「潮鳴り」



葉室麟さんの「潮鳴り」


『蜩ノ記』の感動から二年。
豊後・羽根藩を舞台に〈再起〉を描く入魂作!

どん底を、なお生きてこそ――
落ちた花を再び咲かすことはできるのか?
襤褸蔵と呼ばれるまでに堕ちた男の不屈の生き様。
~『帯紙』より~


潮鳴り

俊英と謳われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、
役目をしくじりお役御免、
いまや“襤褸蔵”と呼ばれる無頼暮らし。
ある日、家督を譲った弟が切腹。
遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。
弟を救えなかった櫂蔵は、死の際まで己を苛む。
直後、なぜか藩から出仕を促された櫂蔵は、
弟の無念を晴らすべく城に上がるが…。


葉室さんの作品を読むのは本書で3作目ですが
3作目にして葉室作品に嵌まってしまった私
(遅すぎる!?)


「潮鳴り」の後半部分を読みながら
泣きそうになってしまい
電車で読んでいたのでかなり焦りました^_^;


“襤褸蔵”と呼ばれていた男が
どうやって再起していくのか…!?

実の弟新吾郎の無念の死
何故弟が切腹しなければならなかったのか
櫂蔵はお芳や同僚の仲間たちに支えられ
事の真相を探っていくのだけれど
さらなる災難が櫂蔵を襲う

お芳や継母染子の凛とした姿と
そして弟新吾郎の真っ直ぐな生きざまが
“襤褸蔵”と呼ばれた櫂蔵を変え
再び花開かせることになるのだが…

とても心に響く作品でした。


以前観た葉室さん原作の映画『蜩の記』
とても感動したのを覚えていますが
実は原作は未読で…^_^;
今更ながら原作を読みたくなりました。
登場人物の心情がどう描かれているのか
今から読むのが楽しみです。



テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
 2017_12_19


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


09  « 2018_10 »  11

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

検索フォーム

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

最新トラックバック

QRコード

QR




PAGE
TOP.