「春雷抄 風の市兵衛 ⑪」



辻堂魁さんの「春雷抄 風の市兵衛 ⑪」


辻堂魁さんの『風の市兵衛シリーズ』は
『そろばん侍 風の市兵衛』と題し、
NHK総合「土曜時代ドラマ」枠で先月まで放送
3回を1部とした3部構成で(全9回)
第1部「春の風」、第2部「雷神」、第3部「帰り船」を観て
面白かったので本書を読みましたが
ドラマの原作ではなかったです…
ドラマの原作は風の市兵衛シリーズの1巻~3巻
私が読んだ本書はなんと11巻
(またやってしまった…^_^;)
でも物語が一巻ごと読み切りなので
11巻から読でも大丈夫でした(^_^)v
読みながらドラマの出演者が浮かんできたので
倍楽しめたかも(^^)


春雷抄11


渡り用人・唐木市兵衛は、
知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。
依頼主は江戸東郊の名主で、
失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。
一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が
掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。
江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。
やがて二つの探索が絡み合った時、
代官地を揺るがす悪の構図が浮上する…。



『夫を、父を想う母子のため、
市兵衛、代官地を奔る!』
~帯紙より~


辻堂魁さんの本を読むのは初めてです
だからなのか物語の世界に入り込むまで
少々時間がかかりました^_^;
登場人物の会話の途中で
いきなり!?背景・状況描写があり
物語りが切れてしまった感が…
でも読み進めるうちにコツがつかめてきたので
それからはちゃんと物語の世界に入り込め
最後まで楽しんで読めました。
市兵衛の登場シーンはすべて向井理さんが浮かんでくるので
すごく得した気分になれましたよ(^_-)-☆


テーマ: 最近読んだ本 | ジャンル: 本・雑誌

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する