「隠密 奥右筆秘帳(七)」「刃傷 奥右筆秘帳(八)」
2015/05/22 (Fri) 00:30
上田秀人さんの「隠密 奥右筆秘帳(七)」
『幕政の実力者松平定信を敵に回した併右衛門は、
将軍謀殺をはかる黒幕に迫れるか?』
※以下、多少ネタバレ有!これから読む方はスルーして下さいね^_^;
内容(「背表紙」より)
一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した立花併右衛門。
だが愛娘瑞紀は、なんと縁談相手の旗本家に掠われてしまう。
それでも定信は、将軍家斉の暗殺未遂事件の黒幕探しを
併右衛門にあえて依頼する。
併右衛門をかばい手裏剣を肩に受けた衛悟に殺到する刺客たち。
「刃傷 奥右筆秘帳(八)」
『衛悟を立花家の、愛娘瑞紀の婿に迎えよう。
そう決意した併右衛門に、まさかの切腹の危機が!』
『殿中法度の罠から脱出なるか』
―帯紙より―
内容(「背表紙」より)
「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で
突然、刺客に斬りつけられた併右衛門は、
脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらしてしまう。
殿中法度にふれた咎で、目付に捕らわれ、切腹、
お家断絶まで覚悟する併右衛門。
筆で生きてきた奥右筆に、危難から脱出する秘策はあるのか!?
併右衛門と衛悟を狙う輩がどんどん増えていく?
衛悟が律義屋で知り合った願人坊主の覚蝉までもが敵に…?
殿中で伊賀者に襲われた併右衛門
身を守る為にとっさに抜いた脇差の鞘を曲者に割られ
白刃をさらしたことで目付の取り調べを受けることに。
お広敷伊賀伊賀者は執念深く併右衛門を狙い続け
ついに瑞紀にまで刃を向けた!
冥府防人の助けで事なきを得るが…
冥府防人は衛悟に『立ち合え!』と迫る!
でも冥府防人には、衛悟達が窮地に陥った際
何度か助けてもらっていて…よくわからない人だなぁ(?_?)
やっと衛悟と瑞紀の縁組が決まったというのに
二人の前には、まだまだ一波乱も二波乱もありそうです(>_<)