ版

ガリレオ ドラマ2

解説(「TSUTAYA」より)

東野圭吾原作小説を実写化した
福山雅治主演のフジテレビ系ドラマ第2シーズン。

容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能な
帝都大学理工学部物理学科の准教授、湯川学。

新人刑事の岸谷美砂とともに、
超常現象に近い不可解な事件を解明していく。




本書からは、『密室る』『指標す』『攪乱す』が、
ガリレオ2で放送された。



ガリレオφ(エピソードゼロ)ドラマ版

ガリレオ0

解説(「TSUTAYA」より)

密室事件を追う刑事の草薙が母校を訪れ、
同級生の助教授・湯川に協力を依頼する。

現在の事件と学生時代の事件を平行して描く、
福山雅治主演のフジテレビ系ドラマ『ガリレオ』の
スペシャル版。

若かりし湯川を三浦春馬が演じる。



ガリレオφ スペシャルドラマ版で
本書の『落下る』『操縦る』が放送された。


春馬君演じる若き日の湯川
正しく湯川でした。
ハマり役でしたね(^_-)-☆


「ガリレオの苦悩」には、岸谷美砂は登場しません。
内海薫の役を、ドラマでは岸谷美砂が演じている。
やっと原作に登場した薫でしたが
ドラマでは美砂に変更されてしまった…。

シリーズ2なので、飽きないようにキャストを変えたのかしら?





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 2014_07_22




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